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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

乳頭山(3)

2009年09月15日 | 秋田駒・乳頭

 田代平山荘着11:29。


 立派な山荘で、2階には宿泊も出来ます。12:20に発つまでの約50分ほど、千葉からいらした中年ご夫婦と昼食しながら話し込んでしまいました。黒川ルートは数年前登っているし登山本にも紹介されてるように、荒れ放題で今は誰も使ってないので行かない方がいいと言われました。「ほー、そうなんですか!」とわざとらしいまでの相槌をうちましたが、それがどの程度のものであるかは分かっていました。

 昼食は袋ラーメンとおにぎり、漬物。朝出掛けにネギを刻んできましたが、チャーシューや煮卵があると尚よろし。鍋ごとかき込むのが旨いんですよ。水の量を間違えてスープが薄くなってしまいましたが。



 天気予報では午後から天気は幾分回復しそうでしたが、雨は一向に止まず。


 アカモノの実とツツジ科スノキ属の落葉低木クロウスゴ(黒臼子)の実。クロウスゴの実は食べれますが、そんな余裕もなく。


 長くはないですが途中こんな石だらけの道も。山荘から1kmほどで黒湯ルートとの分岐。ここ着は12:41。


 風速は台風並みで30mはあったんじゃないでしょうか? 立っているだけで数センチずらされましたもの、マジで。というわけで山頂(1,477m)へは行かずここが限界でした。12:50着。なによりたたんだ傘に裏風が入るのと、ザックカバーが一体型なのでそれが風を張らんでしまうのが怖かったんですよ。山頂裏は切立った崖なのでね。


 悪天候での登山はおすすめできませんが、ある目的のため平日のこの日しかありませんでした。(後日判明)


 帰りは当然行かない方がいいと言われた黒湯ルート。下り始めには立派な木道が。荒れたルートにこんな木道がありますかいな。ウメバチソウが群生してましたよ。


 ヤマハハコもミヤマトウキ(イワテトウキ)も花は終わりでした。

乳頭山(2)

2009年09月14日 | 秋田駒・乳頭


 木の根がジャマになり、意外と歩きにくかったです。


 登り始めが9:55で600mしか来てないところで10:16。21分もかかっています。傘さしながらですし、こんなもんでしょ。標柱に熊の爪痕って書いてありました。


 先日、大白森山で黄色だったユキザサの実が赤くなっていました。こちらでもエゾオヤマリンドウが沢山咲いていました。右上のように寝ているリンドウが多かったので別種かと思いましたが、ただ単に根張りが弱いだけのようでした。


 オオカメノキの実は赤くなってから黒くなります。


 ブナ林を抜けると急に開けてきて明るくなりますが、その分強い雨風を受けることになりました。この辺は草紅葉が始まっていましたね。


 田代平分岐着は11:18。


 キンコウカとヨツバシオガマの枯れ姿。タチギボウシの実とかカヤツリグサ科のイヌホタルイなんかも撮りましたが、風でぶれて使い物にならない写真が多かったです。

乳頭山(1)

2009年09月13日 | 秋田駒・乳頭

 ここは田沢湖春山地区の白浜っていうところで、海水浴場にもなっています。(8:53着) この日は風が強く荒れ模様でした。その昔若気の至りで台風が来てるのに、ここでウインドサーフィンをしてたことがあります。湖は風がガスティ(強弱が激しい)でシフティ(向きがころころ変わる)な上、海ほどじゃないですがうねりもあるので結構難しいんですよ。それに釣竿と同じでマストがカーボンで出来ていますので、雷とか電線には要注意なんです。


 ほとんど間髪入れずに撮ったんですが、随分違うもんですね。写真は白浜から御座石方面を望んだものです。


 黒湯駐車場へは、休暇村を右折してそのまま登ってきます。今の時代にわざわざ右から左へ書きますかね?逆にヘンですよ。雨のため、20分ほど車の中で寝ながら待機しておりまして9:47行動開始。


 黒湯は通りぬけできませんので、看板通り進んで下さい。


 黒湯口から登ると乳頭山頂まで3.6kmで、こっちの方が近いです。その場合には孫六登山口へ行かないで、右へ曲がりましょう。


 孫六登山口へはこの橋を渡って孫六温泉内を通りすぎて、右上の標柱のところから入ります。山頂まで4kmです。ただし、大釜温泉方面から来た場合には、この橋は通りません。


 そして入り口にあったのは、いい感じの水場とミヤマアキノキリンソウ。



 ゴマノハグサ科シオガマギク属イワテシオガマ。固有種ではありませんが、希少種です。葉と花の形状を見ると、シオガマギク属だというのはすぐに分かります。のっけからこれだと、キタ━(゜∀゜)━!! って感じですね。

大白森山縦走(4)

2009年09月07日 | 秋田駒・乳頭

 木道の先に山頂があるんですが、とても山とは思えないですね。視界が開けて最高に気持ちがいいところですよ。


 向かって右から、秋田駒(写真では左上)、乳頭山(写真右上)。


 で向かって左に見えるのが岩手山。大白森山山頂(1215.6m)着12:13。


 山頂で食事しましたが、Sさんはおにぎりを忘れた人に自分のおにぎりを差し出し、自らはカップ麺を。なかなかできることではありません。私はというと、この手のちっこい容器もいいかも、ってすでに欲しくなっていました。私のはデカすぎて山に持っていく気がしないのですよ。おすそ分けで頂いた10cm以上はあろうかというナスがっこも最高でした。いつも頂いてばかりでスミマセン。漬物とおにぎりの相性は最強ですね。

 端折りますが、鶴の湯分岐着は13:57。帰りは大釜じゃなくて、鶴の湯へ下山。



 距離的には鶴の湯コースの方が短いですが、ほとんど手入れされておらずブッシュをかき分けていくところもありました。林道着は15:22。


 鶴の湯へ行くには、さらに鶴の湯蟹場分岐に入って、木の上の分かりにくい標識を見つける必要があります。


 道なりに行って、左手に砂防ダムのあるところは蟹場方面です。実は間違えて戻ってきました。


 すると、ものの数分もしないうちに鶴の湯神社着(15:35)となります。


 鶴の湯温泉着は15:37でしたが、日帰り入浴は15時までで結局入れずじまい。休暇村を目指すこととなりました。

大白森山縦走(3)

2009年09月06日 | 秋田駒・乳頭

 小白森山(1,144m)着は、11:09。はっきりとした山頂があるわけではなく、標柱も木道脇に立っていました。この辺にはイワイチョウ(岩銀杏)がまだ咲いていましたね。


 左上;稲穂のように頭(こうべ)を垂れるカヤツリグサ科アブラガヤ。中上;ユリ科チシマゼキショウ属イワショウブ(岩菖蒲)の実。白い花を咲かせますが、赤花イワショウブというのもあります。右上;キク科ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)。別名コガネギク。


 小白森山から見えた風景。左上には秋田駒も。湿原もあるんですよ。


 次に大白森山を目指すことになりますが、山道は明るめでした。


 素人にイチゴを見分けられるはずがありません。葉の形状と実の状態を見て、結実期と照らし合わせても種類が多すぎ。なにしろバラ科キイチゴ属だけで79種類もあるんですよ。秋に実をつけるのでは、ベニバナイチゴが葉の形状もわかりやすかと思います。花は赤いのですぐ分かりますが。

 で今回のなんですが、左上はミヤマモミジイチゴでしょうか?右上は、葉の形状がナガバモミジイチゴにそっくりですが、果期が違いますのでクマイチゴということにしておきましょうww あとよく耳にするのは、ミヤマフユイチゴってヤツです。



 ミズキ科ゴゼンタチバナ(御前橘)も赤い実をつけていました。ぼちぼち紅葉も始まっていましたよ。


 左上;シロバナトウウチソウ(白花唐打草)。随分大型なので違うのかな、と一瞬思いましたが広葉樹が多く質のよい腐葉土が作られるためでしょう。しかし広葉樹ってスゴイですよね。自分で葉を落として、それを養分にしてるんですから。

 同じバラ科ワレモコウ属のカライトソウ(唐糸草)との違いは、葉のつきかたの違いもさることながら、房の部分の長さでしょう。カライトソウは長いので頭を垂れています。それとどちらかというとピンクが多いですね。

 右上は、葉の形状からツルミヤマシキミだと思いましたが、茎の途中に実はつけないし背丈がこんなにありません。調べたら、モチノキ科のヒメモチでした。



 大白森山に近づくにつれ、ウメバチソウが咲いていました。右上のリンドウは葉の色が随分くすんでいますが、エゾオヤマリンドウとは違う種類なのでしょうか?

 その他、湿原に特有のサワラン、トキソウ、キンコウカ、ミツガシワ、ワタスゲなどは終わっていました。もっと早い時期に来ると、また違った風景を見られることでしょう。