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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

北陸一人旅(7)

2012年09月11日 | 
 引き続き The World Heritage 越中五箇山菅沼集落。マイカーじゃない場合は白川郷だけならバスで行けますが、全部周ろうとするとレンタカーじゃないと無理です。


 駐車料金として500円を払います。なんとエレベーターで下りていけるんです。


 パラボラアンテナが設置してありますが、人が住んでいるんですから責めないで下さい。


 お土産屋“かっぱ”。ぱっかではありません。


 ちりめんで作られた野菜たちはホントにリアルでした。特に大根が。




 白川郷含め五箇山を支えてきた産業は、塩硝、養蚕、紙すきの三つ。火薬の原料となる塩硝は煙硝のことで、その製造を誤魔化すため塩硝という名称になったんでしょう。戦国時代から江戸時代にかけて栄え、蚕の糞を原料に使うなどリサイクルの片鱗がみられます。民俗館と塩硝の館はセットで見学できます。杉皮壁は、幼少の頃見たような記憶がありますが、定かではありません。


 ここにも集落を俯瞰できる絶景ポイントがありますので、以下ご覧下さい。






北陸一人旅(6)

2012年09月10日 | 


 ヘチマとかススキが絵になってますね。“喫茶落人”とてもステキなカフェでした。


 いろりではぜんざいが煮られていました。


 器はどれも高そうなものばかりでした。吊るされてるコーヒーカップが、インテリアも兼ねているかのようです。合掌造りですから、内部も見れます。釘を使わず、ソネというマンサクの木と縄で結束されてるそうです。


 ワンピースの著者の尾田氏が2009年8月にここを訪れ、ねつけストラップの原画ともなってる絵を描いていったそうです。ウチにも全巻揃ってますが、どうも読む気になれませんね。ところで、テレビアニメで「ひぐらしのなく頃に」というのがあるんだそうですが、なんとここ白川郷が舞台で聖地巡礼まで行なわれてるって言うじゃないですか!? で私蜩なんですが、何か(爆)


 五穀米のカレー。汗が吹き出てる私を見て奥様が、「生姜とにんにくが入ってるんですよ」と。ドリンクは5種類の中から選べ“ゆず”を。冷やしぜんざいも甘すぎず美味しかったです。このランチセットで千円は安いと思います。 



 他にも個性的なお店がありましたが、時間の関係で入れませんでした。“白川郷の湯”という天然温泉には足湯がありましたが、タオルを持ってないと入れないものです。


 庄川やソバ畑なども癒し系風景です。


 展望台の下に位置する白川診療所。その向かいにも鄙というステキなカフェ。

北陸一人旅(5)

2012年09月08日 | 

 それでは展望台から坂を下って荻町へ出てみましょう。白川郷のマンホールはこれ。


 下りてすぐの2軒の合掌造り。


 初秋の様相を呈していました。


 国重文の和田家。


 降水量が少ないのでたっぷりの水流ではないですが、それでもキレイな水でした。


 再びススキと和田家。


 火に弱いので防火対策には気をつけてます、みたいな。


 神田家。中には入らず裏手へ周ってみました。


 長瀬家。ここも見学できます。


 再々のコスモスと和田家。

北陸一人旅(4)

2012年09月07日 | 

 高岡駅に着くと豪雨のためJR城端線も止まっていて、発車したのは23時20分でした。駅で2時間半待ちました。そのためアパホテル<砺波駅前>には23:50のチェックインでした。富山市、高岡市のホテルはおわら風の盆のため予約が取れなかったためですが、翌日の白川郷へは近くなるので、してやったりだったのですがねー。土曜と風の盆の影響で、場末のホテルなのに朝食付き8,300円でした。全てにおいて普通でしたが、トイレは型が古すぎなので要交換です。温水準備ボタンなんか、今時ないでしょ。そのボタンのおかげで、熱過ぎてケツが爛れるとこでしたわ。ホテルの自販でビールを買って即寝を決め込みました。そしてこの日の歩行は、13km、16,500歩。八尾だけでおそらく7,8km歩いてますね。


 トヨタレンタカー砺波店に予約を入れてましたので砺波駅から歩きましたが、40分ほどかかりましたよ。1.5kmというのは眉唾ものですな。水分補給には、キリンのソルティライチのお世話になりました。ポカリ系のまずい味よりは飲みやすかったです。そして砺波から白川郷までは、飛越峡合掌ラインを58km南下することになります。坂はそれほどでもないのですが、道が狭くカーブが多いのでウォーキングとか、城端駅辺りにあるレンタルサイクルとかは考えない方がいいです。事故に遭う確率大です。

 画像左上;庄川に架かる大渡橋。右上;小原ダム湖。



 この橋は使われてないようですが、趣がありましたね。


 道の駅白川郷でお土産やTシャツを買い、持って歩くわけにも行かないので自宅へ送付。


 道の駅から歩く人はいないと思いますが、約2kmほどなので歩いてみました。左上の橋を渡ると荻町城跡展望台へはすぐです。


 登りは急ですが距離は短いので5分足らずで着きました。










北陸一人旅(2)

2012年09月05日 | 

 石垣が多い八尾(やつお)の町並み。


 風と思ったら瓜だって。紛らわしいの着てくんな!! 失礼しました。実は風の草書体でした。もう一人、瓜のTシャツの人がいたので勘違いしてました。


 150円の八尾牛乳飲みました。旨し。



 「日本の道100選」に選定された諏訪町。坂の勾配が絶妙。駅から一番遠い町で3kmほどあります。


 手づくりの店「そうけじま」は人気がありました。





 西町にて、ようやく地方(じかた)を中心にして踊る「輪踊り」に遭遇。


 唄い手・囃し手・三味線・胡弓・太鼓から構成されている地方ですが、中でも胡弓のゆったりテンポの音色が独特で、決して心拍数を上げない踊り手にも優しい踊りだと思います。