マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

天皇の伝書鳩

2009年12月13日 07時27分26秒 | ひとりごと
民主党幹事長の小沢さんは12日、韓国が2010年、日韓併合100周年になることから、「韓国の皆さんが受け入れ、歓迎してくださるなら結構なことだ。」と、天皇の訪韓への期待を一段と強めたと新聞に出ている。
これに対し、宮内庁は先の中国副主席問題に続き、再び懸念を示す可能性があるという。
まず、宮内庁と言うのはあくまでも内閣の下部に位置し、その役割は詳しくは知らないが、少なくとも宮内庁の長官はそれを「お上」に伝え、それから断るなり、前向きなりを決めるべきで、宮内庁長官に判断を下す権利があるのかという問題である。少なくとも内閣の長、総理大臣に対し疑問を呈することは越権行為であり、少なくとも何様?という話であろう。

今回の小沢さんの一連の発言が、彼一人の勝手な発言だと思うのだろうか。そんなことはありえない。少なくとも「お上」の意向を踏まえての発言である以上、ほぼ正式な訪韓への下準備である。
天皇陛下が行きたくもないのに、小沢さんがそのような発言をするわけがないであろう。水面下での調整はほぼ最終段階のはずである。
おそらく100周年記念で、天皇陛下は韓国国民に対し正式に謝罪をしたいと望んだのだろう。韓国国民がそれを評価するかはやや心配な面があるが、おそらく韓国国民も日本の天皇陛下が韓国に赴き、謝罪の言葉を述べれば日韓関係は新しい段階に踏み出すはずである。劇的に変わるはずである。
本音のところで韓国も、中国も日本と仲良くしたいのである。

天皇を政治に利用するなと言うご意見もあるが、むしろ逆であろう。世界が、いや少なくともアジア各国が日本の天皇の来訪を望んでいるのだ。
大アジア共同体の構築には是が非でも天皇の力が必要なのである。

あー、私は右翼になってしまったのか?いやそうではないのだ。目的は手段を正当化するのだ。アジアの平和に、そして世界の平和に一番役に立つのなら天皇とて道具になってもらおう。天皇も自ら道具になる事を望んでいるのである。
その平和の使者として伝書鳩が飛び立ったのである。小沢鳩である。