WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

洗礼式

2012-09-26 | キリスト教のこと






コレを記事にしようか、暫く迷っていましたが、
このたびTakと私は、「洗礼」を受けて、クリスチャンとなりました。
これまでこのブログに「求道者ドキュメント」なるものを書いてきて、自分としても、このスタンスが居心地いいし、自分に相応とと感じてきたのでした。

なのになぜ「洗礼」!?

「え~~っ!?!?」と、びっくりされる方もいらっしゃるだろうなあ、
こーゆう「宗教」系のことは、ふつーブログで公表するようなことじゃないよな~

しかし、やはり私はこんな人生において重要な事を何事もなかったかのように書かずに過ごすほうがなんだか違和感あるので、やはり記録ってことで、書くことにしました。


「洗礼」という儀式は、「世界を創造された唯一の神さまを信じ、イエス・キリストを救い主として信じる」ことを公に表明するようなものです。
そんなん、私、ずーーっともう何十年も前から信じてきたし、今更…って感じで、
これまでにもじゅうぶんに「神さま」を感じて生きてきたし、
別に、そんな儀式を通過しなくても、自分で信じて、お祈りしてたらいいじゃないのと思っていたのでしたが、
数年…ってもう5年ぐらいかなあ、、、ずっと教会のお世話になりっ放しなので(特にTak)、
そろそろ時が満ちたのでは…という思いがあり、きちんと「教会員」となって、神さまから役割をいただいてちゃんと奉仕がしたい、、、と、まあそんな流れなのでした。


洗礼の前には、毎週1回ぐらいのペースで、数回、牧師先生とマンツーマンで、聖書やキリスト教についてお勉強をするのですが、
これがとっても有意義で、興味深く、楽しかったです♪
Takも私とは別でお勉強の時間をつくっていただきました。
先生は、Takと私が洗礼を受けるために、いったいどれほどの時間を費やしてくださったことでしょうか、、、


でっ、洗礼式。

日曜日の礼拝の時間に、15分程度の短い時間で行われます。









まず、会衆のみなさまの前で、「作文」(教会では「あかし」という)を読み上げます。
Takは原稿用紙1枚と3行ぐらい。
私は、例によってだらだらと長い、A4に4枚分ほど(^_^;)
「私は神さまを信じます」という告白とともに、ここに至った経緯や、心ひかれる聖書の言葉など織り交ぜながら、教会のみなさまに向かって、まあ、決意表明みたいなもんです。
私が心に染みわたる聖書のことばは、先だっても書いた、「あすの心配」と「ゆりの花」のところです(*^_^*)






その後、牧師先生と、「宣誓」のようなやりとりがあります。
といっても、「誓います」ではなく、「信じますか?」「はい、信じます」「願いますか?」「はい、願います」のような形式。

その後、「水」の儀式。
会派によって、少しずつやり方が違うようなのです。
頭から聖水をふりかけるだけのところもあるようなのですが、私たちの教会は、全身すっかり水に浸るやり方。
イエス・キリストが、ヨハネから洗礼を受けたのと同じやり方というわけです。

だいたいのことは、事前に先生から説明を受けています。

「洗礼着」を着て水に浸かるけど、水といってもぬるま湯なので冷たくありませんとか、
洗礼着は、わりと厚手の生地だけれど、それでも濡れると白なので少し透けるので、中には水着とか、それなりのものを着るのが望ましいとか。
(私は、水着のパンツと上半身は「ヌーブラ」とキャミソールにした。あとの着替えがスムーズにできるように)

そして、洗礼の水槽は、かなり深く、跪くと、水が胸あたりまで来る、その中で、いちど、仰向けになってすっかり水に浸るとか…





私は、実は、その水槽というのは、キャスター付きのバスタブのようなのがその場に運ばれてくるのだと思い込んでいたのであった。
いったいこの狭いところのどこからそのバスタブはやってくるのだろう??と礼拝の間じゅう、ずっと不思議に思っていたのであります。
そしたら、「宣誓」みたいなのが終わったところで、いきなり講壇の前の床の蓋が開けられて、そこにお水が並々と張られていたのであります。
それでも私は、直前までこれがせり上がってくるのだと思い込んでいました(^_^;)
ところが、牧師先生がそのまま水槽の中に先に入るので、
「え~~っ、そうか、ここに降りていくのね」と、、、

















いんや~、、やっぱこうして画像をずらずらと並べると、一般的な方がたには違和感ありまくるだろうな~
なんでこんな「おもっしょげ」なことせなイカンの?…って
興味本位で見てくださいね(^_^;)




お祝いに来てくださったSYOさんは(彼は別の教会のクリスチャン)ずっと前から、
「シオン教会の洗礼は全身フロに浸かるんだって」と言ってあったので、
「ほな、ついでにシャンプーやボディソープも持っていっとったらええやん」などといって、
ホントに、別室に移動して、バスルームで洗礼をやることを想像していたらしい(^_^;)


私→Takの順に水に浸かりましたが、Takの洗礼も見たい!ってことで、私が終わったあと、水槽の脇に立って見てる間、厚手の洗礼着から、水がぽたぽた…というよりジャージャーと流れ落ちて、床は水浸しに…
(シートは敷いてあるのですが、シートからも溢れるほど)

私たちが着替えをしている間は、会衆の方たちは賛美歌を歌ったり、会衆代表2人がその場で選ばれて、それぞれTakと私のためにお祈りをしてくださっていました。


そんで、礼拝は続いているので、さっさと着替えて、次は賛美チームのメンバーとして歌わなくちゃいけないのに、洗礼着が身体にまとわりついてなかなか脱げなくて、着替えに手間取ること!! 
時間はかなり押しまくってるし…あ~あんな長い作文、やっぱりもっと簡潔にするべきだったなあ…とか、、、
髪ももちろん、びしょ濡れなので、必死でタオルで拭いて、「さっ、次!」な気分。



牧師先生とのマンツーマンのときに、「洗礼が近づくにつれて、不安や緊張が高まったり、ナーバスになったりする方がとても多い」とお聞きしていましたが、
私は、前々日がLIVEだったし、前日は仕事がフルだし、あまりにも慌しすぎて、不安や緊張する暇もなく、
なんだかスケジュールを「こなしました」…って感じだったなあ、、、



実は前日に、さすがに受洗前夜だから、「作文」を最終チェックして、ちゃんとお祈りをして寝ようと思っていたところ、
Takにも、「作文」を清書しなさいよというのに、TVに夢中で、「明日は洗礼。海パン持っていったらえんやろ」みたいな軽さなので、ブチ切れまくったのでした。
でっ、びりびりと自分の作文を破り捨てて、お祈りもせずふてくされて寝ました(-_-;)


教会のメンバーの方たちから、たくさんのお祝いの品物をいただきました。
聖歌集、花束、本、ケーキ、壁かけ…
私は、集団が苦手で、教会の人たちともこれまで殆ど親しいお付き合いはしてこなかったのに、
個人的にも、「おめでとう」といって、プレゼントを下さる方がいらっしゃるのには、ものすごく嬉しかったし、正直いって、びっくりしました。
そんなに喜んで迎えてくださるのだなあ、、、

私は、PTAとか、子供会とか、そんなわらわらとした集団がものすごく苦手で、最小限のお付き合いで…と思ってきたのです。
教会とて、神さまを信じる人たちの集合体といっても、やはり、、、ふつーの人間なのですから、いろんな方がいらして、
洗礼を受けて、教会員となったからといっても、正直なところ、ここで掌を返したように「any集団OK」にはならないし、
やはり、自分にできることを心をこめてやっていく…というスタンスは変わらないだろうな。

そして、それはやっぱり「音楽」なのだと思います。

クリスチャンとなりましたが、こんな感じで「求道者ドキュメント」は書いていきます。



…そしてこのあと、同窓生のお友達とのBBQ→温泉→新年会の打ち合わせ


to be continued







Comments (4)
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