WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

お花見 最終回

2009-04-13 | 人生妙なり
お花見最終回

画像ナシです。
デジカメ持っていくの忘れた。
携帯はバッテリー切れた。

母から突然日曜日に花見にいこうとのメール。しかも、時間がないので、夕方から。

うぇ~~っ、もう終わってるよ、桜。
でも、それでもとにかく、美味しいお花見弁当を持って、この季節のイベントを家族でやりたいのだという「召集」であります。


でっ、玉藻公園

高松市街地の高松城址のコンパクトな広場のようなところです。
平成16年の台風の水害で、海の傍のこの公園の桜は、根が海水に浸かってしまって、咲かなくなったときいてきます。
新しい若い桜も植えられて、これから成長するところ。
高松の街も、若い桜にあやかって衰退しないでがんばってほしい!

お花見弁当は、仕事の帰りに「三越」で調達しました。
昨年、母が料亭の花見弁当5人分1万円をぽぉ~ん!と気前よく出してくれたので、
私もそれに準ずる、○○家季節イベントにふさわしい?お弁当を買わなくては(^_^;)

このお弁当の画像を撮りたかったよ(T_T)

オトナは、3段重ねの春爛漫弁当。Takは、竹で編んだ蓋付きの籠に入ったきれいなおむすび弁当。
それに、母が作った地物のタコときゅうりの酢の物や、筍の煮物…

ああ…豪華だ。

まあいろいろと母とは確執があるし、価値観も全く違うのでありますが、それでもこーやって、両親共に元気で、土日、私が仕事のときは、シブシブでも恩着せがましくでもなんでも、とりあえずTakのめんどうみてくれる。
美味しいお惣菜を作ってくれる。
なによりも、元気で、今でも娘や孫にガミガミ言っているってことは、ありがたいことと思います。
ワタクシの母は、孫のTakにもガミガミ怒りまくるのです。
掛け算の筆算をさっぱり忘れているといって、もぉ~~「おまへはアホか!」と、けちょんけちょんに叱りまくるのです。私でもそこまで言わないよ(-_-;)

ガミガミ言う親に対してとんがってプンプンしてられるって、きっと幸せなことなんだよね。
昨年母が入院して、病院のベッドに力なく横になっているところを見たとき、
やっぱり、ガミガミくどくどでもいいから元気になってほしいと思ったもんね。

あっそうそう、それで、お花見弁当代は、結局私が超ビンボーとわかってる母が払ってくれたのであります。とほほほ、、、、


さて、今日は画像がないので、私の大好きな、奥村土牛画伯の「吉野」を調達してきましたので、ご紹介したいと思います。
高校の頃、「院展」でこの絵を見て、感動して、私は開催期間中に何度もひとりで見に訪れました。
実際の風景は見たことがありません。
でも、吉野山の桜はこんなふうに、山並み一面雲海と混ざり合った花霞になるんだなあ…って、
この絵の前に立つと、なんだか魂が絵の中に吸い込まれて鳥のように山から山へ飛んでいるような気分になったものです。



Comments (9)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春…春…春… | TOP | レッスンのことなど… »
最新の画像もっと見る

9 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
吉野 (おゆき)
2009-04-13 14:03:16
いい絵ですね~って、絵画に知識はないのですが
ずっと見ていたい・・そんな感じの絵ですね。

カメラ・・忘れましたかぁ~
私もよくやります。
お互い歳だもんね

来年もまた 同じように
花見が出来るといいな・・と感じる
今日この頃。。。。。
がんばろうっと、
返信する
 (TAKAMI)
2009-04-13 20:33:53
♪おゆき
いい絵でしょぉ~~
私は、高校のとき、「ゲーセン」(芸術専攻)というクラスで、美術担当の先生が引率して、「院展」に連れていって下さったのです。
私も、絵のことはホントにさっぱりわかりませんが、ホンモノのこの絵の前に立ったとき、いつまでも眺めていたい、、、と思いました。
開催期間中何度も見にいきましたが、今はどこに展示されてるんだろうなあ、、、
ホンモノはやっぱり、スゴイよ。
土牛画伯は101歳で召されましたが、100歳で絵筆を持って、富士を描いていらっしゃるところをTVでやっていた記憶があります。
生涯現役の権化であります。

お花見ね、毎年同じようにできるっていうのは、幸せの継続だと思う、、、
返信する
吉野の桜 (さざえ)
2009-04-14 10:18:07
是非一度生で見て頂きたいです。
綺麗とか、豪華とか、そーんな言葉ではとても言い表せません。
人間の小ささと、自然の大きさに身震いする感じです。
桜だけの花見で感じる綺麗さ、たおやかさとは違う、なんて言ったらいいんだろう、命の尊さを見せつけられるような・・・
あー言い表せてない!!
とにかく、一度見て~
返信する
生・吉野の桜 (o-kazu)
2009-04-14 12:50:55
さざえはんは見たのね、その目で・・・
生きてるうちに一度は見てみたいリストに加えます(笑)

で、TAKAMIさんの大好きな奥村土牛画伯の「吉野」
これなら見れる可能性大!!!
検索しましたよ、見つけましたよ(^_^)v
山種美術館(東京都千代田区)所蔵
5月17日まで展示中
詳しくは→http://www.yamatane-museum.or.jp/exh_current.html
返信する
 (TAKAMI)
2009-04-14 18:09:56
♪さざえはん
うんうん、私も死ぬまでに一度は見たいと思ってるのよね。
タイミングが難しいわ。
それと、いったいどこに行けばいいのやら全然わからないんだけど、すごい人でごったがえしていると聞いたこともあります。
なんか、穴場なスポットとかあるのかしら?
奈良時代とか、平安時代とかにタイムスリップしてこころゆくまで見たいもんです(^_^;)

♪o-kazuちゃん
おおおぉぉ~~~
東京で桜の展覧会やってるのね。
いいな~いいな~~
私が東京に住んでたら絶対いくわ!!
土牛の「醍醐」も素晴しいらしいけど、実物は見たことないのよね~~
絵はいいわ。
私も絵のことはわからないけど、好きなものは好き…でよいのだと思ってます(^_^;)
音楽を聴くのとちがって、純粋に「鑑賞」できるところもいいわ~
返信する
Unknown (macoto)
2009-04-14 18:45:45
奥村土牛画伯ですか。 淡ーい色使いがなんとも心地よい作品ですね。
私もこんな見る人がホッとする様な写真撮ってみたいです。
ちなみに私は、何時もカメラは3台持ち歩いています(^^ゞ
返信する
 (TAKAMI)
2009-04-15 09:10:15
♪macotoさん
お疲れ様です。
macotoさんの写真のファンの私としては、
ぜひ、吉野の桜、いつか撮ってほしい~~~
公渕公園の枝垂桜の写真も好きだし、その他のお花も、いつも楽しく、驚きと感動をもって拝見してます。
macotoさんの作品は、ひとつひとつ、すごく印象が深いです。
カメラを常に3台とはスゴイ!
○十肩や、腱鞘炎にならないようにねーーー(^_^;)
返信する
素敵な絵! (ゆりあ)
2009-04-15 12:35:38
体ごと、ぐぅわ~~んっと引き込まれそうな
すてきな絵ですね!

日本人なら誰もが持ってる心の桜。
夢の中でお花見してるような気分になりました。

魂を揺さぶられました。
ありがとう。
返信する
 (TAKAMI)
2009-04-16 08:04:34
♪ゆりあさん
この絵は、画伯88歳のときの作品で、私が高校時代、ちょうどヘルマン・ヘッセが大好きでハマりまくっていた頃に出会ったのです。
芸術は、歳を越え、時代を超えますね。
高松市立美術館では、明日から加山又造展が開かれます。
代表的な作品が殆ど展示されるようです。
ご両親とご一緒にいかがでしょうか?

画伯の作品で私が大好きなのはコレ。
http://www.haizara.net/~shimirin/blog/akiko/entries/nikki/20090129163343.files/kayama-2.JPG


返信する

post a comment

Recent Entries | 人生妙なり