その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

南玉川温泉はなやの森再訪

2016年05月22日 | 温泉

 信州昼神温泉郷ホテルはなやが経営してます。10時からなのにご好意で9時から利用させていただきました。タケノコ採りの後立ち寄ったので、バレないように全部着替えました。タケノコ採りは汚れが激しいので、どこもたいてい入館拒否します。「新鳩の湯」があったころは、全くそんな気遣いは必要なかったのですけど。



 枝折れしたのか樹形はよくありませんでしたが「キクモモ(バラ科サクラ属)」が見事でした。花は菊のようです。


 コゴメヤナギとドウダンツツジ。館内に入るとクリンソウの鉢などがあり、さすがに「はなや」だけのことはあります。


 平成17年5月開業で、建物はまだ新しいです。冬期は休業しますので、薪は晩秋、早春用でしょう。


 建物はダムに沈んだ「宝仙台分校」を再現したもので、秋田杉がふんだんに使われ落ち着いた雰囲気です。


 みかん色を謳ってるようにその通りの色です。過去4回訪れてますが、こちら側の浴槽は初めてでした。泉質はナトリウム-硫酸塩泉で舐めてみると若干の塩味と苦味がありました。源泉はph6.7、60.1℃で加水なし塩素消毒もなし。毎分300ℓと湯量豊富で掛け流し。成分総計も5,196.6mg/kgと濃いめ。


 残念ながら岩の露天はお湯が張られてませんでしたが、片隅に浴槽が設えてありました。露天の方が狭い分、入ってると熱くなってくるのが早かったです。


 浴槽の縁には析出物も堆積してますね。タオルにも色が付いてしまいますので、新しいのは持っていかない方がいいです。


 休憩の小上がりと飲泉所。飲泉の方は詰まってしまって出なくなり、現在利用できません。泉質がいいほど配管等の更新にお金がかかりその維持管理ができなくなり、廃業に追いやられる温泉もあります。

南玉川温泉はなやの森
秋田県仙北市田沢湖玉川328
0187-49-2700
日帰り入浴10時~15時
700円
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