ペンギンの憂鬱

日々のうだうだ~読書と映画と酒と料理~

マボロシの鳥/太田光

2015-02-08 | 読書
かつて読んだことのない感動の形がここにある。
爆笑問題・太田光、待望の処女小説!
「どこかの誰かが、この鳥を必要としている」――誰よりも小説を愛し、
誰よりも小説に愛される芸人、太田光がついに作家デビュー!
舞台芸人の一瞬の輝きを一羽の鳥に託した表題作ほか、
父との不和に悩む娘やイジメにあう男子高校生の葛藤から、
人類の行く末、そして神の意志までを、
持てる芸のすべてを注いで描き尽くした《希望の書》。
(「BOOK」データベースより)

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ちょっとした興味本位で今更ながら手にとってみました

太田さん。言いたいことはよく分かる!
大切なものは目に見えない、とか、芸人としての自分の信条、とか
一生懸命、自分の思いを文字に乗せてる感じは伝わってきましたが
やはり素人の限界っていうのかな、所々読みにくさを感じました。

短編小説ですが、文体が定まらなかったり、一人称なのか三人称なのか
視点がふわふわしてる印象を受けたり。
最初、うまく乗れなくて進まなかったけど、だんだんこなせるように(笑)
慣れてきました。

ファンタジー色の強いもの、反戦がテーマのもの、
「銀河鉄道の夜」と「星の王子様」を足して2で割ったようなもの
(…こういうの、パクリって言わないの?
などなど。
『奇跡の雪』は、かなりツライ気持ちになりましたが良い作品だった。

そうは言っても、ここまで書けるって本当に素晴らしいし、
たくさん勉強してるんだな~と思いましたが、こうしてみると
やっぱり小説家って秀でた能力の持ち主だよね。
画家や音楽家などと同様、努力だけでは成し得ない、生まれ持った
研ぎ澄まされた言葉のセンスってあるんだなーとつくづく
感じさせられました。


☆☆☆

カチクラちい散歩

2015-02-08 | 日記
いま、カチクラ地区(御徒町~蔵前エリア)が熱いのよ!と誘われ、
以前の会社の同僚達と久しぶりに集まり、ぶらぶら雑貨屋巡りをしてきました。
この辺りは、古くから装飾品、ファッション雑貨などの産業が盛んで
地元に根付いたモノづくり企業と、新しいクリエイターが共存するマチとして
若い人に人気なんだって。(読まされてる感、満載


まずは御徒町駅に集合し、秋葉原との間の高架下に広がる、クリエイター達の
小さなショップやアトリエなどが集合する「2k540」から、ぶらぶら開始!

こんな感じで小さなお店が高架下に沿ってずらーーーっと広がっています。


アクセサリー、バッグ、木製小物、和雑貨…などなど、どのお店も作り手さんの
熱い思いが込められているステキなものばかりで、1件1件が楽しすぎて
なかなか次へ進めません


どこもオシャレな感じで統一感あり。謎↑のキャラクターもw

一通り見たいお店を覗き、満足してから、蔵前方面へ向かってお散歩開始。

雑居ビルにポツン、と1店舗だけ入っているような雑貨屋が多く、
看板も大々的に出ていないので、宝探しのようで楽しかったなぁ。


ここには参りました。
行きたいお店は5階だったのですが、エレベーターに乗ってみると、驚きの事態が。


!!!
4階から歩け??
ユーモアありすぎやろ(笑

ってなカンジで、久しぶりに会う友達とつまんないこと話しながら
ゲラゲラ笑いながら、4時間くらいブラブラ散歩したかな~。

夕方になり、体も冷えてきたので、早めに一杯やりますか
偶然行き当たった、食と健康がテーマの古民家風のステキなお店に。
ぬる燗でキューーーっと!まずは乾杯。
温まるには、やっぱコレっすよ!


No Smoking!
こちらもなかなかユーモア溢れるお店でしたね。
楽しい1日でした~