調整完了

ホンダからCR‐Xが帰ってきた。
今回は、乗り心地の悪さを改善するため、バネとダンパーをノーマルに戻した他、小まかな点で気になった部分を一通り修復、調整した。

走らせてみる。
前輪、ドライブシャフト周辺から出ていた異音は消えている。カーナビの雑音も無くなった。
サスが柔らかくなった分、乗り心地は改善された。試しに、大きな段差にスピードを上げて突っ込んでみたが、車がバラバラになるような衝撃はこない。ノーマルのバネは、そのあたりをなかなか上手くいなしている。

小貝川の川沿いの道に出て、走行性能をチェックする。
スピードに乗ってから左右に蛇行させてみると、グラリ、グラリと大きく傾く。バネが柔らかいから揺り返しが大きい。強化サスの時には、レスポンス良くヨーが発生していたが、それが少し遅れて出てくる。ジムカーナのようなタイトコーナーの連続では、強化サスのように、ヒラリ、ヒラリと身を翻すわけにはいかない。
ブレーキも、旋回しながら強めに踏むと、ピッチングてリアがブレークしてしまう。

しかし、丁寧な操作でスムースに走らせると、単発のコーナリングスピードは強化サスとあまり変わらない。185／60／R14と、195／50／R16のタイヤの差は、思っていたより大きくて、以前のワインレッドの車よりも、コーナリングは明らかに早い。強化サスでなくても、街乗りには十分な性能だ。

写真のように、車高は少し上がってしまった（強化サスの時は、タイヤとホイールハウスがくっつく位だった）が、安定性も悪くない。異音も無くなったし、ウインカーレバーも自動で戻るし、かなり良い状態になった。

これで次の車検を取って、しばらく乗れる気がしてきたぞ。