マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

私の思い

2010年03月15日 09時07分46秒 | 陰謀論
昨日はwowowで録画してあったアカデミー受賞作品、「スラムドッグ$ミリオネア」を見た。スラム街で育った男が行方の知れない彼女に会うため人気テレビショーに出演し、なんと見事ミリオネアを射止める。愛する彼女とも一緒になれて、めでたしめでたしと言うストーリーである。なんだ下らない・・・と思って見てみると、これがなかなか面白い、さすがにアカデミー賞をもらうだけのことはある。インドのスラムと言うのは日本の貧困とはレベルが違うようで、おそらく日本の戦後のドサクサ時代そのものみたいなものである。そのスラムでの暮らしぶりとクイズの問題が微妙にリンクし、無学の彼がどうして出題される問題を答えることが出来たのかがわかるという仕組みである。日本で言うならみのもんたみたいな人気はあるが少し意地の悪そうな司会者が、わざと警察に彼を取り調べさせたり、ウソの解答をこっそり教えたりと、最後まで飽きさせることはなかった。インド映画などはじめてみたが、音楽といい、なかなかなものだった。
なぜこの映画の話をしたのかと言えば、私のブログの読者がたまたま用事でベルギーへ行っていて、そこからメールをいただいた。そしてヨーロッパは不景気といいながらも国民は皆なかなか豊かで「滞在したベネルックス3国は、リーマン・ショックによる影響で多少の景気後退(就職難等)はあるが、さほど酷くはない。高級レストランなども、特に週末などは予約で一杯である。不況どこ吹く風で、大半の人々は常日頃の暮らしを営んでおります。」とのことである。

私の考えはこうである。つまり、インドやフィリッピン、インドネシアなどのアジア諸国は旧宗主国へいまだに税金を納めているのだと思うのだ。だからヨーロッパ人はそれほど働かなくても豊かなのだと・・・。ほとんど農業が成り立たない寒冷地のヨーロッパ人が豊かに暮らし、農耕が盛んで人口も多いアジアが貧乏であることの説明は、それ以外には出来ないのである。
じゃあ日本はどうなのだ?私は本来ならば十分に豊かなのだと思う。つまり、日本は他国から搾取されていないのである。ただし、国民が生み出した富を国民に分配せず、アメリカを支配するために使ったのだ。つまり、日銀は国内に金を回さず、せっせと外貨(米国債)を買ったのである。だからこそ今、日本はアメリカを完全に支配したといえる。まあ、だれも信じてくれないだろうが、もう少しの辛抱である。今の政権が東アジア共同体を完成させればアジアは完全にヨーロッパから解放され、貧困からも解放されるのだ。
早いはなし、貧困とは富豪たちが儲けすぎているから発生したのであり、貧困がなくなるときは富豪が没落する時である。私が民主党を応援するのはこのことに尽きるのであり、もしそうでないなら貧困は永遠になくならないだろう。
もともと反天皇だった私が最近は正統派右翼に変身したのは、日本の支配者である天皇がアジアを救うために動き出したと見るからで、そうでなければ私が右翼になることはありえないのである。どうか私の思いがかなう事を・・・。