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反射、キズ、電話

2012-06-03 | 読書【未カテゴライズ】

まあ、紆余曲折あり、色々と悩みは深く、もう一度進路に考えてみることにしました。

 

そんなこんなで読書は、

倉橋由美子「夢のなかの街」(新潮文庫)。

祭りももうあと4~5冊といったところです。

そうすると、倉橋由美子全作品1~7(新潮社)が欲しくなってくるから

不思議だ。

 

クロフツ「見えない敵」(創元推理文庫)を読み終わり、後ろのラインナップを見ながら、

チェスタトンに興味が湧く。

木曜の男などの表紙の岩石?が一体何のか、興味深々。

チャンドラーも読みたいのだけれど、

いつになったら平穏な読書ライフが訪れるのか、だれかを教えて欲しい。

 

 

 

 


忙しさの中で失わないモノ

2012-05-13 | 読書【未カテゴライズ】

大学の友人の結婚式に出る途中の電車で読了した伊藤整の『近代日本の文学史』(夏葉社)。

その中にはたくさん読みたいなと思える作品群が。

ただ、本を読むというよりは青空文庫で探した方が早い気がします。

その影響か、古本市で散財していしまいました…。

安岡章太郎とか、いろいろと30冊ほど。

いつ読めるのかわかりませんが、購買欲は止められません。

年を取ると読みたい本が変わってくるのか、読んでいる自分に酔っているのか、

何が何だか分からなくなります。

 

そういえば、今月でちくま文庫版の宮下訳、ラブレーのガルガンチュア物語とパンダグリュエル物語が見事に完結しました。

岩波文庫の渡辺訳版全5巻を買ってしまい、ちくま文庫版も途中まで本棚にあったなと気付いたときには後の祭りでした。

ちくま文庫版も在庫がなくなる前に揃えたいとは思っているのですが、なかなか買う気がしません、高いので。

いつか読めるといいのですが、何分読んでも意味不明なのが、きついのですが…。

 

あと倉橋由美子「酔郷譚」が河出文庫に。完本って何かと思えば、「よもつひらさか往還」と合本だとか。

たしかに単行本薄かったけど、併せて1000円はちょっと高いです…。

「婚約」(新潮文庫)もゲットしたので、祭りはもう少しだけ続きます。

 

 

 

 

 

 

 


伊藤整「近代日本の文学史」が復刊!?

2012-04-29 | 読書【未カテゴライズ】

今日、伊藤整「近代日本の文学史」(夏葉社)を発見し、即購入しました。

夏葉社、って聞いたことないなとググってみたら、

(おもしろい本ばかり)復刊中心の出版社だそうです。

伊藤整の本をこのご時世に出そうなんて、マジっすか!!と思いながら、ほんと泣きそうです。

家宝にします、とまではいかないが、本棚に残しておきたいと思える『必携』の一冊となりそうです。

 

既刊の上林暁「星を撒いた街」も滅茶苦茶読みたいです、

と思ったらすでに絶版なのか…というか品薄状態なだけかな?

上林暁(かんばやしあかつき)は新潮文庫や講談社文芸文庫、ちくま文庫から数冊出ていますが、

(全く在庫なしでいいかげんにしやがれ大手出版社と思っていただけに)

こういった努力は涙ぐましいものがあります。

3000部という初版部数は、たしかに多い気がするが、

値段が2200円+税であり、頑張っている価格ではあると思う。

(この手の復刊はふつう3000円は超えるのがザラなので)

これだから、amazonだけではまだまだと思うのです。

というか、amazon路線にすら載らないこういった出版社はたくさんあるんだろうな、

と少し安心しました。

 

 

 

 

 


明日咲く花となれ

2012-04-09 | 読書【未カテゴライズ】

「忙しくて発狂しそうです」

何て、言ってみたいです・・・。

 

丸山健二「人生なんてくそくらえ」(朝日新聞出版)

小池真理子選「精選女性随筆集3 倉橋由美子」(文藝春秋)

 

を購入。

今月はほかにも欲しい本が何冊かあるので困ります。

GWに読めるのか?

無理だと思います、たぶん忙し過ぎて。

今年は、教採どうしようか、迷う。

そんなヒトが受けても仕方ないよね…やっぱり。

 

 

 

 


エサヲマクもの

2012-04-01 | 読書【未カテゴライズ】

4月1日、エイプリルフールと思ったら、

十二国記が新装版で新潮文庫に入るらしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(講談社版はいったい…。)

7月から刊行、とのこと。

新作の長編もそのあと出る予定だそうな。

MFのゴーストハントのリライトが売れたのだろうな、たぶん…。

 

うーん、でも何だか嬉しくないのである。

新作だけを出せばいいのにと思うファンはたくさんいるだろう。

カバーや挿絵を新しくしようが、中身はいっさい変わっていないのでは意味がない。

(なぜって、100円で講談社版が中古で大量に積んであるからね)

 

でも、たぶん買うんだろうな。

 

ぜったいに買うんだろうな。

 

それが“この世代”の宿命みたいなものだから…。

 

 

 

そういえば、私的・倉橋由美子祭りがようやく終了です。

4月7日に文藝春秋からエッセイ集でます。

これを機に、何冊か復刊してくれないかな。無理かな…(誰に頼んでいるのやら)。

 

読書は、

 

エルネスト・ルナン「イエス伝」(岩波文庫)

伊藤整「若い詩人の肖像」(講談社文芸文庫)

武田泰淳「滅亡について」(岩波文庫)

ジャン=ジャック・ルソー「孤独な散歩者の夢想」(新潮文庫)

丸山健二「安曇野の強い風」(文藝春秋) 

 

などが溜まっています。

相変わらずの乱読は全く治りません。

最後のはゆっくりちびちびと読んでいます。

そういえば御大の最新刊のタイトル知ってますか?

なんと「人生なんてクソくらえ」(朝日新聞出版)ですよ!!

どうしよう。買うかどうか迷う。

ちなみに1Q84の文庫版は6冊溜まってから読むことにします。

たぶん夏休みに一気読みだと思います。

 

 

 

 

 


旅のお供には

2012-03-17 | 読書【未カテゴライズ】

明日、3年ぶりに東京へ行きます。

とくに欲しい本はありませんが、

神保町ではテンションを上げていきたいです。

と言っても相変わらずの強行日程なので、燃料が切れそうです…。

 

お供には、

レヴィ・ストロース「悲しき熱帯Ⅰ」(中公クラシックス)

倉橋由美子「ヴァージニア」、「妖女のように」

クロフツ「英仏海峡の謎」

武田泰淳「滅亡について」

を取り合えず、持って行くことに。

リフレッシュできればいいのですが、たぶん色々考えてしまうので、難しいかな。

 

 

 

 


変化の年なのに…

2012-02-12 | 読書【未カテゴライズ】

今日のネットからの収穫。

 

・ポメラDM20の底値は13000円くらい?年末にかけて値段が下がって来ていた。

 初期型のポメラDM10が7000円で投げ売りされているが、

 QRコードで携帯電話と連動できるDM20のが良いのでがまんがまん。

・東京の教科書研究センター・教科書図書館というところにいけば、国語の教科書が読めるようである。

・Google Chromeのtempolary fileはcacheの中である意味、暗号化されている。

 動画ファイルなどファイルサイズと更新日時でこの辺かなとファイルを探すしかなく、簡便して欲しい。

 とはいえ、internet exploreはtemporary internet filesの中に該当ファイルすら見当たらない。

 サル知恵とはいえ、何だかバカらしくなる。

 (久々にinternet exploreを使ったが、Chromeかと思ってびっくりしたのは言うまでもない。)

 

そういえば、来月、角川書店から梨木香歩の新刊が出る。

あと、精選女性随筆集というのが文芸春秋から刊行スタート。

全12巻とのことであるが、倉橋由美子の巻だけは取りあえず欲しいかな。

昔、懐かしのパラフィン紙が巻いてあるところと、川上弘美選というあたりに、

厭らしさを感じる。

ちなみに、ラインナップは、

 

第一巻:幸田文

第二巻:森茉莉、吉屋信子

第三巻:倉橋由美子

第四巻:有吉佐和子、岡本かの子

第五巻:武田百合子

第六巻:宇野千代、大庭みな子

第七巻:白洲正子

第八巻:石井桃子、高峰秀子

第九巻:須賀敦子

第十巻:中里恒子、野上彌生子

第十一巻:向田邦子

第十二巻:石井好子、沢村貞子

 

ということだそうです。

どこもかしこも、懐古、懐古。終わコン、終わコン。

今年は、変化球ではなく“変化”の年にしてくれよい。

 

 

 

 

 


本の価値

2012-02-05 | 読書【未カテゴライズ】

本屋の講談社文芸文庫の棚をチェックしたら、帯付きの特選復刊の文字。

講談社文芸文庫から2012年の特選復刊ということで1月に5冊が復刊されてた。

その中に、津島佑子「光の領分」がぁぁぁっぁあ~ll!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

初版以降、ずーと再版されず、10年近く経っての復刊です。

とはいえ、すでに持っているので、大した感動もなく、買わないのですが…。

でも、驚きとともに、何だかどうしようもないなコレ、と思いました。

こういった復刊の情報をどうしてネットで見れないのでしょうか?

というよりも、たぶん刷った数が1000冊以下なのだから、そもそも情報としての価値がない。

朝日新聞の新聞広告には書いてあるのでしょうが、読んでない人にはどうしろと?

毎週のBS11のベストセラーBOOKTVの文庫本ランキングの実売数を見てても、悲しくなります。

まあ、本の価値は人それぞれ。値段も外見も内容も。

うーん、でもそこに書店の価値は含まれるのか?

あるんだけど、見えにくくなってしまっているのは確かだと思う。

 

 

 

 

 


読書時間を君に

2012-01-30 | 読書【未カテゴライズ】

太宰治「晩年」

中村地平「南方郵信」

倉橋由美子「人間のない神」

福永武彦「廃市」

 

と読みたい本がたくさんある。

でも、なかなか読書に集中できない。

いっそ休んでしまえばという欲望に駆られる。

兎に角、ブログなんて書いてる場合じゃない、本を読もう。