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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

岩手からの帰路

2011年04月07日 | 
 帰りは高速を使わず別ルートにしました。野田から国道45号を北上しているうちに、「べっぴんの湯」という看板が見えましたので入っていこうとなり、久慈市から岩手県道7号線へ侵入。その途中にあった「たきダム」を見学したあと、温泉へ。安家洞(あっかどう)と龍泉洞をチラ見してから国道455号線を西へ。新しく出来た早坂トンネルや岩洞湖、外山ダム湖を経由して盛岡へ。盛岡で夕食後国道46号線で秋田へ帰りました。なお、温泉と夕食は後日詳述させていただきます。


 たきダムからは、久慈市の牛島が見えました。こちら側からは防波堤になったかのようでした。また、ダムの上流では遊覧船も運航されてるとのことでしたが、確認できませんでした。







 安家洞は、日本最大の鍾乳洞です。オープンは毎年4月中旬ということで、まだやってませんでした。震災の影響でオープンが延期されることも考えられます。龍泉洞も3/19予定でしたが、こちらも延期になってるようです。
















 左上;2007年10月8日に開通した早坂トンネル。長さが3.115kmもあり、岩手県内で2番目です。このトンネルの開通により、急坂による冬場に多発した事故の解消と、除雪費用の節約効果がありました。距離的にも5.5km短縮されております。出口でちょっと曲がってるぐらいで、ほぼ直線でした。よって旧道の早坂高原を通るルートは冬場は閉鎖されてますが、紅葉のメッカなので時期には迂回してみてはいかがでしょうか。同時期に完成した道の駅「三田貝分校」にも寄りたかったですが、高齢の両親を乗せてだと勝手気ままにというわけにもいきません。右上;岩洞湖は、わかさぎ釣りで賑わうだけあって、まだまだ氷が分厚かったです。

震災見舞い

2011年04月06日 | 
 原発だけが注目されがちですが、移動式太陽光発電機とか仮設住宅への太陽光発電システムの提供、生活用水向けに海水の淡水化装置の提供など、色んな会社が無償で被災地支援にあたってることを考えれば、やっぱ日本ってすごいと思うわけですよ。


 さて、遅ればせながら岩手の親戚の震災見舞いに行ってきました。行きは高速で十和田→九戸。料金は通勤割引らしく600円でした。高速料金は曜日や時間帯によって割引率が違うので、非常に分かりにくいです。トイレ休憩は、田山PAと九戸を下りてから道の駅おりつめ(折爪)で。オドデ館というのが併設されてましたので何だろうと調べてみましたら、オドデ様は折爪岳の神様で上半身ふくろう、下半身人間という出で立ちだそうです。ところで、公衆トイレはギャル語では「ハムト」になります。公は分解すると「ハとム」だからなんですが、只を「ロハ」と言うのと同じことなんでしょう。

 道の駅おりつめを出てしばらくすると、右手に久慈渓流を見ながら国道281号線を下って久慈市へ向かいます。そして野田村へは国道45号線を南下します。



 左上は、国道45号線沿いにあるコメリ野田店から撮った「がれき捨て場」。7、8mはあろうかという高さでした。このような捨て場が村内に4箇所あるそうです。右上は、体育館ぽいですが地図の位置関係からすると村立図書館と思われます。壊滅状態でした。村内はホコリっぽく、マスクなしでは歩けません。


 左上;宇部川と泉沢川の間にある明内川。対面は十府ヶ浦方面。右上;同所からカメラを右にふった画像。これでもがれきは相当取り除かれています。テレビ映像ですとどうしても一部分しか切り取っていないので全体像がつかめませんが、実際現地を見ると被害の広がりに唖然とせざるを得ませんでした。


 初期の捜索活動では、重複を避けるためマーキングが必須となります。建物にも「解体OK何月何日」とマーキングされていました。


 通りを隔てて、全壊から倒壊を免れている分岐点があるのが不思議でした。津波は、愛宕神社鳥居から200mほど入ったところで止まったそうです。逆流が深くなかったのは、川が3本に分岐してたからかもしれません。親戚の家は旧家の空家がちょうどその辺にあり、そちらに避難してました。しかしながら、新築した家と薬局の店舗は半壊状態で、被害総額は4千万を超えるそうです。二重債務は復興の足かせとなりますので、ぜひとも償還特別支援とか特別融資等の政策を打っていただきたいものです。


 行ってみると、いとこの家主は仕事で家人は通院でした。ところが、3人の友達が避難してきて留守番しているとかで、先発隊の親戚が持っていったという「いなにわうどん」をご馳走になることに。薬局のスタッフも昼食に来るそうで、大量に作っていました。何にもしないよりは、動いていた方がいいんでしょう。母が作っていった煮しめやポテトサラダ、おにぎりも好評でした。もちろん、我が家でも米・味噌をはじめ支援物資を積み、見舞金を持参したのは言うまでもありません。ということで会話も途切れがちでしたので、しばしチワワと遊んでました。避難所でもお利口さんだったそうで、だっこ、お手、指なめなど私のやりたい放題。歩くぬいぐるみとはこのことかー。お持ち帰りしたいほどでしたよ。

羽田国際線

2011年01月21日 | 

 東京に行ってきました。写真は左上から、大館能代空港、行きの上空、帰りの落日後。帰りは、「秋田上空の天候によっては羽田に引き返すこともあり、その際の宿泊費は自己負担となります。」とのアナウンスが搭乗前にありました。



 京急で来て羽田国際線ターミナルで下車。海外へ旅立つというよりは、物見遊山的な客が多かったです。



 展望デッキは黒山の人だかりでしたが、飛行機の方はまばらでした。


 江戸小路内には無料の休憩スペースがあり、空弁などを食べることもできます。国際線ターミナルから国内線へは無料のシャトルバスも出ていますので、あえて有料にこだわらなかったのがコンセプトかと思いました。そのバスターミナルの階には“Air LAWSON”がありましたが、ふと“Air Jordan”が脳裏をよぎりました。エアの意味は違いますが、最盛期にはフリースローラインからジャンプしてダンクを決めてたんですよ。

 中上のプラネタリウムは人気が高くて、予約で一杯でしたので断念しました。

 右上;国内線第2旅客ターミナル2階の出発ロビーの椅子が新しくなりました。イタリアの「カッシーナ・イクスシー」に特注したソファです。



 左上は、国際線5Fの TOKYO POP TOWN にある、キャラクターショップ“Trape Frape”で買ったものです。BabyCoco のパスケース、カピバラのがまぐち、チェブラーシカのキーケース。写メールのやりとりをして、好きなのを選んでもらいました。右上は、拡張された第2ターミナルの南エリアに出来た SMILE TOKYO でゲット。“ペペロンチーノの3色ソルト”と“バジルとガーリックソルト”。お隣さんにも2個お土産にしましたが、30gしか入ってませんので、かなり寂しかったですね。でも1個630円もするんですよ。茅乃舎(かやのや)製で福岡以外では東京ミッドタウン店と羽田にしかありません。SMILE TOKYO は、スイーツ、おつまみ、調味料が豊富です。あとご近所さんには、銀座若菜の千枚漬や雛かぶらを。私お土産には菓子箱を選択することはまずありませんので、この SMILE TOKYO は絶賛です。昨年12月、出没!アド街ック天国でも紹介されたんですよ。

由利高原鉄道

2010年11月14日 | 

 子吉駅から矢島駅まで32分の列車旅をしてきました。駅は子吉-鮎川-黒沢-曲沢-前郷-久保田-西滝沢-吉沢-川辺-矢島の10駅。子吉駅の中にはなんと玉の池簡易郵便局がありました。


 車輌はディーゼルで1輌。ワンマンカーなのでボタンを押してドアを開けます。


 車内はこんな感じで、若い美人のアテンダントさんが乗車していました。


 車窓風景は、内陸線と違って山が迫ってないので、見晴らしがよかったです。川は子吉川。


 無人駅がほとんどでしたが、駅舎は新しいのが多かったですね。左上;黒沢駅、右上;吉沢駅。


 下車間際に、アテンダントさんから「あなたを待ってます」という栞をいただきました。


 矢島駅にあった2つの水槽。プラティには子どもが生まれてて、かわいかったですよ。


 矢島駅にも郵便マークが。郵便局は入居してないみたいですが、切手や葉書を販売しているようです。売店の名物おばあちゃんの“佐藤まつ子さん”の熱烈歓迎を受け、恐縮してしまいました。


 帰りは、日本海沿いのR7号線経由で道の駅岩城にも立ち寄り。日本海は荒れていました。

樺細工体験

2010年08月30日 | 

 内陸線で向かう先は角館。車窓からは田んぼアート(羽後太田~角館間)も見れます。せっかく徐行してもらったのに、見入ってしまい写真撮り忘れ。


 9/7~9/9にある曳山をぶつけ合うお祭りに合わせ、駅前でなにやら作製しておりました。この日は大曲の花火のため、ついでに角館に寄る人が多かったようで、武家屋敷はすごい混みようでした。


 駅から歩くこと約20分で樺細工伝承館に到着。


 ここではヤマザクラの樹皮を使って、樺細工体験が出来ます(90分1,500円)。 まず作品集から好きな図柄を選び、それをなぞって下絵を描き切り抜きます。


 樹皮には糊が塗ってありますので、それを熱せられたコテで定着させます。


 定着したら、細かい線をカッター等で切ります(写真の作業は講師によるもの)。あとは光沢液を塗って完成です。完成品は持ち帰りできます。