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人に埋もれる季節

2008-03-23 | 読書【未カテゴライズ】

前から気になっていた安部公房を集め始める。
手身近なところから安部公房「壁」(新潮文庫)を読み始める。
50年以上も前の作品に、本に年代は関係ないことを理解しながらもただ平伏すのみ。

改めて人は複雑な思いで生きているんだなと思います。
生きること、死んでいくこと、新しい命。
沈んで浮かんで漂ってゆく、この身。
精神と身体とあと一つ。
ルールとモラル。
モチベーションだけではダメになって来ているかも。
年齢を重ねる度に、自分の姿を見つめ、世界を見つめる時が増えるのです。