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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

小安峡温泉松葉館

2014年10月29日 | 温泉


 一泊でお世話になったのが、小安峡温泉の松葉館。敷地内の生簀で岩魚を養殖してるらしく、至る所に岩魚のオブジェ。


 館内には西馬音内盆踊りやこけしのコレクションが飾られてあり、楽しませてくれました。


 この光のオブジェも見事ですね。



 温泉にも岩魚が「ご湯っくり」と。源泉は、小安1号・2号井の混合泉で、泉温80.6℃。ph8.1の単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。肌触りがツルツルしてて柔らかい浴感でした。



 翌朝は男女入れ替えになり、露天風呂のある方へ。


 「かます板」とはかき混ぜる板の意味です。露天からの紅葉が最高でした。


 お決まりで、宴会後はカラオケ。


 キノコ料理が美味しかったですね。白いのはブナカノカで危ないスギカノカではありません。茶碗蒸しも甘いのではなく、出汁をベースにした繊細な味。スープはミニカボチャの実を崩して一緒に食べると、より濃厚な味わいでした。


 珍味の岩魚の刺身と鮎の塩焼き。鮎に添えられてるのは、湯沢市三関産サクランボを干したもの。


 鍋は里芋汁。会員さん手作りのサバ寿司もいただきました。


 朝はお膳で。最近はバイキングが主流ですが、オーソドックスなお膳も逆に新鮮味がありますね。特産品の栗駒高原牛乳も濃かったです。



 旅館の近くには、重右衛門という民芸雑貨&喫茶のお店がありますので、ぜひお立ち寄りください。


 その重右衛門の一画には、足湯&温泉たまごコーナーも。


 また小安峡観光物産館には、藤岡弘も絶賛したというソフトクリームやジェラートがあります。ジェラートは10種類あり、シングル280円でした。

桜温泉さくらさくら

2014年08月11日 | 温泉


 秋田市内へ向かうと想定すると、秋田県道41号線を左上看板のところで左折します。すると看板にある通り300mほどで温泉に着きます。ゴルフ練習場とレストランを併設しており、2008年10月オープンとまだ新しい温泉施設です。入浴料は600円と県内にしては高めですが、運よく夏休み期間中につき割引料金の520円で入れました。平日なのに絶え間なく人の出入りがありましたね。泉質は、PH7.4 ナトリウム-塩化物強塩泉で、舐めてみると海水よりも濃いぐらいでした。露天は、温度表示がしてあって38.7度になってましたが、この時期にはとても気持ちのいい温度でした。源泉温度が45度なので、そのまま注がれて掛け流されてるんでしょう。浴槽の縁は、析出物で千畳敷のごとく積層されてました。柱には「つめ切り禁止と禁煙」の注意書きが。露天にタバコを持ってきて吸うかな、普通。それと丸太を半分に切ったのが木の枕付きで何本も並んでおり、あまりいい光景ではありませんが皆寝ころがってました。露天が茶褐色なのに対して、内湯は鶯色でした。おそらく析出物ゆえ除鉄され循環してるので露天と色が違うんでしょう。成分総計も約23g/kgと多く、サウナも高めの温度設定でしたし、ぬるぬるの浴感といい市内の温泉にしてはいい温泉だと思います。

【桜温泉さくらさくら】
秋田市桜2-92
018-835-4184
入浴料:600円
(営)10時~21時
年中無休

八幡平グリーンホテル

2014年08月01日 | 温泉


 先月、掃除中で入れなかった八幡平グリーンホテルを再訪。なるほど3時間半も掃除をしてるんじゃ、午前中の入浴はまず無理ですなぁ。その分、ガッツリ掃除が行き届いてました。毎日換水してるとのことですので、広い浴槽に行き渡るのに時間がかかるんでしょうね。


 建付けが悪いのか、ガラス戸をわざと閉めないのか分かりませんが、僅かに開いてるその隙間から蛾を始め虫たちが侵入して浴槽を汚してましたので、しっかり掃除した意味が薄れてます。そして露天へもその延長線上の重い引き戸を開けなければなりません。ちゃんと出入り口を作った方がよくないですかねー。泉質はラドン含有の単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。PH7.0を基点に、それよりも値が大きければアルカリ性、小さければ酸性ということになってますが、定義は実に曖昧です。普通はPH6.0以上~PH8.0以下を中性としてるので、PH7.2(試験室においてはPH6.8)を弱アルカリ性と称してるのは、首を傾げたくなります。源泉が73度と高いので、温度調節で加水することもあります。かけ流しですが、塩素消毒はアリ。


 露天は、ぬる湯と熱湯の2つ。この日は雨でしたので、ぬる湯の方はぬる過ぎて入れませんでした。かなり広々としてましたが、客室の視線も気になるところ。露天風呂付の客室もあるそうです。泊まるなら別ですが、日帰りの場合にはサウナもある隣の「ゆらら」がいいと思います。

【八幡平グリーンホテル】
秋田県鹿角市八幡平熊沢国有林第33林班
0186-31-2111
日帰り入浴:500円

史跡の里交流プラザ柵の湯

2014年07月22日 | 温泉

 和賀岳下山後立ち寄りました。ナビで行くと裏口に着きまして、「じしゃが※」のようなS字カーブを通り表へ。下手すると脱輪するとこでしたわ。それにしてもデカイ建物ですなぁ。温泉棟の他に宿泊棟もありました。旧仙北温泉秋仙荘が老朽化のため改築されたそうです。よくある指定管理者による営業で、「餅の館」や歴史民俗資料館を隣接。食堂や売店の他に無料の大・中広間があり、それもあってか平日なのに地元のご老人達がひっきりなしに出入り。土日ともなればかなりの混みようかと察せられました。でも造りとしては、さほど感心したものではないですね。内湯は大きいですが、ただの長方形の箱ですよ。大きいほど浴槽内の温度むらがあるので、2つに仕切って熱(あつ)湯と温(ぬる)湯にするとか、あるでしょ策が。って柵だけに 露天もわりと広めでした。湯口が止まってるので、よく見たら下から湧き出すように噴出してました。落ちたお湯は底にまで届きにくいので、なかなか考えられてます。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。循環併用。ボディシャンプーとリンスインシャンプーは馬油の特注。上がってからの冷水&お茶マシンも気のきいたサービスです。
※じしゃが…自動車学校の略。秋田県人だけが使うらしい。

【史跡の里交流プラザ柵の湯】
秋田県大仙市板見内字一ツ森149
0187-69-3311
(営)7時~21時(20時で受付終了)
第3火曜日定休
入浴料:400円

八幡平ふれあいやすらぎ温泉センターゆらら

2014年06月10日 | 温泉

 秋田県側からですと、八幡平ビジターセンターを通過してすぐに、左上の看板のところで八幡平スキー場方面へ左折します。まずは、広い露天を有する八幡平グリーンホテルを訪ねましたが、あいにく掃除中で入れるのは2時間後とのこと。



 そこで、隣にある日帰り温泉施設「八幡平ふれあいやすらぎ温泉センターゆらら」へ。平成10年のオープンなので、まだ新しめでした。


 2基ある打たせ湯は稼働してませんでした。シャンプー類は、主に業務用を手掛けてるPHOENIX(フェニックス)製ひのきシリーズ。綴りが違うと思うかもしれませんが、不死鳥の意味ではPHOENIXで正解です。PHENIXですとアウトドアメーカーになりますから。つまらないことで足元をすくわれないように、雑学として記憶しておきたいものです。それから「茶のしずく石鹸」は悠香ってことになってますが、販売委託されてるだけで製造元はPHOENIXなんです。


 画像は、水風呂とサウナ、それに露天。一緒に行ったS氏は、無類の温泉好きで3時間も入ってることがあるとか。今回も1時間以上入ってました。女子かっつうの。私なんぞは、ついつい時間を持て余し人がいないことをいいことに、泳いでましたよ。泉質は、PH7.2の中性単純温泉(ラドン含有)。源泉は68.8℃-使用温度42℃と熱めでした。なので加水あり、掛け流しで塩素消毒なし。聞くところによると、近くの三菱マテリアル地熱発電所の蒸気による熱交換で作られた造成泉だそうです。造成泉って誤解を招きますが、天然温泉にはかわりないですから。タケノコ採って、大場谷地、大沼を散策し、最後に温泉で〆。有意義な一日でした。

【八幡平ふれあいやすらぎ温泉センターゆらら】
鹿角市八幡平字熊沢国有林
0186-31-2288
4~10月(冬季間休業)
(営)10:00~18:00 月曜定休
入浴料;500円(八幡平だけに、8のつく日は400円)

PS;明雄さんの死因が急性骨髄性白血病。なにかと憶測を呼んでますね。私としましては、極zero 製造中止も痛いですね。最近はそればっかり飲んでましたから。追加酒税が116億円って、バカも休み休み言いなさいよ!!