久々の投稿です。今更ですが、クリスマス…
最近は毎年のことですが、またしても、今年もバタバタのクリスマスでした。
23日の野外ライヴは、これまで毎年参加させていただき、ここ3年ほどは、教会のワーシップチームと、私のバンドとの2ステージを受け持ってきました。
今年は、さらにその所属教会チームが、「クワイヤー」(聖歌隊の合唱のような感じ)と「ワーシップバンド」(コンテンポラリーな賛美歌をバンドをバックに歌う)に分かれ、
私はその両方に、アドバイザーのような役割で参加していたので、ものすごいことになっていましたが…
今年は、これまでの中で最高に充足感あり、いい演奏ができたと自画自賛ですが、感じます。
私自身も、チームも、すっごく成長してるな~と感じます。嬉しい♪
ほんとに、この季節、毎年ハードな部活のような日々ですが、ここまでやってきてよかった。
普段はプロのミュージシャンとの演奏に、本番前に、リハ1回が普通。
しかし、アマチュアのメンバーは、練習を重ねまくって上達していくので、いつもギリギリになって、これでもかとリハをやりまくり、私も一緒になってやります。
完成形が彼方に見えてきたあたりからが、いよいよTAKAMIの出番だもんね。
キメやエンディング、私の持ってる引き出しの中から、「コレでいこう!」って決めて、それをメンバーで練習する、最終段階が、ものすごく楽しい。
みんな、へろへろ、ヨレヨレなんだけど、それでもやる。
ちょっと、やりすぎだろ?!
翌日のクリスマスイブの「燭火礼拝」には、ダウンして欠席の人が何人かいました。
もう23日で精魂尽き果てた…んだね。
ほんとにお疲れさまでした。
私は元気なのですが、その代わり、我が家が荒れ果てて病んでます(-_-;)
燭火礼拝とは、イブの夜に、キャンドルの灯りで、イエス・キリストの生誕ストーリーを聖書の中から選んで小冊子にまとめたものを、順番に読みながら、賛美歌を歌う…ことを繰り返し、最後に牧師先生の説教があります。
途中で「特別賛美」として、私がアレンジした曲をクワイヤーが演奏しました。
今回は「羊飼いとして」と題して、加藤牧師先生の力のこもった、本当に素晴らしい説教をお聞かせいただきました。
キリスト降誕当時の「羊飼い」という職業は、身分的に最下層の人たち、さらには、前科者…
ハイジの物語の羊飼いペーターのイメージとは全く異なります。
キリストは、家畜小屋で生まれ、最下層の人たちへ、最初の「救い主の誕生」の知らせがもたらされた。
キリストは、人間の世界の底辺に降誕して、すべての人を救うために十字架に死んだ。
羊飼いは前科者たち…という牧師先生の言葉を聞いて、3年前の12月9日のことが突然蘇りました。
私のところにヴォーカルのレッスンに来ていた鈴木さんを、その日、見送りました。
彼は「前科者」でした。その日まで知らなかった。
彼はその前日に洗礼を受けました。彼は「間に合いたい」と救いを求めていました。
その日、苦しみの中にある鈴木さんの付き添いをしながら彼がこの部屋を出て行くための荷物の整理をしていたとき、どこからともなく「きよしこの夜」がはっきりと聞こえてきました。
不思議な音色だった。鈴木さんに「聞こえる?」って聞けばよかったな。
彼にもきっと聞こえていただろうな。いや、鈴木さんが聴いている音楽が音楽が私にも聞こえたんだろうな。
不思議な体験だったけど、なんで今ここで「きよしこの夜」なんだろう…って、あまり気にもとめてなかった。
厳かな気持ちで礼拝を終えた後、お汁粉をいただいて、殺伐と荒れ果てた家に帰ってきたけれど…ここも底辺…だけど、あたたかく護られてる感じがじわんと心に広がっていきました。
Takは礼拝の途中から塾に出かけていき、帰ってきてからじーちゃんがデリバリーしてくれた「一鶴」の親と、勤務先のスーパーで、先輩が作ったカットフルーツと、チョコバナナ…という、めっちゃ適当なディナー(^_^;)
年末の喧騒はまだまだ続く!!
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