WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

出張ホームコンサート始めます

2012-09-06 | アーティスト魂




このところ、アルバイト(スーパー)も軌道にのり、週5日のペースでチャリ通勤しています。
一方、ピアノの生徒さんも増えて、やっと人並みの生活ができるようになってきました(^_^;)


そんな中、かねてからの案件であった「出張ホームコンサート」。

以前も少し記事に書いたことがあると思うけど、
私は、ボランティアで、高齢者の介護施設に訪問して、昭和の歌や、日本歌曲などのミニコンサートを東京時代から行ってきましたが、
それを「宅配」して、ファミリーで、また、ご近所の方や、いろんな事情で、ライヴハウスや、コンサートに出かけることができない人たちにも聴いていただきたいと思ってきました。


しかし、この計画は、ずっとご両親の介護をなさっている、あるお友達に打診してみたところ、
諸事情で、ウチでは無理ですと、丁重にご辞退されました。

…なるほど、、、
介護が必要な高齢者を抱えているお宅にズカズカと踏み込んでいってコンサートをやるなんて、
やっぱりいろいろハードルありで、難しいのだなあ…と、深く納得して、、それっきり頓挫してました。

私は、いつでもサロン風コンサートができるような条件の整ったお宅じゃなくて、
ふつーの「お茶の間」、ふつーのLDKに、エレピだけ置くスペースがあれば、どこでも出張します…な気分だったけど、
迎える側としては、やっぱりそれなりの気構え、気遣い、いろんなストレスがあるよなーと、、、


そんなんで、この件は私の引き出しの奥深くにひっこめてしまっていたのですが、
「ヤマちゃん」が、「あの件はどーなっとん?」と、蒸し返してくださいました。
彼女は、SYOさんと私の共通のお友達。
「出張ホームコンサート」(もっとお洒落で、なごみ系のネーミング、考え中ですが、、、)

マジで!?ほんとに~~??
お招きいただけるなら、行くよ、いくいく!!
クライアントさん、第1号です♪


ヤマちゃんちは、古~い農家系のおうちです。(今は農家じゃないけど)
ここで「コンサート」するなんて、フツーあり得ないような(失礼!!(^_^;) )
第一回めの出張ホームコンサートは、そんなところから…って、
立ち上げとしては、ものすごく素敵な設定です♪♪



回想……


昨年12月に、ヴォーカルの生徒の鈴木さんを、お見送りしました。
教会に通っている私は、彼に「洗礼を受けてクリスチャンになったらどうかな?」と勧めたところ、彼はすんなりと受け入れ、
もうあまり時間のない彼のために「病室洗礼」が行われました。
その場で私は「アメージング・グレイス」と、もう1曲、賛美の歌を歌う役割を賜りました。
こんな死の床にあっても歌うんだ、、、
痛くて苦しい鈴木さんに、歌をうたってあげることで、彼は少しでも癒され、楽になっただろうか? きっとそうだと思う。
父にも、病室で歌ってあげたかったなあ…と、そんなこと、全然思いつかなかったことが悔やまれました。



私は、この数年来、私の音楽は、ミニマムな方向に向かっているような気がする…
コンサートホールで、大勢に聴かせるのでなくて、たったひとりに向かって歌うような、それが「究極」みたいな。



でっ!!


「出張ホームコンサート」のアウトラインを考えてみました。

基本料金 1ステージ ¥7000(60分程度)香川県内限定(島、県外は別途出張費アリ)
基本、SYOさんと私の2人で演奏します。
ベース、コーラスなどミュージシャンの増員は、1人につき¥3000
近隣の方を招いたりなどで、会費制の場合は、相談の上、チャージバックをいただきます。
エレピなどの器材はすべて当方で用意。
クライアントさんにご用意いただくのは、控え室(なるべく全身が映る鏡)のみ。

事前に曲目のリクエストをいただき、ご希望に沿ったプログラムをつくります



こんな感じですが、いかがでしょうか?
私としては、全くボランティアでタダでやりますよ…っていうのでは、先方も恐縮すると思うし、
わたしたちも、ヘアメイクとか、いろいろ体裁を整える「経費」として、最低料金を設定してみました。
「ステージ」はやはり、どんな場所でも、日常とは違う時間、空間をつくりたく、これがギリギリのラインかなと、、、

みなさま、わが家にこんなコンサートが来たらどぉよ?…と、ちょっと考えていただいて、率直なご意見いただけたら嬉しいです。

Comments (6)
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