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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

森吉山ヒバクラルート(3)

2008年06月19日 | 森吉山

 山人平を抜けると山人平湿原になります。白い花はヒナザクラ(雛桜)です。ミズバショウは、ヒナザクラに合わせたようなミニチュアサイズでした。


 右上は、山頂です。森吉山は、色んな登頂ルートがあるのが特徴です。


 山頂手前の景色。コントラストがよく、紅葉に匹敵するぐらいキレイです。


 左上は、ピンクのがムラサキヤシオツツジ(紫八汐(染)躑躅)で、咲いてないのがハクサンシャクナゲ(白山石楠花)、赤い実がアカミノイヌツゲ(赤実犬柘植)。


 山頂付近より、ヒバクラ岳を望みました。


 山頂からは田沢湖も見えました。右上を探してみて下さい。一番真ん中にあります。


 山頂も、お地蔵さんとか琉球の碑があったりで賑わってました。

森吉山ヒバクラルート(2)

2008年06月18日 | 森吉山

 山人平からは残雪が小さく見えますが、登るにつれて段々大きくなってきます。


 それが、いざ間近に見えるとドキッとしますね。経験者じゃないと分からない感覚ですが。。


 ここは、ヒバクラ登山口です。


 登山口から見た馬ノ背ですが、残雪はかなり小さいです。


 左上の立川源流部を過ぎ、登って行くと視界が開けたところに急に残雪が現れるので、やはり驚きますね。


 立川源流部の手前には、樹齢300年の大王ネズコ(クロベの巨木)があります。右上は上の部分。


 コブのあるブナは、胃袋そっくりです。


 そして左上が、立川展望台の対岸で松の巨木(右上)があります。説明書きには、「立川源流部は、小池ヶ原、ヒバクラ岳の溶岩ドーム形成後、その東斜面が二度にわたる噴火で、山体が崩壊して形成された馬蹄形の爆裂火口の中を流れているのです。対岸の立ヶ森(りゅうがもり)1,031mも火山活動によって形成された溶岩ドームです。」とあります。


 こちらは、立川展望台から約一時間ほど登ったところにある水飲み場です。写真ではきたなく見えますが、湧き水なので冷たく美味しかったですよ。

森吉山ヒバクラルート(1)

2008年06月17日 | 森吉山
 昨日森吉山に行って参りました。久々のヒバクラでしたが、車で登山口に辿り着くまでが長いですね。登ってからも長いですが。標準では、山頂まで7kmちょっとなんですが、登り3時間15分、下り2時間15分かかります。9時半に登り始めて、16時に登山口着ですから1時間オーバーです。休憩は取ってませんので、昼食と写真を撮ってる時間がロスタイムでした。小池ヶ原に行きかけて戻ったせいもあるかもしれません。

 写真は200枚以上撮りましたが、どれから手をつけていいかわからず、初回はメインでいきたいと思います

 入山して数百メートルで、熊よけの鈴を忘れてきたことが逆に幸いし、いきなり幻の『くまげら』が大音量のドラミング。音のする方を探すと他の木へ飛び移り、その際にはっきり姿を見ましたが頭の赤いのは確認できませんでした。ほとんど真っ黒でしたね。キツツキは数年前、毎日のように我が家へやってきてましたが、一度も写真に収めることができませんでした。そのぐらい敏感です。おそらく超望遠レンズでないと無理でしょう。



 しかし、くまげらに匹敵するかもしれない蛾を見つけました。擬態と言うヤツで、枯れ枝に止まって花を演じています。


 ずっとブナ林の中を歩いてきて、ヒバクラ湿原に出ると開放感があります。白い花はヒナザクラです。


 ヒナザクラ(雛桜)は、一本にいくつもの花を咲かせるものも見られます。写真の丸い葉はイワイチョウの葉。ヒナザクラの葉は、くさび形で先が鋭く尖っています。


 この分岐点から少し小池ヶ原方面に進んで撮った一枚です。山の形がちょっと違いました。


 この残雪混じりの写真はよく目にしますが、時期がちょっと早かったですね。お花畑と言うには、ほど遠かったです。今週末あたりがちょうどいいかもしれません。


 チングルマ(稚児車)は、山人平の代表的な花でとてもかわいらしいです。花が終わると風車状になり、これはこれで趣があります。


 イワカガミ(岩鏡)も、まだ蕾が多かったです。


 山人平から少し進むと、同じアングルでもオオシラビソ(アオモリトドマツ)が入りまた違った感じになります。

9/27 秋の森吉山(5)

2007年09月27日 | 森吉山
 秋の森吉山最終回です。きのこはさっぱり分かりませんね。なので写真を撮るだけで採りませんでしたが、種類は沢山ありましたよ。天然なめこらしきもの、ひらたけ、猿の腰掛、しめじっぽいものなど。


 これはどうも天然なめこっぽいですね。 さもだし、だそうです。

    

    

    

    

    

    

    

    

        

9/25 秋の森吉山(4)

2007年09月25日 | 森吉山
 昆虫嫌いな方はスルーして下さい。私も決して好きではないのですが、観察が好きなんです。

  
 紅葉の最初は、そばかす程度です。
 
  
 一気に色づくのではなく、まだら模様が段々拡大してます。

  
 他の種類の葉も同様です。
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 いずれも森吉山の山道で出会ったバッタですが、なぜこんなにも穴にはまっているのでしょうか?まるで「たすけて~!」と言っているようです。でも助けません。自然界は厳しいのです。


 ニッコウキスゲに止まった赤とんぼ。マクロレンズがほしいところですね。
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 以下は森吉山の写真ではありません。おまけ画像です。

  
 ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)。特に珍しいという蜘蛛ではありません。小さいのはメスでしょうか!? ギンヤンマもあまり見かけなくなりました(※注、この手は私のではありません)。ていうか、トンボ自体少ないですね。今年は、カメムシも極端に少なかったです。その分バッタが多くなったのでしょうか?

 このバッタは、車の窓を少し開けて駐車していたら、中に侵入していました。かなり大きかったですね