WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

たかが Birthday … されど

2014-08-22 | 人生妙なり



昨日54歳になりました~~~ヽ(^o^)丿

50歳のときほどの感慨はないな…
でも、着実に60への階段を昇っているという実感はあるな。

なにしろ、発表会前で、ものすごくタイトな日々だし、感慨に耽る暇もカネもなし!
誕生日の前日、市役所に、母子家庭の現況届けにいってきました。
午前中のパートがオフだったので、できれば、スッキリと生誕記念日を迎えたかったのです。
朝から、山積みになってる未決書類BOXを整理して、各種お支払いや、申告書類を揃え、いざ出陣。

母子家庭の現況届けとは、「アンタ、ほんとに真っ当な母子家庭をやっとんな? ちゃんと仕事しよるんな? 養育費はなんぼ貰いよんな?」ということを毎年申告して、
その生活に見合った児童扶養手当が支給されるというもの。
母子家庭は年々増え続けているし、児童扶養手当の受給目的で、偽装離婚する人もいる。
そんな中で、真っ当な母子家庭をやっている私は大手を振ってキッチリ申告にいくのですが、
なにしろ忙しく、締め切り過ぎての登庁となってしましました。
ついでに各種税金やら保険料を納めてまいりました。
スッカラカ~~ン!!になりました。気持ちいいほど。
自分がどの立ち位置にいるのかが明瞭にわかるってもんです。

正直いって、日ごろは滞納しまくりです。だって、お金ないんだもん。
これ以上滞納したらマズい年末や年度末には、借り入れをしていました。

そんな生活を高松に帰ってきてからかなり長い間続けてきたけれど、やっと借り入れをしなくても暮らしていけるところに立つことができた。

それが今年の誕生日。


朝からパートにいって、いつものようにへろへろで帰ってきたら、私の部屋にTakの布団が敷きっ放しだったので、まずブチ切れる。
Takは勉強もせず昼寝に突入してしまい、寝過ごして塾に遅刻してしまった。
「起こしてくれなかった」というのに、またしてもブチ切れ、塾から帰って
「今日の晩ご飯何?」…と言われたので、「アンタが作ってくんないかな~」と言ってみたら、速攻拒否されたところで、怒りは頂点にヽ(`Δ´)ノ

「今日何の日か知ってる? お母さんの誕生日なんだけど」

「ああ、知っとるよ」(ウソばっかり!!)

おもむろにTakの態度が変化…
「俺、ちょっと料理はなぁ~~~ 」とか言いつつ「手羽先はどぉよ?」
「よっしゃ、ほな、今日は手羽先にしよう。じゃっ、これから買いに行ってくるわ」
「俺も行く」
「ヤなこった。アンタを連れていったら、アレ買ってコレ買ってとうるさいから、おかーさんが1人て行ってくるから!」
…というのに、無理矢理ついてこようとするTak。

でっ、出かけようとしたところ、玄関でケーキの箱発見( ̄□ ̄;)!!

Takは「おかーさん、またこんなところにゴミ袋を置いて!」と文句を言おうとしたらしい。
なによなになに、コレ!!!
誰がくれたんだ!?!?





差出人なし。

保冷剤はまだ凍ってて冷たいので、レッスン中にどなたかが気を利かせて、そぉっと置いていってくださったに違いない。
玄関の外にも、ピアノの音は聞こえていただろうから、鍵もかけてなかったし、「ピンポン」もせず、そっと置いてそのまま帰っていかれたのはどなたじゃ~~~!!!??

ってことで、心当たり、次々と、TELやメールしてみました。

判明しないままで、Takと「マルヨシ」に行く車中、推理しまくり。
「この5と4のローソクは、私の歳も知ってるし、遠慮なく同梱してくれるってことは、お母さんにヒソカに思いを寄せている男子…ってことはあり得ん! (…って当り前だろ(-_-;))」とか、
ケーキは「クレメント高松」謹製だった…ってことは、このあたりが職場とか、自宅が近い人とか…

まあとにかく、贈り主からのご連絡を待とう。きっと、メモ用紙もペンもなく、とりあえず置いていってくださったのだ…


ということで、Takとスーパーをハシゴして、手羽先とパプリカをゲット。

Takは、「おかーさん、この中でどれが食べたい?」とフルーツ売り場に連れていかれた。
あーそれがTakからのお誕生日プレゼントね。
いちばん大粒の「ピオーネ」を指して、「コレがたべたい」
Takは、そのピオーネだけを持ってさっさと1人でレジへ行きました。




そして、家に帰って手羽先とパプリカを焼き、「今いちばん観たいDVDは?」というので、
「天地創造」というと、そんな重いのはダメと却下され、「サウンド・オブ・ミュージック」を観ることに。
「うわ~~~いいじゃん、久しぶりに」
「アンタこれ何回目ぐらい?」」
「5回ぐらいかな~」

そして、「SOUND OF MUSIC」を観ながら、手羽先とパプリカのグリルをいただき、
その後に、「クレメント高松」のケーキをいただきました。
ものすごく美味しかった! ほんとにほんと~~~に美味しかった~~♪♪♪

「54」のローソクは、Takがキッチンのガスコンロで火を点け、その場で吹き消しました(^_^;)


ケーキを届けてくださったのは、高校(芸専)時代の同級生、SJこさんでした。
PCにメールが届き「とっても美味しいから、食べてね」と…

彼女は、以前にも、東京~京都のお花見旅行のおみやげに桜茶を玄関のドアノブにかけてくれたり、クリスマスには、アドベント・カレンダーをプレゼントしてくれたり…
なのに、どうして思い浮かばなかったんだろう…

私としては、「ついで」に届けてくれたとか、近場だから、気軽に届けてくれたとか、
そんなことしか考え及ばなかったのでした。
身体の不自由な彼女が、私のところにフレッシュでものすごく美味しいケーキを絶妙のタイミングで届けてくれるなんて、全く思いもよらず、感動しまくりでことばもありません。
ほんとうに、ありがとう、ありがとう。


それに、もちろんTakの母への思いも、ものすごく嬉しかったよ。

家族って、あまり素直に思いを表現できないもんだけど、日ごろ、「私はアンタの奴隷か!?ヽ(`Δ´)ノ」とブチ切れまくっている私なのですが、
本当はちゃんと母を大事に思ってくれてること、わかってんだよ。ほんとはね。
でっ、Takの「母の誕生日における演出」も、ひしひしと嬉しかったっす。

「SOUND OF MUSIC」については、TakはTakなりの視点で、私が見過ごしているところなどチェック入れてる。
そういうの、語りながら観るってのも楽しかった。



プライベートな記事でありますが、こうして、毎年の誕生日を記録していくの、いいかもねと、、、
ちなみに、去年はどうだったか、全く記録にも残ってないし、覚えてません。


このところ、発表会前で慌しく、書きたいことは山ほどあるけど、無理!

☆颯ちゃんの所属する人形劇団のお手伝いをさせていただくことになった
☆11月に、私の所属教会でミニコンサートを催していただくことになった

…てな感じで、発表会が終わっても、次々とあります。
必要とされていることは、嬉しくありがたく、がんばります。


Comments (5)
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