goo blog サービス終了のお知らせ 

その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

サラメシ

2012年12月09日 | テレビ番組
 月曜22:55から放送されるNHKの「サラメシ」が、昨夜「総集編 おいしい女子メシセレクション」として再放送されました。ランチだけに“おかわり放送”ってかw 中井貴一の軽妙なトークもいいですよね。様々な職業のランチ事情というのが垣間見れて好きな番組です。

取り上げられたのは6人
・百貨店の案内係
・作家(角田光代)
・メッセンジャー
・聴導犬訓練センター
・彩色絵師
・新宿大久保の韓国食材の店員

 角田光代が、しっかり弁当を作ってるのが意外でしたね。会社勤め人のように、出勤、仕事終了時間をきっちり守っている上に、土日は完全に休むというのも売れっ子作家にしてはスゴイ自己管理です。

 メッセンジャーの7個のおにぎりというのも、職業ならではですね。1日150km 走ることもあるそうで、食べないと血糖値に影響してくるんだそうです。

 聴導犬訓練センターの1人1品持ち寄りっていうのは、随分豪華なランチです。数多くの食材を取るのは、理想でもあります。

 大久保の韓国食材の店員のは、お店のお惣菜がランチでしたが、一番美味しそうに見えました。

 私の場合は給食なんですが、カミサンが弁当を作らなくていいという恩恵に感謝がないのが不満ですね。またランチタイムを含めて昼休み時間というのは、午後からの仕事に向けてリフレッシュする上で重要な時間です。なのでその時間に電話が来たり、来客があったりするとかなり凹みますね。私は、よほど急ぎでない限り昼休み中に電話することはありませんが、かけてくる人の中には昼休みでも仕事してます、みたいなアピールも見え隠れしてることがあります。自己中ですから相手の迷惑は顧られてません。その他、荷物の配達が不思議と昼に集中しているのと、パン屋が週一ですが玄関先で売らせて下さいってのもあるんです。頼むからゆっくり休ませてくれ~。で私の昼といいますと、マッサージ機を17分あてたあと、「ワイド!スクランブル」を観てます。ヒルナンデスも面白いですが、都会の情報が多いのでスルー。「笑っていいとも」は、もはや番組打ち切り説も出てるみたいですね。ちなみに朝の日課は、20~25分ほど早めに出勤して、新聞5紙(秋田さきがけ新聞だけは、自宅で読んでます)に速読で目を通すことです。

おかえりすぽると

2012年09月30日 | テレビ番組

 巷に癒されてる人が増えてるようです。本田朋子、平井理央、松村未央の3アナによる“おかえりSPORT” 

「今ご帰宅のあなた、おかえりなさい。今日も遅くまでお疲れ様でした。そんなあなたに今日の○○○なニュースをギュッと凝縮。おかえりSPORT」

 独身の人は、“あなた”なんて囁かれたらコロッといっちゃいますよ。このフレーズを考えた人は罪深いですね。特に平井アナは天性の癒し系だよね。セリフが長いので、39連発の中にはかんでるのもあります。

 ブログのブックマークには、平和のイメージガール佐山彩香を貼ってますが、最近注目してるのはバラエティに出始めた大島麻衣とミラージュの本仮屋ユイカ。ぽっちゃりもいいけど、スレンダーもねってかw 

 あと動画で好きなのは、先ごろ白戸家へ潜入した宇宙人ジョーンズ。トミー・リー・ジョーンズがハーバード卒って知ってました? もちろん缶コーヒーBOSSのCMなんですが、通勤時間帯に聞くラジオのドラマ仕立てのが風刺が効いてて特に好きですね。声はトミー・リー・ジョーンズではなく谷口節(たかし)の吹き替えです。地球調査員として様々な職業に携りますが、保険外交員、ラーメン屋の店員、PCサポートセンター員、村の駐在所のおまわりさん、大学生、子役のマネージャーと日替わりで楽しませてもらってます。↓こちらで聴けます。

http://nicosound.anyap.info/sound/sm18460363

プロフェッショナル仕事の流儀

2012年09月09日 | テレビ番組
 先週9/3、天皇陛下の執刀医でもある順天堂大心臓外科医天野篤氏のアンコール放送を観ました。血液も内臓も全て見えてるのに、不思議と気持ち悪さはなかったですね。御年88歳のおじいちゃんの手術を成功させ、難病の音楽教師の命も救うわで、番組内容も手に汗握るものでした。年間400件の手術で98%の成功率なんだそうです。病院に月~土曜泊まり込みってことは独身なのですね。食事はバナナ1本、缶コーヒー、野菜ジュースってことでしたが、たまたま手術前で毎回ってことはないでしょう。一途に一心に愚直に・・・座右の銘かな。プロとは・・・宿命というか天命、ただそれを真摯に行なっていくこと。それにしても世の中にはすごい人がいるもんです。

 そして昨夜放送の「高倉健スペシャル」。これほど緊張してテレビと向き合ったことはないですね。冗談言われても笑えなかったですもの。「一度きりを生きる。生き方が芝居に出る」かっこいいです。ゆえに本番は一度きりで何回もやらないんだそうです。そりゃNG出せないですよね。私蜩、高倉健氏との接点はないことはないんです。それは大学の先輩ということだけで、一方的に繫がってるものを感じてるだけなんですが。「不器用ですが」が一人歩きしてると苦笑いしておられましたが、実直を絵に描いたようなお方です。御年81歳でありながら、決して座らず地元民やキャストへの丁寧な挨拶。「偉そうなことを言うようですけど・・・」、行きつけの床屋でさえ「予約してます高倉ですけれども」と。撮影に穴をあけられないので葬式には出たことがないとか。それでいて、何色にも染まるカメレオンのようなヤツは役者としてはダメだ、と手厳しいですな。

朝食はシリアル+ヨーグルト
ウォーキング
マウスピース着用
心と体を保つため(心技一体なのですね)
愛聴曲・・・山下達郎「希望という名の光」
愛読書・・・木村 久迩典著、山本周五郎のヒーローたち「男としての人生」
番組では触れてなかったですけど、愛用のジャンパーバラクータG9のベージュと紺、ズボンの左ポケットに片手を突込み風を切っての歩き姿はかっこよすぎ。それもこれも上背180cmあってのことですが、背筋が伸びてるからなんでしょう。同じバラクータを昔着てたことがありますが、袖が長すぎてだぶつきサマになりませんでした。

プロフェッショナルとは・・・生業(なりわい)
どっかの誰かみたいに、それ以上でもそれ以下でもない、なんて余計なことを言わないところがスゴイ。

まぁ、マネしてるうちは越えられませんので、マネはしませんけど(笑) お二方に共通していることは、真摯に向き合わないとそれなりの結果しか生まれない、ということでしょう。生き方を変えんとな。

クローズアップ現代

2012年08月29日 | テレビ番組
 8/28放送の「なぜ遺書は集められたのか~特攻謎の遺族調査~」
海軍軍務局特務機官という肩書きの神戸市在住近江一郎氏が全国行脚して、遺書や遺品を回収したのだという。資金援助等はニ復(第二復員省)がやってたらしいのですが、昭和21年には廃止されてますので、復員庁第二復員局に引き継がれたんでしょう。このたび千通もの遺書が発見されたようですが、彼一人で集めたんでしょうか?

 名前は忘れましたが位の高い人でした。その人が「英霊が枕元に立つ」って適当なことを言ってましたが、特攻に命令しておきながら自らは生き残っておいてよく言うわ、と思いましたよ。元海軍大佐猪口力平とその部下の中佐中島正共著の「神風特別攻撃隊」の資料として集められた、というのも真の理由ではありません。もっともその著書は、やったことに対する正当化、理由づけにすぎません。

 真の理由は、遺族の記憶を早期に消すことと、海軍を10年後に復活させるため遺族の意識調査を兼ねていたということです。その一部でも海上自衛隊の礎となっていると思うと、複雑な心境にならざるを得ません。特攻は、外道、非道のやってはいけない作戦だったのですが、自己犠牲、自己昇華へと美化させるまでに問題の焦点を変容させてはいないでしょうか? 遺書は鹿児島の知覧特攻平和会館にもありますので、機会がありましたらぜひご覧下さい(私は20年前にみました)。未亡人を生むので結婚することも許されず、主に母親にあてた手紙ですが。。

 ところで、昭和28年に復活して以後払い続けられてきた戦没者遺族年金ですが、現在受給している人は少なくなっているはず。階級にもよりますが、現役世代の年収に相当するぐらいの金額です。語弊がありますが、その浮いてるはずのお金ってどうなってんの、と思うのは私だけ?

濃姫

2012年03月18日 | テレビ番組
 昨夜テレ朝・東映系濃姫を観ました。美濃の斎藤道三の娘にして織田信長の正室。本名は帰蝶。まむしの娘が“うつけもの”と結婚したと笑ってはいけません。“うつけもの”とは仮の姿なのですから。主役は濃姫(観月ありさ)なのに物語りの性質上どうしても織田信長(城田優)が目立ってしまいます。でもなんでハーフの城田優なんですかねぇ(観月ありさもクォーターなんですよ)。濃姫に子どもはなかったものの、海千山千の側室方を束ねた手腕は評価されて然るべきでしょう。観月ありさの凛とした姿はなかなかでしたよ。色々あったみたいですが、払拭されたのでしょうか?

 信長の父信秀が亡くなる前に、信長が信秀の側室「岩室」へ恋文を送った逸話が紹介されてました。真意は「若い側室に現を抜かしては命を縮める」という警告だったのです。かように戦国時代では、上の句を投げかけられ、それに符合した下の句を返せる人が真の武将なのでしょうか!? そのことは、濃姫の兄斎藤義龍にも当てはまることです。父道三をうつにあたって、土岐氏の嫡子ではなく道三の実の子であったことが判明しますが、深読みしてたら分かってたはずです。

 親子のみならず兄弟にも命を狙われる時代だったわけで、信長とて弟の信行に城に踏み込まれてますが、逆手にとって返り討ちを浴びせます。その辺の読みはしたたかですね。その信行を斬った箱羽半佐とは何者?と非常に気になりますなぁ。時代劇ってお金がかかりますが、バラエティを頭を空にして見てるより、よっぽどタメになります。