その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

裏岩手滝ノ上温泉周回縦走(3)

2016年09月21日 | 秋田駒・乳頭


 相も変わらず藪漕ぎです。単独行でよかったですよ。絶対文句つけられるはずですから。大きい画像は、この縦走路からよく撮られてるポイントで、葛根田大白森が見えてます。天気がいいと左に秋田駒が見えます。


 ツバメオモトの実とイワイチョウの花。春の花が何で咲いてるのでしょう?


 関東森手前の湿原。


 倒木も増えてきましたし、まともに立ってる標柱もありません。特に歩きに支障があるわけではないですが、倒木は油断してると渡渉同様道をロストする場合があります。


 こちらは八瀬森山荘手前の湿原。ミツガシワの生えた池塘もありましたが、地図に記されてる水場は見当たらず。途中から本降りになったせいもあり、疲れてて探す気にもならず。ブッシュ以外は分岐からほとんどアップダウンはないので、そういう意味では楽だったかも。


 出発から7時間40分かかって、ようやく八瀬森山荘に到着。トイレはなし。たしか建てられたのが平成2年ですから、結構古くなってきてます。7、8組のふとんと毛布が掛けられてました。フラッシュをたいたので明るく写ってますが、窓が一部塞がれてたのでとても暗かったです。1人だったせいもあり相当不気味でしたね。雨が途中で止んだため建物のきしみも気になってきて、酒飲んで耳栓して寝ましたが朝までまんじりともせず。


 2日目は長丁場なので4:10分にヘッデンをつけて小屋を出発。左上は5時過ぎの画像ですが、ブッシュの中に何やら赤い不気味なのが写ってますね。赤テープでは決してありません。右上;大きい倒木はこのように切ってあり、登山道である意味も含んでるのでは。


 曲崎山からの眺望。秋田駒方向。


 岩手山がちょっと頭を出してます。


 小畚山方面。


 左上;葉の質感は似てますがオオバスノキは葉先が尖ってますから、クロウスゴでしょうね。右上;曲崎山頂は眺望なし。熊は人間の構築物がキライだと見えて、どこのもことごとく破壊してます。


 引き続きブッシュ。右上の大白森に向かって急登を下っていきました。



 サラシナショウマとマンガのようなキノコたち。

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2 コメント

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Unknown (pico)
2016-09-21 07:42:22
おはようございます。

いい山行ですね、単独ですか、私も
最近はほとんど単独で歩いています。

気楽に歩けるから好きです。
秋田の山にはほとんど出かけていませんが
いい山がたくさんあるんですね。
以前仕事で栗駒山の近くまで行ったことがあり、秋田ではマタギの里辺りまで
出かけたことがあります。

東北の山情報、期待しています。

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Unknown (ひぐらし)
2016-09-21 20:12:44
 picoさんこんばんは。
歩きごたえのあるルートでしたが、縦走
してる実感がありました。
単独は、周りに山をやってる人がいない
というのもありますね。

私の場合、同じ山に何度も登りたいと
思わない方ですが、こと岩手山と裏岩手
八幡平は、色んなルートがあることもあり、
何度も行きたくなってしまいます。

picoさんもぜひ泊まりでいらしてください。
返信する

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