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やさしさ

2016年12月10日 | 社会派らぼ
俳優の成宮寛貴氏が、週刊誌フライデーに薬物使用疑惑を報じられたことがきっかけで、芸能界引退を発表しました。週刊誌の記事は、コカイン吸引疑惑という内容で、現場写真などを掲載したという事です。(現物の週刊誌は見ていません。報道の受け売りです。)成宮氏は、信頼していた友人に裏切られたとし、芸能界から去るしか方法は無いと結論を出されたようです。氏の薬物使用疑惑については、黒かも知れないし白かも知れない。その決着をつけるまでドロドロと闘う事を選ばなかったわけですから、本人退場で幕が引かれました。

芸能界というのは、多分特殊な世界ですから、プライバシーをあれやこれや取り沙汰される事に、一々神経質になっていたら、多分生きていけない世界なんだろうと想像します。一般の1市民であれば、平和に暮らせるところが、有名税?という名のもとに、意図に反してあれやこれや報道されてしまうようです。真偽のほどは、ゴシックネタに任せておくことにします。

ただ、今のSNSというネットワークは、そのサービスにそれぞれの特徴があって、一言で片づけてしまうことはできませんが、リアル世界の情報を瞬時に拡散する事の出来る不思議な世界です。リアルな世界とは異なるバーチャルな空間を楽しむ人が居れば、リアルな世界をさらにより充実させるためにうまく利用する人も居ます。ただ、自分の情報を自分が広めるのには問題は無いと思いますが、意図せずに自分が関わる情報が広げられることもあります。

そうしたことを好ましく思わない場合は、SNSという付き合い方を絶つしか方法は無いのかも知れません。スマホなどに登録されている「連絡先」を経由して、いわゆる「友だちの友だちは友だち」という発想が、どんどんと情報を拾い上げてきます。「知り合いではありませんか?」と並んで来る顔ぶれは、それこそ「知り合いの知り合いのまた知り合い…」とたどって行くおかげで、怖いほどにドンピシャの知人を拾いあげてきます。そうした人達とことごとく繋がりたいと思っていないのは、恐らくそれが受け身だからです。

様々なプライバシーを守る方法は用意されてはいますが、どこか土足で人の生活の中に踏み込んでくる厚かましさを感じているのは事実です。人には、そうっとしておいて欲しいこともあるはずです。「消えてなくなりたい」と吐露した成宮氏の思いは、形が違って私たちの胸のどこかにも眠っているかも知れない思いです。もっと想像力を働かせて「他人の想い」を受け止めるやさしさが必要です。

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