ぱそらぼ (ぱぁと1)

パソコン講座を、まじめに愛するブログです

雇用創出

2019年02月18日 | 雑談
若い世代にはSNSが当たり前…といった風に思っていたりしますが、昨年3月のデータによると、Facebookのユーザーは、2~30代でほぼ人口の4割、Twitterは20代で6割、30代で4割、Instagramは20代4割、30代3割といった程度の数字が出ています。この数値を多いと言うのか、少ないと言うのかは、見る人の基準によるところでしょうか。ともあれ、逆の数値を読んでみると、利用者が多いTwitterでも20代のほぼ4割は利用していない…という事になります。

そんな中、長崎県の県立高校で、学校からあるアカウントをフォローするよう言われた…と、戸惑う声が上がっています。「つながるナガサキ」というアカウントは、喫緊の課題である若年層の県定着のために、高校卒業後も地元と関りを持ってもらおうと、県が開設したのだそうです。お知らせのチラシには、TwitterとInstagramでフォローしたことを報告するためのチェック欄があって、先生に提出するようになっています。高校には、フォロー指導の手順書も配られ、何人のフォロワーを獲得できたか高校教育課に報告するよう求めています。

人工流出に悩む切実な県事情が見えて来るようですが、勇み足のようにも見えます。多分、半強制的にフォローさせたとしても、サイトに魅力が無ければ、いずれ飽きられるのは明らかです。SNSを若者に定着させたければ、まずは若い世代が魅力に感じるサイトづくりから始めなければならないというところでしょうか。

一方で、若者が魅力を感じるサイトが、そのまま若者のUターンに繋がるかというと、甚だ疑問でもあります。1にも2にも「雇用」を創出しない限り、若者は地域には戻って来ないはずです。

* * * * * * * * * *

印刷プレビューで次ページを見る

パソコンのご質問を(ぱぁと2)にまとめています。ご連絡の際は、メール(chiko_419@yahoo.co.jp)をお送りください。

↓ 尚、下の広告は、gooブログに自動で掲載されるもので、当ブログとは一切関係はありません。