WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

クリスマス・ストリートライヴ

2015-11-25 | アーティスト魂





(続きのつもり)


今年もやってきました。クリスマス。アドベント。

私は、高松に帰ってきて間もなく、教会に行くようになったころから、このストリートライヴに初回からかかわってきました。
今年で7年目。すごいな…7年って、、、、
洗礼受けたのは3年前なので、それ以前にも3年もやってたんだ。

このライヴの主旨は、
「クリスマスには、教会へいきましょう」そこで、クリスマスの本当の意味を味わいましょう…というものです。
教会員の方が、道行く人たちに、教会からのメッセージのリーフレットにお菓子などを添えて、配ります。

日本人は、子どもが生まれたらお宮参りをし、初詣は、神社でもお寺でもOK。結婚式は今ではキリスト式が主流、でもお葬式は仏式。
こんなフレキシブルな?民族、私は純朴で素直で、信心深く、素晴らしいと感じています。
なので、せっかくのクリスマス、教会で静かに厳かに「世界の救い主」に思いを馳せる時間も過ごせたらいいのになと思います。


ストリートライヴは、教会のワーシップチーム以外に、SYOさんとのデュオや、時にはベーシストに加わっていただいての3人でのステージ…と、毎年2ステージを演奏しています。
このワーシップチームのリハのために、毎年クリスマス前はものすごく忙しく、
部屋は荒れ果て、教会に行くようになってから、世間一般のクリスマスらしいクリスマス?を過ごしたことがありまん。
「クリスマス・ディナー」とかは、全く別世界。

SYOさんは、毎年クリスマスにはフレンチのレストランのディナーライヴでピアニストやってるし、
私も一度はいってみたいけど、高くていけないよ~~(T_T)
SYOさんと私は、別々の教会に所属しているし、なので、一緒にクリスマスをお祝いしたこともありません。


クリスマスイヴには、どこの教会も「燭火礼拝」といって、教会でキャンドル礼拝があります。
それの準備もあり、私はもちろん音楽担当で、この日の演奏のために譜面を書いたり、練習をしたり…ということもあり、
クリスマスって、イエスさまの降誕を祝うために、教会ではみんなそれぞれの役割をいただき、心を合わせて奉仕をする…みたいな、特別な期間な感じです。


私は、教会の音楽の奉仕がものすごく楽しいのです。
時には「ここまでやるんかい!」っていうほど時間的、体力的限界に近いこともあるけど、ヤだなと思ったことはありません。
「ここまでやるんかい!」は、自分の音楽活動でも日常やってるし(^_^;)
その分、達成感、充足感ありまくり、満たされまくりです。
私はそのために生きているような気さえしてきます。


教会には、「クワイヤー」(聖歌隊)と、ワーシップチーム(バンド)があり、私は、その両方に携わっています。
音楽的にプロとしての立場から、アドバイスやサポートなどなど。
アマチュアの人たちの練習から本番までの過程って、当たり前だけどプロとは全然違います。
「部活」なのです。
最初の頃はこれには戸惑いました。

普通、私たちプロは、本番前にリハ(リハーサル=練習)、多くても3回、新曲など特別事項がないときは1回。
あとは個人練習。
ところが、アマチュアの方たちは「個人練習」というものは殆どなく、リハの回数を重ねることで音楽をつくっていきます。
その過程や時間そのものが、メンバーそれぞれにとって大切で、楽しく充実したひととき…なのです。
楽譜はあるけどほとんど使わず、憶えまくる( ̄□ ̄;)!!
すごい体育会系バンドな世界。
でも、初心に帰るのとあわせて、私がこれまで経験してきたことを生かして、伝え、一緒に音楽を高めていく楽しさを味わえる。

書き始めると際限なく、いくらでも書きまくりそうなので、このお話はこれにて〆ます。

またの機会に。



イエス様が生まれた家畜小屋の飾り


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「マエストロ」観た… | TOP | 八十八庵 猪肉打ち込みうどん »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | アーティスト魂