その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

裏岩手滝ノ上温泉周回縦走(4)

2016年09月22日 | 秋田駒・乳頭

 大白森山荘まで30分のところに、小和瀬へのエスケープルートがあります。右上;やっとまともな標識が出てきました。



 大白森山荘は平成15年設立ですからまだ新しかったですが、ストーブは更新する必要があります。このままでは使えません。2階へ至る外階段は冬用です。当然ですが、トイレもついてました。


 さらに山荘から30分ほど歩きますと、大白森の平原へ出ます。左上はその出口ですが、その開放感たるや歩いてこないと分からないでしょうね。近年は整備された道を歩くことが多かったですが、ワイルドな道を歩くことによって自然との一体感を持つことができたように思います。






 池塘と平らなところにある大白森山頂。


 木道の向こうに秋田駒ヶ岳。


 小白森山はちょっと小ぶり。


 この道はぬかるみが多いことが難点かな。山ブドウはもう少しで熟します。


 山ウルシの向こうにナナカマド。山ウルシは枝先が傘状に開いてるのが特徴で、一見して見分けがつきます。


 オヤマリンドウは、それほど離れてないところで盛りのと枯れの2様態が見られました。


 これが地図にも出てる「鶴の湯分岐」さらに進むと「蟹場分岐」が出てきます。ところが、歩行中GPSのタッチパネルに触れてしまったみたいで、表示がドライブモードになってしまって高精細地図が出てこなくなってしまったんです。地図も持ってたんですが、現地を見て分岐じゃないと判断してしまいました。よく見てください。こんな分岐ってあります?せめて田代平山荘とか乳頭山方面とか表示してよね。こんなんじゃ左折できませんって。秋田県人として恥ずかしいわ。てか人を小馬鹿にしてしてません!? それと山でそこらじゅうに看板掲げて「鶴の湯」の宣伝するのやめてくれる。どんだけ集客したら気がすむのよ。


 下り続けるのでヘンだと思ってたら大白森の登山口に着いてしまいました。突き当りはT字路の林道。


 乳頭は左方面なので進んでみたら、大白森のもうひとつの登山口。そのまま進んだら行き止まりでした。


 時間もロスしましたし、戻って蟹場温泉へ行くことに決めました。右上;駒見峠。


 3.5kmを新奥の細道経由で蟹場温泉へ。カミサンへ電話して迎えに来てもらい、さらに車をおいた岩手の滝ノ上温泉まで送ってもらいました。かなり激怒してましたが、動けないぐらい疲労してましたし、しょうがないですな。笹薮で迷わず、まともな登山道の分岐で間違えるあたりも自分らしいです。行程にもムリがあったようですが、失敗談を語ってこそのブログかな、という気もしてます。

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