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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

丸亀製麺大館店

2011年09月24日 | 外食

 先月、秋田店に次いで県内2番目としてオープンした、丸亀製麺大館店に入ってみました。この日は雨が降っていたので、床が滑りやすいのが気になりました。床材によるものでしょう。それと老婆心ながらセルフ方式を謳(うた)ってるわりには人が多く、パートにしても人件費が気になりました。ひいては価格に反映されるわけですから。食材は全国チェーンなので、大量発注によって相当安く仕入れてるはずです。でも毎月10店舗以上の新規出店は急拡大しすぎでしょう。こういう店が出来ると、近隣のラーメン屋とりわけ幸楽苑などは少なからず影響があるのかも。


 初めてだと戸惑いますが、何うどんかを決めたら、大か並、温か冷を選ぶだけです。ダシ汁がないタイプのは、テーブルのダシ醤油をかけて食べます。


 おろし醤油の並・温330円とキス天100円に、しゃけのおにぎり120円で550円。太麺なのでもっとコシがあるのかと思ったら、意外にそうでもなくするすると喉越しがよかったです。並じゃ足りなかったですね。でも大にして天ぷらをいくつか追加すると、結構な値段になります。前の人は900円ほど払ってました。ソバに比べて安いのがうどんなのに意味ないじゃん、てか(笑)

【丸亀製麺大館店】
秋田県大館市片山町1-3-4
0186-49-5717
無休(11時~21:30L.O)

AMEMIYA

2011年09月22日 | テレビ番組


 HEY×3はあまり観ないのですが、この時は偶然観てました。最近は「捧げる歌シリーズ」をネタにしているようです。福山雅治が苦笑するぐらい、裏ネタを調べ上げてるところがスゴイですね。私が シンガーソングライター芸人 AMEMIYA を初めて観たのは、準優勝した“R-1ぐらんぷり2011”でした。イケメンで歌も上手いのに、なぜか笑えるところに違和感を覚えました。若干リフレインがくどいですが、それが持ち味でもあります。曲の後半に出てくる、地球規模の環境破壊や難民などを憂えるフレーズに、この人はどこまで本気なんだろうと思う人が多いのでは!? あんだけ声が出なくなるほどがなっているのは、もしかして魂の叫びかもしれませんね。てかそう信じたいです。

 You Tube には、持ちネタの「冷やし中華始めました」「東京ウォーカーに載りました」「この売り場から一等が出ました」等々アップされていますが、オススメは「偉人たちに捧げる歌」。聴いてみて下さい。

パノラマ銀座逆縦走後記

2011年09月20日 | 北ア・南ア縦走記
 バッジは常念岳と燕岳、そして燕山荘一番人気のマップバンダナ。自分の土産はこんだけ。今回の縦走は電車の乗換えが多かったですが、それほど苦にはなりませんでした。費用面でも交通の便がいいので、登山口までタクシーで1万円以上かかることもありませんし、車じゃないので回送サービスに大枚を払うこともありません。山小屋に関しては、土曜日泊まりだと半畳しかないスペースに寝ることを覚悟しましょう。

 北アルプスの入門コースと呼ばれる縦走路ですが、所々でビビったりアップダウンに泣かされてたんでは話になりませんね。1日だけ天気が崩れましたが、あとはこれ以上ない快晴だったことに感謝します。またコース上に、エスケープルートとしても使える三股と一ノ沢ルートがあるのは、心強いです。常念岳は、常念小屋から空荷でピストンするだけでは醍醐味を味わえないと思います。つい百名山だからと、単にピークを踏むという登り方をしてしまいがちですが。。何と言っても岩には梃子摺りました。前の人の後をついていったら、ルートを誤って背丈以上の岩を登り下りすることになったり。ヘタすると岩のクレバスに落ちてしまいそうでした。

 一応コースタイムを書き留めておきます。総歩行距離数は50.4kmでした。
【1日目】
田沢湖6:46-----7:40盛岡8:01-----10:42大宮10:50-----11:51長野12:00-----12:52松本13:27-----13:57新島々14:10---(バス)---15:20上高地---(徒歩)---17:00徳沢ロッヂ(明神経由8km)

【2日目】
徳沢ロッヂ6:00-----7:00横尾山荘-----10:10稜線分岐-----10:35蝶ヶ岳旧山頂-----11:10蝶槍-----15:40常念岳15:55-----17:00常念小屋(18km)

【3日目】
常念小屋6:30-----7:20横通岳-----8:45東天井岳-----10:00大天荘-----11:00切通岩-----12:40大下り頭-----13:05蛙岩-----13:40燕山荘(14km)

【4日目】
燕山荘4:15-----燕岳(往復2.7km)
燕山荘6:40-----7:30合戦小屋-----8:50第2ベンチ-----10:00中房温泉(7.7km)登り渋滞により時間オーバー
中房温泉12:10---(バス※早発ち)---13:08穂高駅13:53-----14:19松本14:26-----17:06大宮17:54-----21:00田沢湖

 心が折れそうになったり、心が乾いたら、安曇野へ。おすすめです。
 最後までお付き合いいただき、ありが㌧ございました。

パノラマ銀座逆縦走(8)

2011年09月19日 | 北ア・南ア縦走記

 燕山荘の夕食はボリュームのあるハンバーグ。昼に生ビールを飲んだので、夕食時は350円と安い氷結。根菜の煮物は大皿盛りでした。


 大いびきをかく人もいなかったので、わりとぐっすり眠れました。窓を見ると晴れていたので、4:15に起き出しヘッドライトをつけて燕岳で朝日を見ることに。ハイマツがLEDライトに反応して、白く花を咲かせたようでキレイでした。


 左上;燕岳より燕山荘を望む。待望のライチョウを見ることができましたが、岩の上をちょこまか歩いてて写真を撮れず。すぐにハイマツの中に消えました。前日はホシガラスも見たんですよ。扇形に開いた尾が白かったのですぐ分かりました。 


 朝日(5:24)が上る3分前の燕岳。花崗岩の砂礫で真っ白です。


 5:45に朝食。ほとんど食べ終わってて最終組でした。トコロテンだと思って醤油をかけたら、デザートでした。


 燕山荘出発は、6:40で合戦小屋着が7:30。名物のスイカもありましたが、美味しそうじゃなかったのでパス。土曜日で晴天でしたので、登りはすごい人でした。こっちは1人なので、登り優先じゃなくて先に行かせてほしかったです。最初のうちはスカートをはいた山ガールがわんさかいて、テンション上がりまくりで待つのも苦じゃなかったんですが、何度も20~30人待ちを繰り返されたらたまったもんじゃないですよ。


 第1ベンチにある水飲み場の水が、冷たくて美味しかったです。汲むには沢が浅いので難儀します。中房温泉には、そんな待ち時間もあって10:00着。燕山荘を出てから3時間20分かかりました。標準は3時間。日本3大急登だけあって、4時間かかる登りは辛いと思います。中房温泉は、日帰り入浴が700円。PH8.85の単純硫黄泉で、源泉は74.7℃。露天が2つで内風呂はありません。久々の入浴でさっぱりしました。


 温泉の食堂では、バスを待ちながらカキ氷450円とざるそば600円をいただきました。カキ氷には練乳が欲しかったですね。


 土日は登山客が多いので、ミニバンタイプのも追加されるそうです。料金は、中房温泉~穂高駅まで1,700円。4人乗ったら先発ちしてくれましたので、安曇野をドライバーの解説付きでゆっくり車窓見学することができました。穂高までは上高地同様、道が細くて曲がりくねってました。調べてもいなかったですが、穂高駅前は店があまりなかったです。よって、やっつけ菓子しか買えませんでしたw 菓子袋は、忘れないようザックに括り付け。


 大宮で48分も時間があったので、駅員に断って改札の外に出ました。ちょうど17時を過ぎてましたので、エキュート内のさぬきうどん店“花桐”で夕食。肉うどん750円。出汁が旨かったです。高い駅弁を買うよりは気がきいてるでしょ。そうそう、大宮駅でまたまた青森のおじさんと3度目の再会。そんなこともあるんですね。

パノラマ銀座逆縦走(7)

2011年09月18日 | 北ア・南ア縦走記

 大天荘から切通岩までは、下りになります。途中で槍への分岐が出てきます。


 ガスの影響もあり、切通岩はパッと見ムリだわと逡巡。一旦槍との分岐まで引き返し、再び同じ風景を見ると今度は人がいたこともあり、恐怖感が和らぎました。とかく先が切れてて見えない場合には、色々と想像力が働くもの。ですが燕方面へ向かうには、迂回路はありませんので腹をくくるしかないのです。通り抜けてみれば、それほど大したことはありませんが、鎖止めの支柱が脆い土に刺さってるだけでグラグラしてました。


 切通岩を通過すると歩きやすい道が続きます。ゴジラの背中のような岩があったり、コマクサもまだ咲いてました。


 でもまだ予断を許しません。標高差200mを下って、100mを登り返すという大下りがあります。


 ちょうどいい天然ベンチがあり、小休止。大下りの頭には12:40着でした。


 蛙(げえろ)岩。中上は冬専用通路。


 暇人もいるものです。防水じゃないコンデジはとうとう壊れ、携帯のカメラに切り替えました。


 燕山荘には13:40着。常念小屋を出てから7時間10分かかりました。


 畦地梅太郎作彫刻と方位盤、そしてテン場。


 2畳に3人かと思われましたが、結局4畳に4人でした。ザック置き場は専用の棚。宿泊料金は1泊2食9,500円。


 ラーメンを食べるつもりが、14時で終了とのこと。もたもたしてたら14:30になってました。やむなく喫茶サンルームにてビールセット千円のを。女性にはケーキが人気のようです。着後燕岳へ行くつもりが、悪天候のため北アルプスの写真集を見ながら時間をつぶしてました。


 アルプスホルンはオーナー不在のため聴けず。この日は乾燥室以外でもストーブがたかれてました。それと、乾燥室ではハンガーに荷札がつけられるようになってました。土産物のディスプレイが若者受けしそうな感じでしたね。それにしても若い女性が多い山荘でした。女性が多いところには人が集まるものですw トイレが水洗できれいなのと、食事がいいのもポイントでしょう。もちろん山そのものに魅力があってのことですが。。