マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

経営コンサルタントなどできんわい

2010年03月27日 09時03分05秒 | ひとりごと
実は私の会社の空きスペースにテナントさんが入ることになったのです。(やった!)今月始めから改装工事をしていて、ようやく完成。物置みたいになってたので産廃業者さんを呼んでゴミを処分。電気工事や空調工事、大工工事を済ませ、内装を施し、何とか立派なへやになったぞ。
多少は会社の利益になる予定だが、家賃二年分の改装費が掛かってしまった。仕方がないよね・・・。で、そのテナントさんは私とほぼ同年代の女性で、洋裁学校をやりたいのだそうだ。どのように生徒さんを集めるのかまったくわからないが、やる気は十分。あたりまえだけど・・・。なにか女の方がバイタリティーがあるな、うまく行くといいけど・・・。彼女のやる気と勇気に圧倒されてます。

昨日は豊田市の山奥のお客さんとこへ行って来た。そこはいわゆる田舎の衣料品店で、呉服、学生衣料、婦人服、下着、化粧品・・・などなど何でもあり、田舎によくある百貨店ですな。そこが大規模な改装をしたいというので私に相談があり、私のカフェを施工した店舗屋さんを紹介したのだ。7月ごろには改装を始める予定で、それまでに店のコンセプトを決めたい。そこでマヨちゃんにアドバイスを求めてきたのである。(僕に聞いても無駄だとは思うけど・・・)
もちろん私の商売はコンサルタントではないのであくまでボランティアだよ。
問題は、私にはこの種の衣料品店の生き残る道が見出せないという事。このお店は今でも結構よく売るお店なんだけど、周辺が宅地開発されてきた割にはお客さんが増える傾向はなく、もちろん若い人たちが立ち寄る店ではない。やはり高齢化の波をまともに食らい、先行きはあまり明るさが見えない。そんなことから経営者もここらで勝負を賭けたいということだ。
だいたい私個人としてもよほどのことがない限り個人店に買い物に行くことがない。もともと買い物がめんどうなので最近はまずネットで済ますことが多い。家電は量販店だし、衣料は長者町で済ますし・・・一体どうやったら小売屋さんへ行く気になるだろうか。自分でわからないのにアドバイスできるわけがない。
結局、店つくりは一般論的にしか言えないし、後はDM作戦とか、特別な催事計画とか、旅行セールであるとか、接客の方法などなど、基本的なやり方をお話しするしかない。やはり小売業というのは日常的な積み重ねの努力であり、店が新しくなったり、商品を増やしたぐらいではそれほど売上には影響しないのだな。自分が一人の消費者として考えるなら、やはり顔の見える関係を築き上げるしかない。いわゆる顧客管理をしっかりして、その家庭で今なにが起こっているのかを知り、子供が進学するとか、結婚をしそうだとか、家を建てそうだとか・・・そのような情報を把握し、それをデーターベース化し、効率的な販促活動をしてゆくしかないよね。あー、難しい。若い経営者を眺めながら、これからの小売業者はたいへんだなとため息をつくのでした。
もう、私は引退しよう。こんな難しい時代に生きてゆけそうにもないや。アドバイスを求められても困るんだよね、こういうのは船井総研にたのんでちょ。