今年の年間、読了リストです。
安部公房「死に急ぐ鯨たち」(新潮文庫)
新井素子「ひとめあなたに…」(角川文庫)
有川浩「塩の街」(メディアワークス)
有川浩「海の底」(メディアワークス)
有川浩「ラブコメ今昔」(角川書店)
有吉玉青「身がわり」(新潮文庫)
井辻朱美「遥かよりくる飛行船」(理論社)
井上靖「河岸に立ちて 歴史の川 沙漠の川」(新潮文庫)
井伏鱒二「遥拝隊長・本日休診」(新潮文庫)
井伏鱒二「白鳥の歌・貝の音」(講談社文芸文庫)
上田早夕里「エデンの檻」(角川春樹事務所)
上田早夕里「火星ダーク・バラード」(ハルキ文庫)
上田早夕里「美月の残香」(光文社文庫)
上田早夕里「ラ・パティスリー」(角川春樹事務所)
梅崎春夫「桜島・日の果て」(新潮文庫)
江戸川乱歩「江戸川乱歩傑作選」(新潮文庫)
大庭みな子「海にゆらぐ糸 石を積む」(講談社文芸文庫)
恩田陸「六番目の小夜子」(新潮社)
神林長平「アンブロークンアロー」(早川書房)
幸田文「崩れ」(講談社文庫)
桜庭一樹「荒野」(文芸春秋)
佐藤正午「幼なじみ」(岩波書店)
佐藤多佳子「ごきげんな裏階段」(新潮文庫)
椎名誠「さらば国分寺書店のオババ」(新潮文庫)
椎名誠「哀愁の町に霧が降るのた」(新潮文庫)
椎名誠「新橋烏森口青春編」(新潮文庫)
椎名誠「風の国へ・駱駝狩り」(新潮文庫)
椎名誠「風景進化論」(新潮文庫)
高野秀行「放っておいても明日は来る」(本の雑誌社)
高野秀行「ワセダ三畳青春記」(集英社文庫)
高野秀行「神に頼って走れ!」(集英社文庫)
高野秀行「異国トーキョー漂流記」(集英社文庫)
高野秀行「アジア新聞屋台村」(集英社文庫)
太宰治「人間失格」(新潮文庫)
多田等観「チベット滞在記」(講談社学術文庫)
谷崎潤一郎「細雪」(新潮文庫)
長沢工「はい、こちら国立天文台」(新潮文庫)
梨木香歩「f植物園の巣穴」(朝日新聞出版)
野田知佑「少年記」(文春文庫)
福永武彦「草の花」(新潮文庫)
三島由紀夫「葉隠入門」(新潮文庫)
三島由紀夫「美しい星」(新潮文庫)
南伸坊・河合隼雄「心理療法個人授業」(新潮文庫)
宮田珠己「わたしの旅に何をする。」(幻冬舎文庫)
宮田珠己「ときどき意味もなくずんずん歩く」(幻冬舎文庫)
宮田珠己「晴れた日は巨大仏を見に」(幻冬社文庫)
森絵都「リズム」(角川文庫)
森絵都「ゴールド・フィッシュ」(角川文庫)
森絵都「宇宙のみなしご」(フォア文庫)
森絵都「ラン」(理論社)
山田詠美「ぼくは勉強ができない」(新潮文庫)
米沢富美子「二人で紡いだ物語」(朝日文庫)
米澤穂信「秋期限定栗きんとん事件」(創元推理文庫)
米澤穂信「追想五段章」(集英社)
NHKスペシャル取材班「インドの衝撃」(文春文庫)
クラフト・エヴィング商会プレゼンツ「猫」(中公文庫)
ミヒャエル・エンデ「モモ」(岩波少年文庫)
レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」(佑学社)
シオドア・スタージョン「人間以上」(ハヤカワSF文庫)
ドフトエフスキー「罪と罰」(光文社古典新訳文庫)
ブルックス「レイチェル・カーソン」(新潮文庫)
リチャード・ブローティガン「愛のゆくえ」(新潮文庫)
ヘミングウェイ「老人と海」(新潮文庫)
エレナ・ポーター「そばかすの少年」(光文社古典新訳文庫)
斎藤文一「アインシュタインと銀河鉄道の夜」(新潮選書)
西堀栄三郎「南極越冬記」(岩波新書)
笹沢教一「ニッポンの恐竜」(集英社新書)
若田光一「国際ステーションとは何か」(講談社ブルーバックス)
米沢富美子「まず歩きだそう」(岩波ジュニア新書)
田尻宗昭「四日市・死の海と闘う」(岩波新書)
中山 茂「科学技術の戦後史」(岩波新書)
高木仁三郎「市民科学者として生きる」(岩波新書)
辨野義己「見た目の若さは、腸年齢で決まる」(PHPサイエンス・ワールド新書)
全73タイトル。
新書は別にリスト化してみました。これで少しは見やすくなったかも。
年間ベストは何かと考えたのですが、正直とくにありませんが、
無理に挙げるとすれば、高野秀行「放っておいても明日は来る」(本の雑誌社)。
高野秀行の三部作(といって差し支えないかどうかはわかりませんが)
「ワセダ三畳青春記」、「異国トーキョー漂流記」、「アジア新聞屋台村」
を読み終えるとこの一冊の重みが増して来ました。
【自分のために自分の好きな事をする。】
なんか一筋の光を見た気がしました。
あと、谷崎潤一郎「細雪」、ドフトエフスキー「罪と罰」、
シオドア・スタージョン「人間以上」、ミヒャエル・エンデ「モモ」
といった古典に挑戦できた点は良かったと思います。
今年で年間読了リストは5年目になりました。
読書環境を振り返ると、
①図書館で借りてきた本を読む時間が取れないこと。
これは、図書館に行くことが難しかったというよりは、
資料の本を読むのに忙しくて、小説やエッセイを読む気にならなかったから。
②読んだ本の数は多いが、どこまで心して読んだかというと疑問。
これは、一年間で購入した本が250冊を越えてしまったことにも関係しているのですが、
そろそろいらない本に決着をつけないといけない量になって来ているかも。
来年は、取りあえず貯まった本を少しでも少なくできるようにしたいです。
そして、いらない本を処分することも考えたいと思います。
話は変わりますが、今年は本当に出版不況という言葉が当てはまる年だったと思います。
来年そのツケが回って来るのは確実ではないでしょうか…。
不安です。