まともに朝マズメからスタートするのは、今季初かもしれない。本当に久しぶりのちゃんとした釣行である。今回は葛西に仁を迎えに行き、高速を飛ばして潮来に向かった。エリアの状況などがほとんど分からないので、午前3時前に到着。シケたポイントから釣り始める。ルアーは例のヒロ内藤バズベイトだ。
と、ドバァと水面が炸裂した。それも2回も。しかし、フッキングに至らない。エリアを変えて、ドライブシャッドの水面直下引きにもバスが飛び出す。しかし、これもフッキングしない。テールが千切られただけ。
順調にバイトが出ていたので安心していたが、よく考えると1匹も釣れていない。そうこうしている内にアタリが遠くなってきた。その中で仁のロッドが弧を描いた! 驚くほど焦りながらのファイトで抜き上げたのはレギュラーバス。
この男が釣り上げる姿を見るのも久しぶりだ。
場所移動を繰り返すも反応はない。ライトリグを取り出しても何も起こらない。相当腕が落ちている気がする。こうなるともう巻物したかない。
コーゾースピンを巻いて小バスを釣っておいた。10アップ。この後、同サイズが次々とヒットしたが、全てバラした。どうなってるんだと思ったら、針が折れていた。最初の1匹は針無しでも勢いで素っ飛んできたようだ。
そして風が完全に止まり、フィールドは沈黙した。ならば流れのある場所を、と夜越川に向かったが、みんな考えることは同じなのか、先行者が多数。他の良さそうな所にも人が入っている。
これは厳しいな。
昼時になったので純輝に向かう。感染に気を付けながら経済を再生していくとのことなので、ラーメン屋に行くのも許されるだろう。ただ、暑いのでラーメンでなく、つけ麺をオーダーした。仁は普通に辛味噌ラーメンを食っていたが。
食後は前川をちょっとやってみたが、芳しい反応はなく、睡眠不足から眠くなってきた。電池切れである。ホビオの後ろで一眠りしようかと思ったが、寝ている内に葛西に着いてますよと仁が言うので、ここで切り上げて撤収することにした。
やっと叶った釣行だったが、惨敗。しかし、それでも日差しの中で竿を振り、純輝を食った。やっぱり休みはこうでなくちゃな。これから毎週釣りへ行くぜ〜と思ったが、次週は嫁と温泉旅行の予定。釣りはまたその次の週になりそうだ。
まあでもホビオは温泉に、釣りに、毎週活躍してもらうことになる。マニュアル車になって運転が楽になったので、何処へでも出かけられるぜ〜。
■ヒットルアー
コーゾースピン1/4oz 10up ×1