ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

かき氷

2007-07-23 08:21:14 | Weblog
夏なので、またかき氷である。

写真は浅草橋の甘味処の宇治金時だが、残念ながらこの店は外れだった。
氷が悪い。
かき氷の最大のポイントは、氷の温度とかき方である。
かき方はできるだけ細かく、雪のようにふわふわ感を出さねばならない。最近は、かき氷機が進化したようで、大きな固まりの氷でなくても細かくかくことが出来るようになった。
しかし、この店のはそうではない。
新しい店ではないから、古い機械をそのまま使い続けているのだろう。逆に考えれば、新規に開店した店のかき氷は、ふわふわのかき方なのかもしれない。

だが、この店のかき氷には、かき方以上に大きな問題があったのだ。それは氷の温度である。
冷たすぎる。
おそらく、お冷や用のキンキンに冷えたバラ氷を使っているのだろう。温度が低すぎる。
ちょっと考えると、かき氷が冷たいのに問題はなさそうだが、そうではない。冷たすぎるかき氷は不味い。
氷をかく時、また、蜜をかける時、氷の表面はわずかながら溶ける。氷が冷たすぎると、その溶けた分がまた全て氷結してしまう。
すると、どうなるか? かき氷は再び氷の塊になってしまうということだ。
この店のかき氷は岩のようだった。

こう書くと、かき氷にアイスクリームを乗せるのが最悪だというのもよく分かる。
アイスクリームはマイナス18度、アイスの周りの氷はカチコチの岩である。店はサービスのつもりなのだろうが、不味くしては何にもならない。
テレビを見ていると、タレントがアイスクリームの乗ったかき氷を食べて、「美味し~い!」なんて言ってるが、あんまり美味いものを食べたことがないのが分かって可哀想になる。まぁタレントなので、演技しなければならないのかもしれないが。

この夏は、美味いかき氷をいくつ口にできるだろうナ。
ちなみに、「アイスクリームの乗せないで」と頼めば、美味しいかき氷が食べれる店は結構あります。だからこそ、何でわざわざ?、と思っちゃうんだよナ。

コメント
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