ぱそらぼ (ぱぁと1)

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バイトテロ

2019年02月12日 | 社会派らぼ
くら寿司のアルバイト店員が投稿したInstagramの動画が大炎上しました。一旦ゴミ箱に捨てた生魚の切り身を、ゴミ箱から拾ってまな板に乗せているというものです。こういうご時世ですから、あっという間に店舗が特定されましたが、くら寿司は謝罪すると共に、関わったアルバイト店員2人の雇用契約を終了し、退職処分にしたと発表しました。更に刑事、民事で法的措置の準備に入ったとしています。くら寿司に限らず、ファミリーマートなど他の店でも不適切動画について謝罪するケースが続いています。

確か5~6年前には、冷凍庫内で寝そべったりしたような写真がツイッターなどにアップされる事が続いた時もありました。目立ちたい願望で、迷惑画像を投稿する者が相次ぎ、「バカッター」などと揶揄された事は記憶に新しいところです。中には店舗が閉鎖されたり、倒産する店が出たりしたことで、ニュースにもなりました。その時は静止画像だったものが、最近は動画に変わって来たというわけです。偏に撮影技術の進化やSNSの普及によるものでしょうか。

但し、こうしたソーシャルメディアへの積極的な投稿者は、全体の10%にも満たないという統計結果もあります。投稿する人が多ければ多いだけ、非常識な人間も比例して多くなるというのは理解できますが、10%にも満たないと言われる投稿者の中で、こうしたいわゆる「バイトテロ」が目立っているわけです。

一方、You Tubeに動画をアップして広告収入を得る職業(?)「ユーチューバー」が、子ども達の憧れの職業となっていると言います。人気のユーチューバーがアップしている動画には、それなりにチョットびっくりするものもあったりしますし、他人に迷惑をかけるわけでもありません。が、トテモ有意義なものかというと、キットそうでもありません。人生は生真面目に生きなければならないとも思いませんし、チョットしたウィットや、他人の意表をつくようなものもあって良いと思います。

が、積極的に発信をしている10%に対し、(統計によれば)25%前後の閲覧者がいるわけで、炎上するような不適切動画や脈略も無くあまり意味のないそうした情報が、広く拡散している事を考えると、もしかするとSNSって有害なのではないだろうかと思う側面もあります。もちろんそうした動画が炎上するのは、「とんでもない」という常識が働いている証拠でしょうから、心配するほどの事は無いのでしょうが、本当の希望を言うならば「意味のある」情報を発信していただきたいと思っています。