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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

北欧の杜公園

2015年08月31日 | ウォーキング

 なかなか自分に課したノルマでは歩けてない北欧の杜公園ですが、花や実を見ると季節の移ろいを感じます。左上;ゴムボールのようなイボイボが特徴のヤマボウシの実。この実で果実酒を作ったりします。右上;キク科シオン属コンギク。


 左上;バラ科シモツケ属シモツケ(下野)終盤。シモツケソウと似てますが、シモツケは木でシモツケソウは草。右上;タチギボウシ。


 秋の代表格。ススキとセイタカアワダチソウ。


 ヒルガオとマツヨイグサ。



 いつも同じ道を歩いてるとつまらないので、パークゴルフ場グランドゴルフ場へ立ち寄ったりします。よく整備されてます。「あげだま禁止」とは、おそらくティーにのせて第1打を打つことではないかと思います。
※パークゴルフとグランドゴルフは違います。

コブ杉

2015年06月15日 | ウォーキング

 上小阿仁村の大林からコブ杉を目指して歩きました。ほとんどが耕作放棄地でしたが、あと十年もすると田んぼであった形跡もなくなってしまうでしょう。川はナメ床の一枚岩を流れてました。


 ホップを長くした葉巻のような花は、カバノキ科クマシデ属クマシデ(熊四手)の雌花の果穂(かすい)。大くくりではブナ目(モク)ですから、素人目には花でもつけてないと(葉だけみた場合)コナラなんかと見紛うでしょう。


 こちらはケシ科タケニグサ属タケニグサ。別名チャンパギク。毒があるので要注意です。真ん中の黄色い花はニガナですが、周りの花数が多いのは同じ黄色でもジシバリ。


 トイレも立派なのが設置されてました。




 ニガナとジシバリの黄色の群落。これほど咲いているのは見たことがないですね。



 一輪だけヤグルマソウが白い花をつけてました。ジメジメとした暗い森の中をなお進んでいきます。



 樹齢100年以上と思われる天然杉林を抜けると、間もなく目的地到着。



 このコブ杉、樹齢230年だそうです。ガン細胞を纏ってるようにもみえなくもないですね。


 その下には、国立科学博物館に展示されたという樹齢255年の天然秋田杉の切株。切株なのに屋根付きで保護されていました。

横手ふるさと村周辺ウォーク

2015年05月17日 | ウォーキング


 ふるさと村では、2,000円で2,400円分の商品券が買えるプレミアム商品券を皆買ってました。お得なようで、ムダ買いにつながりますね。


 午前中10kmのウォークではもの足りないってことで、せっかくウォーク的に横手ふるさと村周辺を昼食後6kmほど歩きました。グリーンスタジアムよこてでは、春季高校野球の角館と横手城南の試合が行われていました。10対0のコールドで角館が勝ってました。最近は大曲工業など県南が強いです。



 グランドゴルフ場やこども広場、ウォーキングコースもありますので、ふるさと村へ来たらぜひ歩いてみてください。トイレもお洒落でした。
 

 ウォークは赤坂総合公園を抜けて、田久保沼へ。ほんと沼が多いです。ここもヘラブナ釣りができるそうです。木道かと思ったらコンクリート製でした。沼の近くにはブドウ畑もありました。



 ふるさと村の裏手にあたる県立美術館入口に到着です。広場には銅板でできたキリンとか寝てるゴリラなど面白いモニュメントがあります。通路では、職員が松の剪定中でした。“ミドリ摘み”って言うんだそうです。

山と川のある町横手みちウォーク(4)

2015年05月14日 | ウォーキング

 左上;横手公園にある山下九助翁碑。何者かと言いますと、オブラートと羊羹を包んでいるアルミ箔の包装材を発明した人で、アラビア石油のアラビア太郎こと山下太郎は従弟。


 横手公園の中にはデゴイチや遊具を備えた「あかつち広場」があり、親子連れに人気です。


 横手公園を抜けると明永沼が見えてきます。対岸に見えるのは「かんぽの宿横手」なんですが、残念ながら閉鎖されました。一度泊まったことがありますが、高台なので温泉入りながら街が一望でき、値段の割には食事も申し分なかったんですがねー。


 ウワミズザクラとナナカマド。


 プリムラと白っぽいオダマキ。


 ラナンキュラス・ゴールドコインと黄色のシャクナゲ。



 大鳥井公園には管理棟やプールもありましたが、使われてないような。


 またまた川べりウォーク。トイメンに横手城が見えましたから、ぐるっと一周してきたのですね。右上;小学生の野球には女子もちらほら。結構サマになってました。


 左上;浄土真宗本願寺派光専寺。右上;年季が入ってますな。10kmと距離は短いウォークでしたが、山道、川沿い、市街地とバラエティーに富み、アップダウンがある中に時折出てくる沼の景観がよかったです。歴史的な見どころもギュっと凝縮されてて、皆さんにもぜひ歩いていただきたいコースです。花のいい時期でもっと沢山の素敵な花壇があったのですが、大人数のウォークゆえ立ち止まって撮るわけにもいかず、その点は非常に心残りではあります。

山と川のある町横手みちウォーク(3)

2015年05月12日 | ウォーキング

 右上;本多上野介正純父子墓碑。徳川幕府創業の権臣であった本多上野介正純、正勝(嫡子)父子は、二代将軍秀忠暗殺謀叛の企てがあるとの疑いにより、寛永元年(1624)佐竹義宣預かりとなり幽閉されました。


 左上;カバノキ科ツノハシバミの葉。タデ科ミズヒキのV字斑と同様、幼木ではアントシアニン系の色素の影響により、シミ状の紫褐色の斑が入ります。右上;バラ科ヤマブキ属八重山吹。


 ウォークは山道を抜け牛沼へ。右上;牛沼取水管理棟。なんでもこの沼はヘラブナ釣りのメッカだそうです。釣れてもリリースするのがヘラの基本なんだとか。


 普通この形状だと太鼓橋と呼ばれますが、蓬莱(ほうらい)橋の名が付いてました。フジの紫と橋の赤のコントラストが見事でした。


 八重桜は散り始め。右上;秋田神社。


 横手公園の石坂洋次郎の文学碑。


 いい感じの石畳です。右上;武者溜り跡は、用語解説では軍勢の集合用に城門の近くに設けられた広場のこと。22名がここで戦死した戊辰戦争のことを指すのかは不明。おそらく特定の戦いを指したものではなく、城に付随したものと考えられます。


 横手城模擬天守。敵兵が滑ってよじ登れないようにするために韮を植えたことから、韮(にら)城の別名も。


 武者溜りからの眺めは最高です。写真中央奥に鳥海山が見えてるんですが、分からないですね。


 ということで、アップにしてみました。