
山人平から来ると山頂らしく見えません。土曜日でちょうどお昼時だったので、山頂は昼食をとる人で一杯でした。例によってお湯を沸かして、食後ドリップコーヒーをふるまったのがとても好評でした。風があったので、ステンレスの風除が役に立ちました。


土の流出などを防ぐためのシートでしょうか?稚児平付近に大量に運びこまれていました。

山人平ほどではありませんが、稚児平もチングルマとイワカガミが群生しています。


ルートは阿仁避難小屋、石森、森吉神社避難小屋を通って雲嶺峠に出ます。この峠でこめつが山荘に行くには、比較的ゆるやかですが距離のある勘助道(松倉コース)か、登り下りが急な一の腰経由の様田コースのどちらかを選択することになります。

一の腰の向かいに見える滝です。木々が繁っていますので、見えるポイントは一ヶ所でした。


六合目まで下ると松倉コースと合流します。旧森吉スキー場のコースを下ることも出来ますが、浮石が多く危険なこともあり山道を歩くことをお勧めします。雪のため、文字が脱落して一瞬中国語かと思う看板がありました。


この山道にはマイヅルソウ、ズダヤクシュ、ユキザサが多くみられました。標高や山道が違うと高山植物も変わってきます。


六合目からは大した距離ではありませんが、とても歩きやすい山道でした。最終的に、こめつが山荘裏に出るというわけです。