今日は冒頭画像にふさわしいものが全くないので 去年の10月の空
1年前の、緊急事態宣言の頃、高松はとても静かだった。
私もレッスンをいったん中止して、収入が激減したぶん、SYOさんの家…今後は多肥(たひ)宅と書きます…で暮らして、
節約生活しながら、庭の手入れのお手伝いをするようになった。
SYOさんは「創造」私は「草抜き」。
全くのぺーぺーの私がSYOさんにご指示を仰いだところ、
「砂利を敷いてあるところに、砂利以外の何もないようにしてほしい」と。
なるほど、砂利は人が歩くところ。
雑草も枯葉もない状態。
当時はそれが普通にできていた。2日で家の周り一周。それでできていた。これからもSYOさんの家の周りを公転し続ければいい。わりと無になれて好きだった。
無心にカタバミを根こそぎ抜くのが好きだったなぁ。
あれから1年。
SYOさんの庭の木は私にはどうしても手に負えないので、ご近所の迷惑にならないよう、すべて切って貰った。もう庭はなくなった。
1年分ごっそり落ちた枯葉やどんぐりも片づけられないまま、1年が過ぎた。
やっと少しずつ草抜きにも着手できる状況になってきたので、
今日は早起きして砂利部分の草抜きにとりかかった。
砂利は雑草の遊び場と化していて、伸び伸びと楽しそうだ。
「砂利以外何もないように」はもはや無理だ。
雑草はなんとかなる。
しかし砂利の中にハマっている大量の落ち葉や小枝ををひとつひとつ完璧に取り除くことはもはやできない。
…いや、膨大な時間をかけて根気よくやればできるか…。
1日2㎡からでもやれば、、もう新たな落ち葉は落ちてこないんだし。
そう思って小さな枯葉や小枝も取り除いていけばいいか…と初めは気を取り直してとりかかった。
SYOさんはずっとひとりでやってたんだから。
2時間でこれだけ
…が、これではマズイ。
やはり「テーマ別」でいこう。
大塚美術館も次回から「テーマ別」ていくつもりだ。
まずは、今日は放射状に葉を広げているヤツ。オオバコ系?? なんか私ヘンなこと言ってたらご指摘ください。
これがいちばん目立ってやぎろしい(見た目悪く邪魔)。しかし、まあまあ抜きやすい。
その傍にはびこっている「カタバミ」も根こそぎひっこ抜きたいんだけど、ここは我慢して、次回に取っておく。
最後に手作業で落ち葉をできる限りかき集める予定。
砂利に「がんじき」は、かなり厳しいものがある。
「がんじき」とは「くまで」なのだが、地方によって言い方が違うらしい。
多肥庭は、その名のとおり、砂利の下も腐葉土だ。
ここに雑草が生えない「根まで枯らす」除草剤、何も知らない私にぜひ教えてください。
私は、こんなことやりながら、一緒にいるときには気付きようもなかったSYOさんの心の奥底を垣間見ています。
こうしてSYOさんとの音楽的、プライベート的お付き合いは続いているのだなー、、、
スーパーの惣菜ランチ
午前中がおわって、いつもSYOさんと一緒にいっていた「マルナカ」にお昼を買いにいった。
迷わずロースカツ。これをグリルするとなかなか美味しいのだ。
それに、ウスターソース、ケチャップ、辛子、すりゴマ(ぐるぐるするヤツ)をお好みでやる。完璧だ。
缶ビールも飲んで、ちょっと原稿とか、お手紙とかいろいろ書いたりして、ピアノも弾いたりドラマも観たり…でっ、夕方からまた作業やった。
来週は「カタバミ」に挑む。