その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

こぐま亭

2010年04月13日 | らーめん

 こぐま亭は、秋田内陸縦貫鉄道の阿仁合駅舎内にあります。遠くから足を運んで下さる方もいらっしゃるんですよ。写真は、肉うどん(450円)と、またたびラーメン(550円)。どちらも肉は馬肉です。柔らかく煮込まれていて、和風ダシに合っています。ラーメンの麺にはまたたびが練り込まれていますが、さほどくせはありません。細麺なので食べやすく、懐かしい素朴な味わいがあります。またたびの効能は滋養強壮、疲労回復、神経痛、精神安定、冷え性、健胃、利尿など驚くほどあり、がんや風邪予防を謳(うた)っていることもあります。

 お腹の空きようによっては、おにぎり(鮭、おかか、梅)各120円や半馬肉丼(280円)を組み合わせるといいでしょう。

 ところで、またまた余計なことを言ってしまいますが、北秋田市の某ラーメン店でカミサンが遭遇したことについてです。中年のおっさんが、「しょっぺー、早くそこのダシ持ってこい!」と大声で叫んで周りの客が迷惑したそうです。店員がどういう対応をしたかは、あえて聞きませんでした。その前に、そんな非常識なこと言う人はいませんし、不味けりゃ後行かなきゃいいだけの話では!?

 「御代は結構ですから、お引取り下さい。」と足蹴(あしげ)にすることも考えられましょう。あるいはその逆で、しっかりとしたクレーム対応をすることで、ビジネスチャンスと捉えることもできます。

 客に「自分の利害だけでなく、相手の利害も考える」、勝間勝代氏の言うところのWinWin 両得の関係を望むのは無理だと普通は考えます。しかし、大阪では店を出る時、二重にも三重にも感謝の言葉を投げかけるって言うじゃありませんか。大阪人は大したもんやわー、っていつの間にやら大阪弁になっとるやないけ(笑)
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