倉橋由美子「聖少女」(新潮文庫)を読了。
難しいといえばムズカシイ話で、読みにくいといえば読みにくい小説。
いろいろと中身を形容する言葉はあるものの、
一言で感想を述べるのはムリです。
さて、復刊されるのを待っていても無駄なので、
残りの著作の文庫本をリスト化してみました。
以下、
倉橋由美子・著作文庫本リスト
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新潮文庫
①婚約
②暗い旅
③ヴァージニア
④妖女のように
⑤夢のなかの街
⑥人間のない神
⑦パルタイ
⑧反悲劇
⑨聖少女
⑩城の中の城
⑪倉橋由美子の怪奇掌篇
⑫シュンポシオン
⑬アマノン国往還記
⑭ポポイ
⑮交歓
⑯大人のための残酷童話
講談社文庫(通し番号は二つ存在します)
①スミヤキストQの冒険
②・③わたしのなかのかれへ 上・下
④迷路の旅人
②夢の通ひ路
③よもつひらさか往還
④老人のための残酷童話
⑤偏愛文学館
講談社文芸文庫
①スミヤキストQの冒険
②反悲劇
③毒薬としての文学 倉橋由美子エッセイ選
④パルタイ・紅葉狩り
** 中公文庫・朝日文庫・角川文庫などに一冊ずつ
(翻訳本は略)
このうち10冊ほどは大きい本屋さんに置いてあります。
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といった感じです。
集めるのはそんなに厳しくはないと思います。(安部公房に比べれば…)
大体どこかで今までに遭遇したことがあるものが多いので。
ただ、今年は復刊が続いたので、古本の需要が高く、少々見つかりにくいかも。
さて、次は井上靖「星と祭」(角川文庫)を読まなければ…。