震災以降、重たい報道ばかりなので、息抜き出来ればと思い、の写真をUPします。
今日は&気温が低く、空気が澄んでいて、富士山がクッキリと見えました。
本来なら、電車で行く場所ですが、計画停電に伴う運行状況で、から13キロはなれた所へ自転車で行くことになりました。
目的地へ行く途中に川を渡るのですが、橋から富士山が見えるのでを撮ってみました。
同じ場所での退きの写真、感動的な光景なのですが、肉眼で観るのとは感覚的に違います
写真の難しさを痛感しました。
こちらは自宅近くの写真ですが、中心部の奥に富士山が有ります。
この場に居ると、住宅街から突然富士山が見えてくる光景で、この間隔を写真で伝える技術は、残念ながら私には有りませんが、とりあえずUPします。
日が経つにつれ、被害状況が明確化し、世界的な震災であることが報道されている中、被災者でない方も先が見えない状況ですが、何かしたいと思い、お粗末な写真ですが、撮ってみました。
ちなみに、関東の郊外では、計画停電で停電続きで、コピー機(FAX、プリンターの複合機)、電話、インターネットが使えず、仕事が思うようにはかどりません。
また、職種柄、移動が多いのですが、移動もままならず、時間と経費を浪費するばかりで、ストレスは臨界点に達していますが、状況的に個人ではどうにもならないのは判っているのですが、どうにもならないこと、自分の無力さが痛いです。
最近の電力不足について、電気のエンジニアとして、提唱出来ることは以下の通りです。
発電所は、時間によって稼動することは出来ないので、昼夜同じ消費量が理想的です。
昼間は仕事、夜間~早朝は自宅での電力消費が同等だと理想的です。
個人で出来る努力(50Hz圏)は、夜間(20時以降)~早朝(7時まで)は、炊事、洗濯、掃除など、生活に必要な電力を消費し、日中は経済的に必要な電力にまわす努力が出来れば、計画停電の範囲も、最小限で可能だと思います。
ちなみに、計画停電エリアを見て、体感してみると、1系統で、電力不足を解消出来る効果の高い、繁華街や、幹線道路沿いが対象となっています。
一人ひとりの努力で、計画停電のエリアから除外されるのも夢ではないので、一人ひとりが節電に気を付けることで、社会情勢が変わることが、夢では無いことが、この一週間で体感しました。
電気は貯めておけない(発電の仕組み上、融通が利かない)ので、朝から夜までは仕事用、夜から朝までは個人用の電力を使用するように工夫することで、電力不足を解消出来ると思います。
被災された方へは、私のブログなどは届きませんが、この場を借りて、「希望まで失わないで下さい」
私自身は、地震発生時刻は、錦糸町のとあるビルの7階で会議中でした。
非常に強い揺れでしたが、怪我も無く無事でしたが、古いビル同士は喧嘩しているし、電柱は折れそうなくらい揺れていて、古い建築物の密集地帯は非常に危険で、タイルや壁がはがれ落ちている所もあちこちに有り、とにかく道の真ん中を歩くようにして駅に向かいました。
駅に着くと非難した人であふれ、揺れる建物におびえる人もいて、明らかに大変な事態が起きたことを確信しました。
鉄道は全て運休しているので、バスで途中まで帰りましたが、その先は移動手段が無く、徒歩で自宅方面へ向かいましたが、ノートPCの入った鞄を持って18km歩きましたが、力尽きて駅舎で一晩明かすことになりました。
PCから携帯電話にケーブルをつないでワンセグを見て、徐々に震災の規模がわかってきましたが、「これからどうなるんだろう?」と不安だけがつのりましたが、日本は何度でも立ち上がってきているから大丈夫と気持ちをきりかえるしかありませんでした。
こんな状況でも救われたのは、奥さんとメールで安否が確認できたこと、娘と電話で無事を確認出来たこと、隣のお宅で娘を預かってもらうことが確認出来たことが、何よりの救いでした。
外気はとても寒く、とても不安な一夜でしたが、朝6時に鉄道が運転再開したので、電車に座れた瞬間に、それまでの張り詰めた気持ちが解けてホッとしました。
週明けからの仕事のことは、交通機関が機能しなければ、仕方がないと腹を決め、とにかく週明けの仕事の段取りをして、次に生活のこのとが目処がついたので、そしてこの状況で私にできることは?・・・・・・
節電、
そして食料、燃料、生活必需品の買いあさりをしないことが今出来ること。
KOKIAさんの「私にできること」という曲は、中越地震で被災したかたからのメールで出来た曲で、唄うことが出来る人は唄で、私には省エネしか出来無いけど、やらないよりマシ、が出てれば太陽光発電で余剰電力を供給出来る(電力系統が遮断しなければ)、他に何か出来るか模索中ですが、何かしたいという気持ちが有るだけで、何も出来ないのがとても歯がゆいです。
今日の10頃に仙台に居る知人にようやく連絡することが出来て、声を聞けたのですが、ライフラインが全て遮断していて、非常につらい状況、しかも強盗横行していて、非常に治安が悪いと言っていました。
報道では被災地の酷さが大半を占めていますが、いま生きている人状況をもっと報道して、生きていく上で必要な、衣食住の寄付と輸送手段、生理的に衛生面を維持出来る手段を、政府がメディアを利用して、もっと真剣に模索するべきだと思います。
そんなモヤモヤした気持ちをリフレッシュするつもりで近所の土手を散歩したところ、春の芽吹きを見ながら、あ!これも私にできること?とおもい菜の花を摘んで来ました。
私の育てているノラボウと似ている、他にもコマツナのようにギザギザの無い丸い葉の菜花の蕾を摘んで来ました。
わずかな時間でしたが、一握り分を頂いて、夕飯におひたしにして、めんつゆと塩ポン酢をブレンドしたドレッシングと削り節をふりかけて美味しくいただきました。
今日の夕飯は、作り置きの野菜のトマトスープ煮とぬか漬けで、質素ながらもお腹一杯食べれたことに感謝し、明日からの食材を奥さんと相談中です
先程も、富士で地震が起きて、地震が西側へ移動しているような雰囲気もあり、今後は何が起きるか判らない状況で、とにかく水があれば人間は一週間は生きられるらしいので、水の確保はしっかりしてあるので、しばらくは予想されるリスクを最小限に抑える予防処置が、しばらく続くでしょう。
そういえば、阪神大震災直後は、防災グッズが飛ぶように売れたのが、記憶から蘇ってきましたが、災害は忘れた頃にやってくるといわれましたが、災害と日常生活は紙一重で、何時起きてもおかしくないと、思わされた災害でした。
明日は、電車も動くようなので、久しぶりの出勤となりそうです