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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

ATPワールドツアーファイナルズ第3戦評

2014年11月15日 | スポーツ
 錦織圭ラウンドロビンの第3戦。ミロシュ・ラオニッチの大腿四頭筋の故障による棄権で、ランキング10位スペインのダビド・フェレールとやることに。今年こそ低迷してるものの、昨年のランキングは3位。諦めずに走り回り、ラリーでもミスしないので、精神的に参るタイプですね。しかも普通はウイナーになるのでも、球道を変えて球足の長いのを打って体制を整え、逆襲してくるから厄介です。第1セットは、ストローク戦が長くじれったい展開でしたが、先にブレークしたと思ったら、すぐにブレークバックされてしまいました。第10ゲームの確か15-30だったと思いますが、ループ気味のがライン際に落ちたんですが、チャレンジしなかったんですよね。ところが映像に写ったのを見ると完全に入ってました。15-40と30-30ではエライ違いですからね。

 フェレールのサーブを見てると、左足の軸足を打つ時にズラすので、フットフォルトになる可能性がありますね。トップ選手にはあるまじき癖です。それとサーブだけでなくストロークの1打ごとに唸り声を上げるなっちゅーの。打球音がかき消されるので相手の反応が遅くなるらしいですよ。それを意図的にやってる選手もいるので、声出し禁止ルールを作ってもらいたいものです。特に女子に多いんですが、古くはモニカ・セレシュですね。彼女はホント煩かったです。今でもシャラポワ、アザレンカ、ビーナス・ウイリアムズと結構いますけど。また試合中ラケットをたたきつけて折ってしまいましたが、罰金の対象になる行為です。錦織が戦術を替えよりコートの中でライジングをたたくことでウイナーが多くなり、ファーストサービスも入り出したことが、フェレールのフラストレーションに火をつけたともとれます。フォルトになったボールを足で蹴る行為も1度ありましたが、ホントマナーのよくない選手です。

 相変わらずダブルフォルトは多いですが、マレー、フェデラー戦では出なかったノータッチエースもありましたので、調子は上向きだと思います。トスの高さと位置がズレてても、試合中の修正は困難みたいですからね。ファーストサービスはスピードを出すためフラットが多いですが、球足が伸びるのでサービスラインを割ってしまったり、右サイドからのセンター狙いが極端にズレることがあり気になります。

 松岡修造がさかんに姿勢を低くと言ってましたが、素人にはその違いがよく分かりませんね。手首の不調はそれほど影響はないようで、先ずは一安心です。繊細なマイケル・チャンと楽天的なアルゼンチン人のダンテ・ボッティーニとのコンビもうまくいってるようで、ジョコビッチとの準決勝が楽しみです。それにしてもフェデラーは強すぎますね。マレーを6-0、6-1ですか。ジョコビッチに勝ったとしても、決勝でまたフェデラーと当たるのは間違いなさそうです。

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