今日、中型自動二輪の免許をついにゲットしました。
まだ、何に乗るかは決めていません(と言っても、どうせ250cc以下です)。
読書はというと、井上靖「星と祭」(角川文庫)を先ほど読了。
ラストは圧巻。
テーマそのものが最初から重たいですし、
もちろん、そういう意味では“救い”などなく、
だからこそ、ラストシーンに救われたような気がします。
湖畔に映る月灯りの幽玄さを知って欲しいなと思います。
そして、十一面観音のことも。
今年の発見は「井上靖」かもしれません。
(ただし著作が多過ぎて全体像すら全く見えず)
温故知新。時代に逆行して、読書は続きます。
積ん読の中から久々のSFをということで手が伸びたのが
ニール・スティーブンスンの「クリプトノミコン 1」(ハヤカワ文庫)。
実は昔「ダイヤモンド・エイジ」(早川書房)を単行本で買って、数ページで断念。
「スノウ・クラッシュ」(アスキー)は2回ほど読んでいるだけに、もったいない。
もう一度トライしてみようとは思っているのですが、何だか読む気がしない…。
それにニール・スティーブンスンは、これ以降、翻訳がないので
売れなかったのかな…とか思ったり。
(でも、いつの間にかダイヤモンド・エイジも文庫化されていた…)
文庫4分冊では購買欲も読む気もなくなる。
その当時も古本でいいやと思っていた次第。
よ~く考えるとこの話は別にSFでないかもしれないという記憶があるのですが…。
年内に読めるとはとても思えないです。
あとは
倉橋由美子「暗い旅」(河出文庫)、「アマノン国往還記」(新潮文庫)
レーヴィ「天使の蝶」(光文社古典新訳文庫)
井上靖「孔子」(新潮文庫)
津島佑子「火の山 山猿記 上・下」(講談社文庫)
なども年内に読んでおかなければならない!!
と心の中では思っています(やる気が続かないのだ…)。