目指せ!ゼロ地点!

ズボラものの私が家の中を超スローペースで片付け、そして料理下手な私が料理をする過程などをお見せいたします・・・

糖尿病食を作る その1

2010-08-15 07:15:10 | 健康食
え~先月7月23日に旦那の糖尿病が発覚。しかも予備軍ではなくしっかり糖尿病なんです(う~っ、認めたくないよ~)。医者にも薬を飲むように勧められました。が、意外にもダンナが医者に「薬は飲まず、まずは食事や運動で治すことを試みたい。」と申し出まして、なんとか薬は免れた事態です(医者は「飲んだ方がいいんですけどねぇ・・」とかなんとか言ってましたけども)。うちの旦那は自身の身体のことには繊細(というより超神経質)で、薬なんかもきっちりと飲むタイプですから、この発言には驚きましたね(旦那よ、よく言った!)。まぁこの日病院で本格的な検査をしてもらうまでにも、小さな病院での血液検査で糖尿値が高くなってる事は分かってましたから、その間に糖尿病関係の本などで多少の知識を二人とも持っておりました。糖尿病になる4大要素、肥満、過食、運動不足、ストレス、そのすべてがうちの旦那には当てはまりますからね(注・ストレスはうちの場合不況による経営不振です(^^;)。

そんなこんなで現在我が家には 6、7冊の糖尿病(および糖尿病食)関連の本があります。その中でもイチオシの糖尿食の本がこれです。特に右側。



この本は薄いですけどA4サイズで大きいです。普通よくある糖尿病の本は、A5くらいの大きさでもっと分厚い感じ(新刊本サイズというのでしょうか?)なので書店でも題名をみて選びやすいのですけど、この本は知らないとまず選ぶことのなかった本だと思いました。私が今回買ったのも他の糖尿病食や糖尿病関連の本でこの本を勧められていたからで、書店に電話して有無を確かめ取り置きして貰って買ったものです。日本糖尿病学会というところが発行されていて、いわば糖尿食のバイブルですね。なんとなく買ったときに、この本にはカバーをかけよう思い、ビニールカバーをしております(やっといて正解、台所で使うので濡れちゃいますからねっ)

この本の中でも言われてますけど、糖尿食は健康食だそうです。その人に合った食事量をバランスよく食べる方法なんだそうです。なので特に、これを食べてはいけないっていうのもなく(食べたらあまりよくないっていうのはありますけど)、自分に与えられた一日のカロリーの範囲ならケーキだって食べたっていいわけです。私、今回この糖尿病食のことを知るまで、糖尿食のことをずいぶん誤解してましたよ。だって、糖尿食っていうと薄味で量がほんの一口づつくらいしかなくて、食べていいものが少なくて、とにかく食事は楽しめないものって思ってましたから。

でね、この食品交換表というのに基づいて一日の食べるものを決めるんですけど、表1は穀物やいも、表2は果物、表3は魚介肉、卵など、表4は牛乳と乳製品、表5は油脂、表6野菜や海藻類、あと調味料の区分もあります。まず最初にその人の身長や仕事の度合いなどから割り出した自分の一日の単位量(一般的には20単位、カロリーにすると1600カロリーでしょうか)から3回の食事に配分していくんですね。ちなみに20単位ですと、表1から11単位、表2から1単位、表3で4、表4が1.5、表5が1、表6が1、調味料が0.5になります。だけど同じ1単位でも区分によって量が全然違うのです。たとえば野菜だったら1単位が300gですけど、牛もも肉だったらたったの40gです。1単位が80カロリーなので、一日20単位で1600カロリーになるわけです。これ、面倒なカロリー計算しなくてもいいので、これ考えた人エライ!!!と思いました(笑)。それに何も考えなくてもこの単位にそって食材を決めていけば自然とバランスの良い献立が出来てしまうのですから。これ、なんで小学校とか中学校の義務教育で教えてもらえないんでしょうかね。今回ダンナが糖尿になったおかげで(笑)私この食品交換表の存在知りましたけど、そうじゃなかったら一生知ることなかったと思いますし。この食品交換表を使った食事法はもちろん普通の人でも使えるし、特にダイエットしたい人には健康的に痩せられてうってつけだと思います。ってことでさきほどサラッと検索してみましたが、やっぱりこの食品交換表使ってダイエットしておられる方がけっこういました(笑)
現在私は朝食抜いた16時間断食というのをやってますが、そのせいもあるとは思いますが、ダンナの食事を作るようになってから私4キロほど痩せましたよ~。 



あとね、この食品交換表にCD-ROM版が出てるのですよ。2600円ほどだから値段もお手軽。これには本版には載ってないような食材も沢山入ってるし、それになにより毎日の食事に使った食材の内容を記録でき、それらを入力するだけで簡単に単位計算してくれるのでかなり優れモノ!しかもマックでも対応可能というから嬉しいではありませんか。最近使ってなかった小さなブックタイプのマックを台所に置いて、そこで入力することにしました。



今のところ、流れとしては、
1、台所で料理をしながら使った食材とその重さを計ってノートにかきとめておく。
2、料理名をかいておく
3、作った料理の写真を撮っておく
4、ノートを見ながらパソコンに食材を入力、計算したものをプリントアウトする。
5、写真の画像もパソコンに入れて編集、一日分をプリントアウトする。
6、ノートに貼って、献立名や食べた時間などを書いておく。

ノートはこんな感じです。右上に貼ってる紙がパソコンで集計された一日の食事のバランスです。



が、これちょっと油断すると、パソコンへの入力が溜まっていくのですね(家計簿と一緒です(^^;)今もすでに10日分くらい溜まっていて(汗)、今日中に片付けてしまおうと思ってます。だってあと一週間くらいしたら又病院にいってその時栄養指導を受ける際このノートを見てもらわないといけないしですし。

いや、なんとしてでもダンナの糖尿を治しますよ、頑張らねばっ!!!!