WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

3/5 啓蟄LIVE at ラ・フォンテーヌ

2016-03-12 | アーティスト魂



カガワ写真館 「ウクレレゆうちゃん」ご提供



先日、高松市亀井町のショットバー「ラ・フォンテーヌ」さんにお招きいただき、「TAKAMI & SYO Michael」でLIVEやらせていただきました。
この日は4組出演され(といっても私たち以外はみなさんお一人の弾き語り)
それぞれ個性溢れる素晴らしい演奏で、いろんな意味でインスパイアされました。


あまりにもいろいろ感じたことあるのですが、まずは自分のLIVEから。


この日は「啓蟄」(けいちつ)
二十四節気のひとつで、土の中で冬眠していた虫や生き物たちが、生命活動をはじめる時期です。

私はLIVEをやり始めたときから「季節」をとっても大切に考えていて、
俳句に季語があるように、私のつくる歌には、どれにも「季節」があるのです。
これが、実は困りもの、、、
「この時期にしか歌えない」ものばかり。

「The End Of Summer」なんていう歌があるのですが、これはもう、ものすごく好きな歌なのですが、夏の終わりにしか歌えんやんか!!

「明日から秋の靴に履き替えて歩いていく君のために 繋いだ手をそっと離そう…」


と、まあ、それはさておき、「啓蟄」にふさわしい5曲を選曲しました。

蘇州夜曲       君が手折りし桃の花
川のほとり      だんだん陽が延びる季節でよかったね
野草は雑草     だれっちゃ見とらんとこで咲き だれっちゃ知らんとこで散る
かあさんの歌    根雪も融けりゃもうすぐ春だで 畑がまってるよ
ジョニーへの伝言  犀は投げられた もう出かけるわ

春の、命のベクトルな選曲のつもり♪
楽しかった~~~
あまりにも楽しくて、喋りすぎてしまい、「アンコール」がお約束とも知らず、持ち時間オーバー…ご迷惑おかけしましたm(_ _)m
それでも喋り足りなかったことを、以下に記しておきます。

「啓蟄」とはいっても、虫の歌は登場しませんでした。虫の歌、一応捜してみたけど、なかったんじゃわ~~~
「赤とんぼ」とか「虫の声」とか、秋の歌しか思い出せなかった。

ところが
「手の平を太陽に」
コレがあったな! と、翌朝になって思い出しました。
これ、みんなで歌えばよかったな~~~~
啓蟄にぴったりじゃん!!
きっとSYOさんがめっちゃJAZZYにアレンジしてくれるに違いありません!!!
次回やります♪♪♪

ちなみにSYOさんは、この日、ピアノソロで「パフ」を演奏してくださいました。
「ラフォン」のような、フォーク系、ギター&ヴォーカル系のLIVEに参入するのは初めてなので、何をピアノソロで弾こうか…といろいろ考えた模様。
SYOさんは、曲さえ決まれば、ピアノソロは楽譜もなく「気分」に任せて弾きます。
これがSYOさんの真骨頂。
アカデミックなところを全く通過していなくて、縄文人が「ピアノ」というオモチャを天衣無縫に操る…という感じ。これがたまらん!

アカデミック系TAKAMIと致しましては、天衣無縫SYOさんとのデュオをどうやって成立させるか…ということに関してはまた別のおはなし(*^_^*)


さあ、これから、虫や動物たちも活動を始め、わたしたちミュージシャンの「中央公園ランチセッション」もおもむろに活動を始めますよ~~~!!

ウクレレゆうちゃん、 オカリナようちゃん、ピアニカSYOちゃん
などなどにサポートいただき、ヴォーカルも数名控えております。
私たち、高松セントラルパークの名物になることを目指しとります\(^o^)/
ただのランチセッションじゃなく、タダモノじゃないセッションを目指しとるのであります!!
神出鬼没ですが、ゼヒお天気のいい日は皆さんも公園でランチを!
きっと私たちののどかで素敵なセッションが聴けますよ♪♪



さて。あとのお三方ですが、(以下の画像はサイモンさんご提供)




トップは橋本竜太さん。

初対面です。お話しできずに残念でした。
私の知ってる曲は、「アンパンマンのマーチ」だけでした。
私も、ファミリーコンサートや、高知のホテルなど、子供さんのいる場面で何度もうたってきましたが、
大人限定のこの場所で、個性あるアレンジをされていて、とても爽やかでした。
思わず一緒に歌ってしまった!




章子さん

西讃方面で活動されているピアノ&ヴォーカルの方です。
数年前から、ブログやYouTubeで存じていましたが、生で聴いたのは初めて。
香川でピアノで弾き語りをされているメジャーな方は、私は章子さんしか知りません。
なので、お会いできてとっても嬉しかったです。
キュートでぴゅあで、繊細で、透明で、切なくて…いろんなものを持っていらっしゃるのは、山あり谷ありの人生の昇華なのだろうなあ。




最後は、ラフォンの看板ミュージシャンともいえる、大御所サイモンさん。

さすが、このお店で100回以上のステージを重ねてきただけあって、
瞬時にお客さまの空気を体で察知して、歌でぐいぐいと世界をつくって引き込んでいくテクニックは、さすが!
ご本人はきっと無意識なことでしょうけど、それほど、自然で且つ説得力ありまくり。


こんなふうに、タイプの違うミュージシャンのライヴをいちどに聴けるっていいなあ。
私は日ごろはジャズの地元ミュージシャンの方たちにサポートしていただいて歌っているので、
それ以外のジャンルの方とはほとんど接点がありません。それって悲しいよね。ジャンルで区切られてるって。
ステージで演奏することをやっている人たちは、みなさん、それぞれ、自分のそれまでの人生を「音楽」にして表現しているのです。
過程や度合いにはそれぞれ違いがあっても「生みの苦しみ」を通過して表現の場に立つのです。
「伝えるため」にです。

それはとても尊いことだと感じ、私も、表現者の端くれとして、これからも一生懸命やらせていただきます。



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