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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

秋田駒(1)

2011年10月29日 | 秋田駒・乳頭

 3週間前のリベンジと秋駒にやってきました。売店は先週で終了したそうで、またしても山バッヂは買えませんでした。終了したのは下山してから、管理人室のドアをノックして知ったことです。貼り紙ぐらいしてよね。そのためまたもやアルパ行ったら、「明日は山の案内人来ますけど。」って、山バッヂぐらい温泉の売店に置けっつうの。一応仙北市へ抗議のメールしときましたけど。


 降り始めの雪って、なかなかキレイです。


 片倉展望台からは、森吉山がくっきりと。


 朝早いとガスが晴れないので、9:45分8合目スタート。10月になると土日以外は車規制がありませんので車で登ってきましたが、勾配がきつくカーブが多いのでしんどかったです。


 岩に張り付いた雪は、早くもえびの尻尾と呼ばれる状態に。


 木道の奥は横岳。


 阿弥陀池も凍っていました。


 一方男女岳は、日が当たるため雪はナシ。昔はこちらから登ってました。火山礫のため、滑りやすく登りにくかったですね。


 現在の男女岳登山口は、阿弥陀池避難小屋の近くにあります。山頂まで階段が続きます。

秋田駒~乳頭山縦走(3)

2011年10月11日 | 秋田駒・乳頭

 左上;熊見平。右上;真ん中奥に宿岩が見えます。


 左上;チングルマの草紅葉。右上;草紅葉の中のハイマツ。


 宿岩の表と裏。


 宿岩を過ぎてからの稜線歩きは大変でした。左からの横なぐりの強い風に霰(あられ)が混じって、雨具の下を置いてきてしまったため、大腿部がかなり冷たかったです。それにしても、この辺で出会ったゴミ袋をかぶった夫婦は、どこへ向かうつもりだったんでしょうか?滝ノ上温泉への分岐はとうに過ぎていましたし、他にエスケープルートはないと思いましたが。千沼ケ原(せんしょうがはら)を見て戻るだけならいいのですが。。右上;不明沼。千沼ケ原 の池塘群のひとつにしては大きいような。


 乳頭山の表示板が変わってました。笊森山から来ると山頂までがちょっと急登になります。ガスって見えませんでしたが、山頂付近は左側が切れてて恐いかも。


 とうとうこれといった紅葉は見られませんでした。それもこれも笹のせいかと思います。


 田代平山荘にて、コーヒーとパン、カップ麺を食べました。重くてもストーブを担いできた甲斐があります。今回行動食に、ソイジョイに加え大福を持ってきたのも功を奏しました。右上;田代平分岐を左折したところ。


 孫六温泉への下山路も相変わらずガスってましたが、大釜温泉へ向かう道ではすっかり晴れていました。

秋田駒~乳頭山縦走(2)

2011年10月10日 | 秋田駒・乳頭

 笹森山から約40分で秋田駒ヶ岳8合目着。8合目休憩所は改築されたんでしょうか、キレイになってました。10月の土日は車輌規制があるため、駐車場には数台しかありませんでした。


 片倉展望台には35分で着。やがて立派な木道が現れます。


 阿弥陀池に着いてもガスは晴れず、対岸すら見えませんでした。そのため20年ぶりにと予定してた男女岳登頂はやめました。


 一時話題になった幸運の銀の柄杓は、阿弥陀池避難小屋近くの水場にあります。柄杓の底には「秋田駒」と書かれていました。


 横岳分岐のところから見える「トトロ岩」ってこれでしたっけ? 稜線もこんな感じで雲の中。


 焼森の手前。大焼砂と同じ様な黒い火山礫に覆われています。


 だだっ広い焼森山頂1,551m。山頂なのに広すぎて不思議な感じです。


 湯森山と8合目駐車場との分岐(下ってから振り返って撮ってます)。つい先日降った雪が残ってました。右上;湯森山へ向かう途中で見かけた千手観音のようなダケカンバ。


 左上;湯森山近くで奇跡的に晴れ間。でも長続きせず。右上;湯森山と熊見平の中間点。晴れてると壮大な眺めなんでしょう。 

秋田駒~乳頭山縦走(1)

2011年10月09日 | 秋田駒・乳頭
 3連休初日、秋田駒~乳頭山縦走してきました。大釜温泉出発5:15----旧乳頭スキー場登山口5:32----笹森山7:35----秋田駒ヶ岳8合目8:15----阿弥陀池9:20----横岳9:47----焼森山10:03----湯森山11:06----熊見平11:39----笊森山12:25----乳頭山13:25----13:54田代平山荘(昼食)14:22----孫六温泉15:28----大釜温泉着15:40 あまり有名なルートではありませんが、歩き甲斐がありますし湯森山~乳頭山は紅葉のスポットです。今回は天候に恵まれず残念でした。37,134歩26.2km、10時間25分(休憩含む)かかりました。


 大釜温泉には4:40に着きましたが、車中で準備&朝食。早朝の風景もなかなかいいもんですよ。朝食はハンバーガーとパン。パンは好きではありませんでしたが、夏場はおにぎりがやばいのでパンにして以来続けてます。


 標柱や入山者カウンターもあります。なにより、ここから登ると8合目までのバス代600円が浮きますのでね。


 登山道にしては広すぎますが、おそらくスキー場のリフトがあった場所でしょう。スキー場跡が終わると、ブナ林に代わります。明るいので気持ち悪さはありませんが、一応熊除けの鈴を鳴らしながら登りました。登山者数は多くないと思いますが、とても歩きやすい山道でした。


 笹森山分岐から5分ほどで山頂分岐の標柱が出てきます。山頂まで200mほどでしたが、ガスってましたし長丁場なので巻きました。


 木道が出てきますが、雪で壊れてるところがありました。マイナーなルートなので、修理に手が廻らないのでしょう。


 晴れてると見応えがあると思いますが、笹混じりの紅葉ってどうなんでしょ。


 振り返った写真。茶色い部分が草紅葉です。


 一ヶ所渡渉がありました。




 あまりキレイじゃなくね、ってか。

乳頭山再(3)

2009年10月23日 | 秋田駒・乳頭

 黒湯ルートは、晴れていると逆に田沢湖は見えにくいです。先日の曇り空の方がよく見えてました。一本松温泉は、2、3ヶ所ボコボコと温泉が湧き出てるのが分かりました。時間がないので入浴はパスしましたが。


 こちらは温泉ではなく川なんですが、石や木が真っ白になっていました。


 ブナの手前、鮮やかなレモンイエローの葉はカツラでしょうか。空と黄葉のコラボがきれいでした。


 先達川はすぐ下流に堰堤があるため、この辺はたっぷりの水が蓄えられています。


 水と紅葉も相性がいいですね。 


 温泉入って帰りには田沢湖の夕日も見れて、いい一日でした。