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崩れ去る牙城

2008-11-24 | 読書【未カテゴライズ】

帰宅。

電車込みすぎで疲れました。


久々に車中読書ということで、

野中ともそ「世界のはてのレゲエ・バー」(双葉文庫)を読了。

オースターの「ムーンパレス」をもう一回読みたくなる一冊。

青春小説ってことでいいのかな。

でも、相変わらずどの年代を意識して主人公を描いているのか、

ちょっと理解できないなぁ、というところはままある。


道中、買った

米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」(新潮社)もすぐ読了。

桜庭一樹「青年のための読書クラブ」(新潮社)と出版社だけでなく

中身も同じやんけと思ったのは、私だけではないはず…。

カヴァの「黒」も乙一ですでにやっているわけだし、

桜庭一樹ともども、ここいらが、私的には潮時か…。

内容はたしかに勉強したんだなというのはあるのですが、

話としての、勢いがすでに↓。習熟、マンネリともいうが、

それは受け手側のみの問題であって、

送り手側の問題でないと信じたい。

連作短編ミステリーなのだからという点を差し引いても

私にはおもしろくなかった。

「インシテミル」も「ボトルネック」も一回読んだきり。

たぶん、出版社との相性が悪いだけなのか、

はたまたミステリー過ぎるのが合わないだけなのかな…う~ん。