Tiny Happy Days

タイニー・ハッピー・デイズ。ささやかだけど幸せな日々。
そして日々を彩ってくれる音楽や文具などなど。

【音】Dando Shaft

2006-10-20 23:47:38 | 音楽
激務中も朝晩の通勤タイムは、iPodで音楽を聴き気分転換をしていました。
とはいっても、帰りはほとんど電車の中で爆睡してましたが。

いろんな意味で疲れていたので、ここ2週間ばかりはクリムゾンをちょっとお休みしてブリティッシュ・フォーク系の音を聴いていました。
そんな中で、意外な拾い物だったのが、Dando Shaft(ダンドゥ・シャフト)です。

このグループの2枚目のアルバムは、Keef(キーフ)によるジャケットで有名です。廃墟となった遊園地のメリーゴーランドですが、馬がまるで生きているように描かれています。
個人的には、ピンクフロイドのジャケットでおなじみのヒプノシスや、イエスのジャケットを手がけたロジャー・ディーンよりも、キーフの日常のようで非日常的なジャケットが好きです。

キーフによるジャケットと、オリジナル盤が英NEONというレーベルから発売だったため、プログレファンに注目されたダンドゥ・シャフトですが(自分もその一人)、中身はマンドリンやフィドルを多用した素朴なブリティッシュ・フォークで、プログレ的なところはまったくありません。アコギと男性ボーカルがメインのデビューアルバムのほうが、まだプログレ的なところがあります。

このアルバムの良さは、曲の良さに尽きるような気がします。
ブリティッシュ・フォークの大きな魅力のひとつである透明感のある女性ボーカルも入ってますが、男性ボーカルの曲が気に入りました。フィドルもいい調子です。
「キーフ」をキーワードに聴いたアルバムですが、予想とはまったく違う特徴で愛聴することになりました。これも音楽の醍醐味です。

さあ、明日も会社だ!