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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

伊東温泉パレスホテル

2014年09月30日 | 県外温泉

 ホテルの前には伊東公園があり、鯉が悠然と泳いでました。


 伊東駅からパレスホテルへは左右どちらからも行けますが、ちょいと迂回する必要があります。ホテルのシンボル達磨大師は迫力満点でした。







・食前酒
・前菜
・鮑の踊り焼き
・金目の煮付け
・刺身4点盛り 【本ワサビ付き】
・麦豚肉の朴葉味噌焼【写真撮り忘れ】
・季節の洋皿
・酢の物
・餡かけ茶碗蒸し
・お新香
・赤だし味噌汁
・甘味
食事は部屋食。布団も敷きにきてくれます。料理はどれも美味しかったですが、ご飯が美味しいのは意外でした。飲み物は、駅前のセブンイレブンでビールや日本酒を購入。栃木の「鬼ごろし」の紙パックのが180mlで100円ほどでした。日本酒をストローで呑む時代なんですねー。



・アジの干物
・桜海老のシャキシャキサラダ
・チンチン揚げと黒はんぺんの炙り焼き
・豆腐料理【塩を付けて】
・烏賊のお造り
・シラスの大根おろし添え
・伊勢海老の味噌汁
・珍味三種盛り
朝食は、バスの関係で7:30からのを7時にしてもらいましたら、気を使っていただき6:50からいただきました。山に登る前にはガッツリ食べたいので、満足でした。
川根直送の静岡茶葉100%使用のお茶も美味しかったです。



 源泉はホテルの敷地内、地下276mより湧出し、初めて聞く言葉ですがマイナスイオン8.2が売りだそうです。泉質は、ph8.4のナトリウム・カルシウム・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)。源泉温度42.6℃、成分総計3.612g/kgの掛け流し。


 足ツボのマッサージ器が効果があるような気がしました。男性浴室通路のヌード画はアウトでしょww

【伊東温泉パレスホテル】
静岡県伊東市湯川295
0557-37-2681
これで1泊2食10,950円(税込・サービス料・入湯税込)と安いのですよ。各旅行サイトで高得点を叩き出してるのも頷けます。

函館旅行2014(6)~ラヴィスタ函館ベイ(海峡の湯)

2014年09月24日 | 県外温泉


 ホテルは「LA VISTA 函館ベイ」。ツインのシングルユースなので広々空間に大満足。ウォシュレットの操作パネルの古さとか、調度品の角の塗装剥げが多少気になりましたが、他は特に問題なし。ミルで豆を挽くなんてのも他のホテルではみられないサービスですね。温泉よし、夜景よし、朝食よしの3拍子そろったホテルだと思います。12Fの“シェリーズバー”でカクテルを飲みながら夜景を堪能する、なんてのは贅沢の極みってもんですよ。ここを経営する共立メンテナンスという会社は、ホテルチェーンで有名なドーミーインも経営してるんですが、他には学生寮、社員寮(学生食堂、社員食堂)、ウエルネスライフ事業、地方自治体向けアウトソーシング事業、研修センター事業、外食産業と多岐に渡ってます。食堂が出発点だけに「家庭料理の温もりとくつろぎの空間」をコンセプトに、社会貢献を第一義に考えてるところが他のホテルチェーンとの差別化に繋がってるんじゃないでしょうか。


 13Fのエレベーターを降ると、最初に目にするのが函館山をバックにした「涼み処そら」。そこに置いてあるアイスキャンディは、無料サービスとのこと。


 左上;露天の岩風呂(循環)。右上;内湯。奥はタイル風呂で循環(熱め)、手前の檜風呂は掛け流し。最上階に浴槽があるということは水漏れの原因にもなり、管理が大変難しいものです。現に、秋田のハタハタ館やゆめろんなどは、そのため2階から1階へ移してます。大浴槽にしない理由はそこにあると思います。つまり大きいほど荷重がかかるからです。


 左上;露天エリアにある檜風呂(掛け流し) 右上;同じく露天エリアにある陶器風呂(掛け流し) もうひとつある樽風呂も掛け流しです。温泉の濁り具合は谷地頭温泉と同じ茶褐色ですが、成分総計はこちらの方が濃く32.53g/kgあります。泉温44.1℃、ph6.69、ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性高温泉)、湧出量502リットル/分。函館ベイエリアにある「足湯」と同じ源泉です。


 内湯から見える展望とほぼ同等(涼み処そらより)。UFOが2基飛んでました(写真の加工は、文字を入れた以外一切してません)。


 こちらはエレベーター待ちで撮ったもの。乾式サウナから見える風景と大体同じ(夜景はもっと素晴らしかった)。



 「朝食のおいしいホテルランキング2年連続1位」の北の番屋。 6:20からですが、6:05に行ったところ30人ほどが既に並んでまして、6:15にオープンしてくれました。メインは、炙り焼と海鮮丼。写真ではイカが品切れになってますが、すぐに追加が運ばれてきました。あと、後ろからのプレッシャーがすごくゆっくり取ることなどできませんでした。炙り焼コーナーにあった、大根下ろしなどは写真を見て気づいたぐらいです。食材を取ったはいいが、何につけて食べたらいいかわからないということはありそうですね。中国人が多いのでなおのこと。思い返すと後ろの人の視線がすごくて、しかも私のマネをして取ってるのが手に取るようで笑っちゃいましたよ。なにしろ混みようがハンパなく、牛乳を飲み忘れたのを分かっていても戻る気にはなれませんでした。洋食コーナーのアップルパイが美味しかったというのも後から聞いた話です。

函館旅行2014(2)~谷地頭温泉

2014年09月19日 | 県外温泉


 護国神社坂にある江戸時代後期の廻船業者、高田屋嘉兵衛の像を見たりしながら、ホテルからウォーキングがてら約1時間歩きました。高田屋嘉兵衛とは、ゴローニン事件でロシアとの間を取り持つなどした人物のようです。



 目的地は、昨年6月工事中で入れなかった谷地頭温泉。どうやら市営から民営化される際の工事だったとのこと。そのため、看板から「市営」が撤去されてました。休憩所からは函館山が見えてました。



 ご覧の通り露天風呂は、五稜郭をかたどったもの。熱めで評判の温泉ですが、気泡浴や露天はそれほど熱くなく長湯できました。温度によって浴槽が分かれてますので、好みに応じた入り方ができます。でもサウナは温度が90度もないのに、とても熱かったです(内湯の方はめちゃ混みで写真は無理でした)。泉質はナトリウム-塩化物泉(中性高張性高温泉)ph6.63。茶褐色で、舐めてみると塩辛かったです。とにかく泉温65.1℃、湧出量330ℓ/分と申し分ない掛け流しで、成分総計18.1g/kg と非常に濃い温泉です。陽イオンでは、ナトリウムイオンが突出しており、次いでカルシウム、カリウム、マグネシウムイオンの順。陰イオンでは、塩化物イオンが突出、炭酸水素、硫酸イオンと続きます。少量ながら、メタケイ、メタホウ酸含有で臭素イオンやメタ亜ヒ酸まで含まれてます。

【谷地頭温泉】
函館市谷地頭町20-7
0138-22-8371
6:00~22:00(閉館)
(定休日)第2・4火曜日
入浴料:420円
※食堂の開店は11時から。シャンプー、石鹸の類はありませんので持参してください。



 帰りは、入浴したのに汗をかくわけにもいかず、市電を使いました。同じことを考えてる人間がいるもので、風呂で見かけた人が市電に乗ってました。

燕温泉黄金の湯

2014年09月05日 | 県外温泉

 燕温泉街を抜けて、河原の湯との分岐を左折します。この坂道はブログでよく見てましたが、その先がどうなってるか疑問に思ってましたので、公開します。


 分岐から5分ほどで着くんですが、意外と急な坂でした。


 こちらは混浴ではなく、男女完全に分かれております。間違っても中で一緒になるということもありません。


 非常にすべりやすいので、特に入る際には十分注意してください。


 河原の湯と違って熱めでした。たぶん42度以上あったと思います。


 入口方向に晴れてると妙高山が見えるみたいですよ。


 妙高市観光協会によると、泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉。マグネシウム表記がない分、河原の湯とは若干違うようです。


 温泉の中でぷかぷか浮いてる黒い‘温泉虫’がいました。アブの幼虫みたいです。YouTube で動画を見て知ってた関係もあり、何匹もいましたが別に気にすることなく入ってました。ところが、後から入ってきた金髪の若者、「気持ち悪い」とその虫を温泉の外へ投げてしまいました。なんてことをするんだろう、かわいそうに。。

【燕温泉黄金の湯】
新潟県妙高市大字関山燕温泉
0255-86-3911(妙高市観光協会)
日の出~日没まで
月曜・金曜の午前中は清掃のため入浴不可
5月下旬~11月中旬限定

燕温泉河原の湯

2014年09月04日 | 県外温泉


 ここに至るまでに赤倉温泉、関温泉とこの辺りは温泉処です。中でも弘法大師が発見したとされる燕温泉は、妙高登山口で標高1,150mにあり人気があります。温泉街から温泉の廃湯が湯煙をあげて滝のごとく流れ落ちてました。


 温泉街へは車の乗り入れができませんので、徒歩で向かいました。


 目指すは野湯マニアなら知らない人はいないほど有名な『河原の湯』


 奥に日本の滝百選にもなっている惣滝というのがあるんですが、あいにく時間の関係で途中にある滝(右上)でお茶を濁しました。



 吊り橋は工事中のため仮設の梯子で下りていきました。笑っちゃうぐらい急ですね。


 「川原の湯」という標識を逃すと、妙高登山道へ行ってしまうことになります。それに『川原の湯』じゃなくて『河原の湯』なんですが。。


 小谷温泉奥の湯と違って、こちらにはアブが全くいませんでした。脱衣場は分かれてますが、混浴です。15人ほど入れる大きさです。泉温は39.6℃ということで、長くまったりと浸かれました。泉質は、ph6.6の中性、含硫黄-カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉。何でも3つの源泉がブレンドされてるそうで、温泉成分が豊富な湯の濃さを実感できました。加水、加温、循環、塩素消毒なしの完全掛け流し。


 脇を流れる川もいい感じでした。後ろを振り向くとご婦人が入りにくそうにしてたので、後ろ髪ひかれつつ退散。実は高妻山へ3時に出発したのは、金曜日の午前中が露天の掃除日にあたっており、木曜のうちに入っておきたかったからです。

【燕温泉 河原の湯】
新潟県妙高市大字関山燕温泉
0255-86-3911(妙高市観光協会)
月・金午前中は掃除のため入浴できず
6月~10月末限定