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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

大白森山縦走(2)

2009年09月05日 | 秋田駒・乳頭

 左上;キク科ミヤマキオン。よく似たハンゴンソウは、茎と葉柄が赤味を帯びて、葉は羽状深裂で大きめ。それに対し、こちらは葉が小さめでつるっとしていて葉脈が目立ちません。右上;マイヅルソウの実。このくすんだ色は過渡期で、最終的には赤くなります。


 左上;ツバメオモトの実。ほとんど黒っぽい実でしたが、この実だけが鮮やかな濃青でした。右上;セリ科イブキゼリモドキも、花は終わりかけて実をつけていました。


 左上;皮が剥げた後に苔がついて絵画的な模様になったブナ。鶴の湯分岐着は10:32。


 ツタウルシにからまれても、穴が開いても生命力旺盛なブナ。


 ユキザサの実は、赤くて10ヶ以上房状につきます。左上のは何個か落ちてしまっていました。似ているチゴユリは紫色の実を1ヶだけつけますので、違いが分かります。ユキザサも広葉雪笹とか何種類かありますが、右上の黄色い実を付けたのもユキザサでしょうか?これから赤くなっていくのかな?


 ず~っとブナ林の中を歩いてきましたので、視界が開けると気持ちがいいですね。歩くには木漏れ日の中を暑からず寒からずって感じでいいですけど。右上;ツルリンドウ発見!


 木道沿いにはエゾオヤマリンドウが群生していましたよ。

大白森山縦走(1)

2009年09月03日 | 秋田駒・乳頭
 先週末、大白森山に行ってきました。大白森山と言っても福島ではなく、田沢湖高原から登る山です。前日の22時頃より登山当日の3時頃まで、子どもの高校競歩大会のため沿道について暗がりをライトアップしてましたので、ほとんど睡眠時間なしでの強行でした。日程的にやむを得ずでしたが、決してオススメできるものではありません。またまた某山岳会に参加させていただき、感謝に堪えません。


 田沢湖着は7:35でした。ウグイが群れをなしていました。まだ開いてませんでしたが、御座石駐車場にある茶屋で餌が売られているので、どうもそれ目当てのようです。 


 この寄り添っている大木には、今まで気がつきませんでした。御座石駐車場から真っ直ぐに湖に進むとあります。ちなみに、左に行くと御座石神社です。そこの茶屋では、「あきたこまちの缶詰」がありました。(画像は帰りに撮ったもの)初めて見ました。珍しいものとか山菜やキノコもあります。西明寺の大栗ももうすぐ店頭に並ぶはずです。


 出発は8:30大釜登山口より(蟹場コース)。大釜温泉は、他の田沢湖高原とは違って茶色いお湯で露天が広くて気持ちいいです。小学校を移築した建物もノスタルジーを感じさせます。


 今回デジイチを持っていかず、オリンパスのデジカメで撮りましたが、出来がよくないのでSさんより画像をお借りしました。左上がそれです。いつもの私のアングルとは違うでしょ。以降は取り混ぜて掲載します。いちいち説明しませんが、すぐにわかるはずです。山道はよく整備されてましたよ。


 山道は広くて歩きやすいですが、時折底なし沼が出現したり、急勾配に出くわしたりしました。刺激があって、それもまた結構。石や岩がないと、随分足への負担が違うものですね。


 途中、秋田駒や田沢湖が見え歓声が上がりました。


 この時期花の種類は多くありませんが、ヨツバヒヨドリやゴマナなどが目につきました。


 オオカメノキ(別名ムシカリ)の実が鮮やかでした。右上はホウキタケ(地元名;ハギダゲ)で店頭では一塊500円で売られてました。何度か目にしましたが、雨続きのため状態はよくなかったです。

 9:20大釜分岐着。あと小白森まで3.5km、大白森まで5.9kmです。

秋駒国見ルート(7)

2009年07月12日 | 秋田駒・乳頭

 午後からは晴れてきて、横長根からは女岳が見えてきました。女性らしい、なだらかな山容だと思います。


 実をつけたクヌギを沢山みました。コナラよりは実が太くて丸いです。右上は、クモマニガナ(雲間苦菜)だと思います。キク科ニガナ属には違いないようです。平地に生えているニガナは花が5枚と少ないです。


 花が咲いたような枯れ木を発見!


 晴れてきたので、ちょいと“姿見の池”まで足を伸ばしました。国見分岐からは割りとすぐです。そのまま金十郎長根を歩きましたが、熊よけの鈴を置いて(うるさいので)きたのを思い出し戻ってきました。


 国見分岐では、何人もが食事をしていたので、その手前に私もシートを敷きました。食事は、朝田沢湖のローソンで買ったヤツです。1万円渡したら女性店員が釣銭を数える際、声に出してる数字と指の動きが違うんですよ。それほど神経が図太くないので、その場で確認するわけにもいきませんし。結局合ってましたけど。そういう時には、財布に入れる前に札を広げる方法もあります。

 おにぎりは、高菜とか明太子が好きですね。おかずは、最近味付けゆでたまご、あらびきペッパーステーキ、ピリ辛ナスにはまってます。特に、ゆでたまごは人気商品みたいで、すぐに売り切れます。

 景色を見ながら美味しく食べてたんですが、ハエがうるさいのにうんざりしてました。食べ終わってふと横を見ると、○○○に丸々太ったハエが山のようにたかっているではありませんか。てか、そのハエが止まったおにぎりをもう食べてしまってるし。ぎゃーって逃げ出したのは、言うまでもありません。。おかげで、今まで楽しかった登山が最悪なものになってしまいました。



 これは下山の最後に見る風景です。左が石塚旅館で右が森山荘。


 今回のルートは、ざっとこんな感じでした。前にも書きましたが、ウチへ帰ってすぐやるべきことは、靴底とステッキを洗うことです。他の山の花の種子を、次ぎに登る山へ持って行かないために。

秋駒国見ルート(6)

2009年07月11日 | 秋田駒・乳頭

 “オノエラン”ラン科ハクサンチドリ属とオノエラン属どちらが正しいのでしょうか? ランだけに気品があります。レッドデータブックの絶滅危惧種で個体数は少ないです。時々見かけるものの、固まって咲いていることはありません。


 男岳から阿弥陀池に到着するも、なんも見えねー by 北島康介(笑)


 女性のトイレは長蛇の列でした。ガスも濃く長居は無用と横岳へ急ぎました。


 “モミジカラマツ”の蕾の状態。葉がモミジのようでしょ。
 

 横岳からはトトロ岩が見えるので、行ったら探してみて下さい。右上は「馬の背」。


 “大焼砂”は、ムーミン谷から吹いてくる風が強烈でした。ムーミン谷は別名“馬場の小路”とも呼ばれています。


 ガスの切れ間をぬって撮ったムーミン谷。手前にはコマクサが群生。

秋駒国見ルート(5)

2009年07月10日 | 秋田駒・乳頭

 ムーミン谷も終わり男岳の登りにさしかかるあたりに、コバイケイソウの群落がありました。


 左上;タカネザクラ(ミネザクラ)。右上;白っぽいシラネアオイ。白はなかなか見なくなりました。


 タカネスミレ。オオバキスミレと似ていますが、葉が厚く光沢があるので見分けがつくと思います。同じく黄色のキバナノコマノツメ (黄花駒爪)は、背丈があるのでこれと間違うことはないはず。


 男岳への登りは急で結構きついです。浮き石も多く落石にも要注意です。右上;ウサギギク(別名キングルマ)。


 エゾツツジと黄色いのがミヤマダイコンソウ。


 左上;ミヤマダイコンソウの葉。中上;火山礫。私が小学生の時、この秋田駒ケ岳の噴火をバスで見に来たことがあります。右上;ハイマツ。赤いのが雌花。


 山道にあった蜘蛛の巣。水滴がキレイでした。


 男岳(1623m)登頂。電波状態が不安定な中、携帯で写真添付のメールを送るも何度も失敗。10回目ぐらいでようやく成功。念力で送るぐらいの気合が必要かもしれません(笑) 山頂から送るメールは格別ですからね。