今年は、本の購入・借本について、結構まじめにリスト化していたので、
興味・関心があった本をまとめてみました。
まずは作家別。
11冊 椎名誠
7冊 安部公房
7冊 福永武彦
6冊 上田早夕里
6冊 大庭みな子
5冊 カール・セーガン
5冊 井上靖
5冊 倉橋由美子
4冊 ヘミングウェイ
4冊 井伏鱒二
4冊 山本義隆
4冊 森絵都
4冊 津島佑子
4冊 日野啓三
冊数はリストに出てきた回数です。
椎名誠が断トツです。これは買わず嫌い、読まず嫌いというところから、
なぜか今年、爆発。
たぶん、WEB本の雑誌の炎の営業日誌による所が大きいのです。
実のところ、井伏鱒二を読み返したくなったり、宮田珠己本を買ったり、
梅崎春夫を読んだりと、その影響はかなりあります。
ただし、純文学っぽいのは全く影響されないのが不思議。
逆に、本の雑誌の評価や書評に影響された本というのは皆無。
この辺りが不思議です。
本の雑誌を10年以上読んでいるのに、最近、あまり影響されない。
過去には、
ニール・スティーブンソン「スノウ・クラッシュ」(アスキー出版社)、
コニー・ウィリス「航路」(ソニーマガジンズ)、
ジェフリー・フォード「白い果実」(国書刊行会)、
ジャネット・ウインターソン「オレンジだけが果物じゃない」(国書刊行会)、
佐藤多佳子「一瞬の風になれ」(講談社)
岸本佐知子「ねにもつタイプ」(筑摩書房)
などなどあったのですが、
特に書評を読んでみても、新しい作家に手を出す元気まではもらえません。
このまま、古典(死者の文学)を読み進めるということもいいとは思うのですが、
あまり、精神衛生上よろしくはないなと思います。
お次は、出版社別文庫・新書ランキング。
新潮文庫 56冊
岩波文庫 16冊
岩波新書 14冊
角川文庫 10冊
朝日文庫 10冊
講談社学術文庫 8冊
中公文庫 8冊
講談社文芸文庫 7冊
文春文庫 7冊
光文社古典新訳文庫 5冊
集英社文庫 5冊
ちくま学芸文庫 4冊
創元SF文庫 4冊
という感じです。
トップ3の椎名誠、安部公房、福永武彦がすべて新潮文庫というのが災いしたのか、
かなり偏りのあるランキングとなってしました。
(実は、講談社関連の文庫をまとめると2位入るのですが…)
(そんなことをいうと、岩波も新書と文庫をまとめたら、2位を堅持か…)
朝日文庫を集めはじめたことと、中公文庫も揃いはじめたので、
わかるのですが、角川文庫を10冊も買った記憶が全くないです。
う~ん、数字のデータにするとほんとに偏りがあって、ちょっと悲しくなります。
でも、我が道をいく読書活動(本収集)は、まだまだ続きそうです。