ミセスワタナベ・・・FXや先物取引の個人投資家のことで、主婦だけに限らず昼休みを利用して売買するサラリーマンも含まれます。ちなみにワタナベは、海外でよく知られた日本人の姓です。今や相場をひっくり返すほどの力(資金力)を持っており、ヘッジファンドとの熾烈なバトルを繰り広げております。「ミセスワタナベ狩り」という言葉も生まれました。
スタグフレーション(stagflation)・・・言葉としては40年以上も前から使われてます。景気が停滞しているのに、物価が上昇すること。今懸念されてる背景には、震災により需要に対して供給能力が追いつかないとか、天候不順による収穫量の減少といった供給ショックがあります。物価上昇には原油価格の影響が大きいわけですが、いくらか安くなったとはいえ、高止まりしているのが現状です。もちろんそんな単純なものではなく、通貨価値の下落、累進課税や消費税率アップ表明によるバイアス、賃金物価スパイラル(賃金と物価が累積的に上昇)の相互作用が要因となります。また日本のみならず中国でも「滞脹」が言われ始めてます。
電子印鑑・・・大手のシヤチハタでは、電子文書に捺印できるアプリとセット販売されています。承認業務がスピード化されますが、日本はハンコ社会ですから、おいそれとは切り替えられない会社が多いんじゃないでしょうか。それと息抜きがてら、本社へハンコもらいに行くこともできなくなります。でも電子取引には収入印紙がいらないですから、印紙代だけで年間50~60万円も節約してる会社もあるそうです。
カルガモ走行・・・ETCを、トラックなどの後にカルガモのように数珠繋ぎになることによって、違法に突破すること。もちろんETCにカードを差し込んだままでは、いくら車間をとらなくても認識されてしまいます。出る時の方が難しいんじゃないでしょうか。決してマネしないで下さいね。私がカルガモからイメージするのは、自転車です。風圧を避けるため前の自転車にピタッとくっついてるでしょ。