~風に吹かれて~ by ポー(paw)

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2013.9.5~8 屋久島旅行記7 ガジュマル・栗生海岸・大川の滝他

2013-09-23 09:47:28 | ・2013.8 屋久島旅行記

2013.9.7

さすがに縄文杉ツアーの翌日で、みんなバテ気味。朝食後も部屋で11時くらいまでゴロゴロ・・・。みんな下半身がヨレヨレです(笑)

それでも、この日しか海には行けない(潮がよく引く最終日)という事で、行動開始^^

07:51 部屋から望むモッチョム岳。今日も綺麗です。夜中にもベランダから見てみましたが、満天の星空が観れましたよ。でもUFO

は、観れなかったなー(笑

窓の左側より

08:34 辺りは晴れていても、このモッチョム岳を包むように、雲が湧き上がります。刻々と変化する山々は飽きませんね^^

11:00過ぎに出発。ムスメの「美味しいものが食べたい~」という要求にも、シッカリと応えなければなりません(笑)

屋久島ヴィータキッチン」でスウィーツを調達。

12:02更にこのパン屋さん「石窯パン工房 樹の実」でピザをゲット。どちらもテイクアウトして、栗生海岸で食べたのですが、とても

美味しかったです。焼きたてピザ、特にキノコのピザはキノコの濃厚な味がたまりませんでしたねー。地元の小さな子どもさんのいる

お母さんの集合場所みたいで、島に溶け込んでいました。しっかし、77号線から奥まったところで探すのに苦労しました。

12:50 中間ガジュマル

川の下流沿いに生育するガジュマル群。島内最大の巨木があり、なかでも樹齢300年を超えるというアーチ状のガジュマルは、車1台

が楽に通れるほどの大きさを誇る。

すごい迫力です。

ガジュマル

ガジュマル(学名:Ficus microcarpa、漢名:細葉榕)は熱帯地方に分布するクワ科の常緑高木。木のしたにクワの実のような

黒い実が落ちていましたよ。ちょっと拾って噛んでみたら、確かにクワの実っぽい味がしました。実は鳥やコウモリなどの餌となり、

糞に混ざった未消化の種子は土台となる低木や岩塊などの上で発芽します。幹は多数分岐して繁茂し、囲から褐色の気根を地面

に向けて垂らす。垂れ下がった気根は、徐々に土台や自分の幹に複雑にからみつき派手な姿になっていく。

 

kouchaがいうには、元々高い木があって、その上部に鳥などが糞に混じった種を落とし発芽して、下方へ気根を伸ばしていく。

その間、元々あった高い木はガジュマルの気根に囲まれて枯れ果ててしまい、ガジュマルだけが後に残ってこのような形になった

のだと。調べてみたら、ガジュマルは別名「絞め殺しの木」とも呼ばれているようですよ。以前、ケアンズで見たカーテンフィグツリー

も「絞め殺しイチジク」と呼ばれています。こちらは、天空の城ラピュタのモデルになったという噂があるようですよ。

「さわやかあいさつ日本一のまち」

そういえば、テレビで見たことがありました。わたしも地元の女子中学生?に挨拶されましたよ。「こんにちは!」清清しい気持ちに

なりました。自転車で日本一周していそうなオヤジさんがいました^^

13:11 栗生川

さ~て、待望のシュノーケリング開始です。14時ごろが潮のボトムなのでバッチリですねー。

栗生川が海に注ぐ脇に大きな潮溜まりがあります。日除け屋根下でランチ後、着替えてGO!

この潮溜まりは、深いところでも1.5m位で、なかなか良かったです。大きな潮溜まりの左の切れ目から外側に出てみましたが、

水温の差なのか、 栗生川の淡水とぶつかり合うのか、透明度はあるのに、まるで油の中に居るような視界で、10cm先もボンヤリして

焦点が定まりません。面白いですね。でも、これでは何も見つけられないので、右奥へと移動しました。一時間ほどシュノーケリング

しましたが、熱帯の魚の群れも見れ、両側が壁の通路が沖方向に続いていて、とても面白い磯でした。時間が許せば、一日居ても

飽きないかも。良いポイントでした。

イロカエルアンコウ

いや~オドロキです。こんな100mm位のイロカエルアンコウが網ですくえました(笑)ダイビングでは何度か見たことがありますが、

浅場にいるとは・・・。思わず捕まえて家族に見せましたよ。なかなか間近で見る機会はないでしょうからね。10cm位のシャコも

kouchaが捕獲して見せていました。

ウミウシもキヌハダウミウシとこのゴクラクミドリガイ科のウミウシを見つけました。

名前の無いウミウシかなあと思いましたが、ツノクロミドリガイと判明。大きさは10mm位でしたよ。触角の辺りがカラフルで綺麗でした。

15:45 大川の滝

シュノーケリング後、大川の滝(おおこのたき)へ。

78号線から近いです。落差は88m。堆積岩が熱変成してできたホルンフェルスの岩盤を流れ落ちます。

滝つぼのすぐ近くまで行けるので、なかなかの迫力ですよ。

16:44 その後、パン屋さんで情報入手した、 「雫ギャラリー」へ。

「高田裕子」さんの絵画ギャラリーはお休みでしたが、いや~間近で観たい絵ですねー。水色・ミドリ色の屋久杉の表現は素晴らしい

です。まさに水と緑を象徴する屋久島のイメージ。木霊も現れそうな、そんな絵画です。

ムスメの目的の「中村圭」さんのジュエリー・ギャラリーはオープンしていて、中村さんご本人にいろいろと説明していただきました。

とても小さなジュエリーは、和洋、歳も関係なく品よく誰にでも似合いそうな作品が多いです。「そっと寄り添う」ような感覚かな。

ギャラリーは、倉庫?を改造していて壁を白く塗っており、手作り感があって、とても良い空気・空間でした。なんかいいなあ。。。。。。

 

庭先には、我が家にもあるモンステラ(サトイモ科)が植えられていて、ちょっと水芭蕉のような花が咲いていました。バナナくらいの

大きさのモンステラの実は、なんと果物として食べられるそうです。ねっとりとした食感でパイナップルとバナナを足して2で割ったような

味だそうですよ。屋久島の道路っ端でたくさん見かけたクワズイモは、食べられないので「不喰芋(食わず芋)」と呼ばれているわけです

が、花はこのモンステラに似ていますね。水芭蕉(サトイモ科)も食べられないようですよ。

 

なお、この写真の花は、つる性・ノウゼンカズラに似た外来種のようで、このお店の脇の電柱に繁殖しておりました。

17:30 屋久島自然館付近の名物カキ氷を食べに行きましたが、17時過ぎですでに閉店。こちらは明日にするにして、ちょこっと

安房集落へ。屋久島の人口は13000人ほどで、一番大きな集落は宮之浦で、安房は二番目。21の集落があるそうですが、「屋久島」

とひとくくりにできないくらい各集落ごとに文化が違うそうです。おそらく山の切り立った島ですから、道路のない大昔は陸の孤島状態で

相互行き来がとても困難だったのではないかなあ・・・と思うのです。

イソシギでしょうか?

ちょこっと座り込んで可愛いです。

17:34 安房・春田浜

ここの磯観察で遊べそうですが・・・どうかな?という目で見てしまう・・・(笑

ハマユウが咲いていました。

ハマユウの最北限は、時々磯観察している三浦半島の佐島です。

17:39 夕暮れ・曇りの山々はこんな感じです。

17:49 安房港

ここから鹿児島行きの高速船トッピーが出ています。鹿児島までは2~3時間(飛行機では30分)のようです。夕暮れの山々が力強く

見えますね。つづく~ 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (長安)
2013-09-23 19:14:59
一日のお天気が、屋久島は、コロコロ変わることを思い出しました。
魅力いっぱいの屋久島を、堪能なさっていますね。

カエルアンコウ、緊張していますね。顔が!!
Unknown (長安さんへ)
2013-09-24 20:06:53
そうなんですよねー、コロコロ変わります。
でも、行っている間は天気に恵まれましたよ。

カエルアンコウ、じっくり観察しました。
赤い地肌の上の白っぽい砂のようなもの・・
これ、模様なんですね!
足ヒレから全部、左右対称の模様でビックリしました^^
Unknown (長安)
2013-09-24 22:21:43
カエルアンコウを、じっくり観察出来て、羨ましいです。
へぇ~左右対称! 白い模様! 見つめられすぎて、真っ赤になっちゃった!!

気圧は、0メートルから、一日で上がって降りて、体に変調が出ないかな?という、疑問です。
Unknown (長安さんへ)
2013-09-25 03:35:02
わはははは(笑)
だから、真っ赤なわけですね^^

http://www5e.biglobe.ne.jp/~yamamosa/6%20anzen.html
ここを見ると、0→1500mでずいぶん環境が違い
ますねー。
でも、朝4時にゼロm、11時に1500mで、かなりゆっくり
高度を上がっていきますから影響は少ないのかも。

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