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Takは先日自転車に乗っていて、転んで膝を擦り剥きました。
かなり広い範囲だったので、ラップを被せて、「湿潤療法」をやることにしました。
「湿潤療法」とは、傷を乾燥してかさぶたを作らず、ラップなどで覆って湿潤状態を保ち、皮膚を再生させる方法です。
まずは、消毒をせず、傷を水で洗って汚れを完全に取り除き、ラップをして、絆創膏で固定して、1日に1度~数度取り替える…というものです。
以前私も自転車で転んで、手の平を怪我したとき、初めて「湿潤療法」をやってみました。
それが、すごく良かったのです。
手の平で、傷も、少し深め。ジャリを手のひらでひっかいたようになってしまったので。
これを、消毒などしながら、かさぶたが出来るまで…というのは、いったいどうなっただろう??
湿潤環境で保護して、皮膚の再生を待つのですが、途中、見た目めっちゃキモチワルイ状態になります。
でも、わりと短期間ですっかりきれいに治りました。
…というわけで、Takも「湿潤療法」本格的に挑戦。
しかし。
夏なので、ムレる!!( ̄□ ̄;)!! たちまちあせもができてしまった!!
でもまあ、それほど深刻な感じでもなく、せっかくここまでやってきたんだから、最後まで皮膚の再生を見届けよう…ってことで、
Takは、ラップを外すたびに、痒いところをパチパチと思いきり叩きながら、根気強く?湿潤療法を続けています。
膝に何箇所かある擦り傷のうち、いちばんダメージを受けているところ以外は、薄いピンクの皮膚ができました。
4日目ぐらいかなあ??
残りはメインの擦過傷のみ。
「おか~さん、ラップ切って。」
「押さえとって」
などなどと、母に甘えるので、
「よしよし、バカで可愛いのぅ~~~」と言いながらラップの張替えを手伝ってやった。
そしたら、
俺は今のお母さんより絶対勉強できる!
…と言うのだ(-_-;)
これはTakの「名言」として、殿堂入りだな、、、
う~~~~~ん、全く仰るとおり!!
今や、私が教科でTakに優っているのは、音楽だけかも、、、
国語でさえ、もぉ、忘れ去っている文法用語、、、、
がんばれTak、その調子でもっともっと勉強してくれ~~!!
先日の日曜日、吹奏楽のコンクールが、警報のため、明日に延期になりました。
Takにとっては、最初で最後のコンクール出演。
部員が多いため、Takは去年も選抜に選ばれなかった。
Takは、「アンサンブルコンテスト」に1年生で抜擢されたので、2年生では、コンクールは他のメンバーをという先生の配慮だと思われます。
コンクールは結局、仕事のため聴きにいけません。
部活の様子も、あまり詳しく話さないので、どんな仕上がりなのか、さっぱりわからない。
明日は6時集合で、香川の最果ての地?「三豊」に行くんだって。
安易にクロワッサンと牛乳を用意しようかと思ってスーパー「マルヨシ」にいったけど、
おにぎりとお味噌汁の朝ご飯にすることにしました。
と、ここまではコンクール前夜に書きましたが、コンクールの結果は銀賞。
まあ、予想通り…かな。
「やっぱりね」と言うと、「なんで聴いてもないのに『やっぱり』なんだと言うので、
「金賞」とか、「四国退会出場」とか、そんなレベルじゃないわよ、運動会のときの音聴けば、それでわかる。
いくら、炎天下、過酷な環境だからといっても…あなたの吹部はお母さんにとっては、最初から最後までイマイチだったなあ~~~
…と、本人にも正直に申しました。本人も納得してました。
でも、Takのサックスはいいと思う。アンコンのソプラノ(アンサンブルコンテストで、ソプラノサックスを吹いた)は、ものすごくよかったと申し添えましたけどね。
やっとコンクールが終わったけど、まだ次は夏祭り。
部活引退は、8月下旬となります。
はよ受験勉強モードになってほしいんですけど、、、
Takとは、音楽に関する会話がかなり多いです。
ビートルズに足をつっこみ、赤、青、ベスト盤を制覇したので、最近はビートルズの曲と、ポールのベース。
パッフェルベルのカノン…その他クラシックも。
JAZZ系のコンサートには友達と一緒に行ってる。
生徒さんがレッスンでやっている曲も、ナニゲに隣で聴いていて、マニアックなアニソンには興味津々で、私の知らないことを教えてくれたりもします。
発表会で生徒さんたちがアンサンブルで弾く曲はTakのほうがよく知ってるし。
Takと盛り上がる話題は、音楽と料理。
餃子は包んでくれるし、相変わらず手羽先は自分で焼き、母が作ったコロッケや唐揚げは激ウマと言ってくれる。
冷や汁と糠漬けはNGですが(^_^;)
こんなヤツなのに、本人が目指しているのは建築だとよ。
片付けろといっても「直角」も揃えられないアンタが「建築」かよ。
反抗期は、今年1月~3月までで、今は落ち着きました。短い反抗期だったなあ…よかったよかった(^_^;)
勉強は、ホドホドにやってます。
私は、もう宿題などの進捗状況にチェックを入れることからはリタイア。
もっと勉強しろよとは思うけど、言っても無駄だし、それより、毎日いろんなこと話す中で、ブレない母の思いを伝えることだなと、私もついに?悟りました。
ブレない母の思い…Takにどんな人間になってほしいのか?
「金を稼げる人」ではない。
本人がどんな人間になりたいか。それは、両親の生き様を見て自分で選ぶことなので、
自分で進路を選べばよい、私はとにかくTakの進路を経済的な理由で阻むことがないように、頑張ってひたすら働くのだ。
人をひとり産んで育てるって、こんなことなんだなあ…と、、、
書きながらじんわりと感動しています。
乳児→幼児→少年→青年、、、と、子どもははどんどん成長していくが、自分はどうなんだ?
息子の成長に寄り添って…ついていけてるかな?
しかし日々疲れます。マジで、50代は、、、、
私の同窓の友人たちは、お子さんも成人し、独立して、夫婦ふたりのこれからを模索しているときです。
私は、同窓生たちが懸命に働いて子育てをしていた時期、独身でやりたいことは全てやってきたのであります。
ここで、自分以外の人のために働くことを遅まきながら経験させていただいているのでありますが、これもまた、ものすごく感慨深いです。
Takはたった今、まさに私を追い越そうとしている。
そう思うと、なんだか泣けてくるんだよ。
子どもは親を超えていくべきだ。そうして世界は良くなっていく。
とは、私の母の名言であります。