マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

まぼろしの国、契丹

2009年12月24日 05時57分45秒 | 古代史
シバちゃんのほうへ書くべき記事だが、あいにくシバちゃんは本日分を書いてしまった。今日はこちらで歴史のお話である。

前回、渤海はあまり知られていないと書いたが、契丹という国はさらに知られていない。渤海国の背中に張り付くように存在し、渤海が腐敗し勢力をなくすとそこへ進出し、遼という国を作ったのだ。WIKIには「契丹の元の言葉キタン(Qitan)とは鋼鉄の事である。契丹は民族の神話によると、白馬に乗ってきた神人と青い牛の牛車に乗ってきた天女が結婚して8人の子供をもうけた。これが後の契丹八部の祖先になったといわれる。この伝説は中国の歴史教科書にも紹介されている。

4世紀ごろからシラ・ムレン河(西遼河上流)上流に現れ、唐・突厥・高句麗に服属した。その後、ウイグル帝国・吐蕃帝国の崩壊、安史の乱による唐の弛緩などを機として独自の行動を取り始め、首長が可汗を名乗り始めた。

10世紀に耶律阿保機が登場し、八部を纏め、916年に唐滅亡後の混乱に乗じて自らの国を建て、国号を契丹とし、皇帝となった。契丹は勢力を拡大し、東の渤海を滅ぼし、西の烏古を滅ぼした。二代目耶律徳光は中国の騒乱に介入して燕雲十六州の割譲を受け、西の西夏・ウイグルを服属させた。」とあるように、中国の東北部から北京周辺までを勢力下に置いていたのである。
(WIKIから拝借)

日本以外では「キタイ」と呼ばれ、キャセイ航空はキタイのことである。
問題は「きったん」というのはどう考えても「キリシタン」としか思えないのである。また、チンギスカーンの参謀役となりモンゴル国を一流国にするのに知恵を出したと言われる耶律楚材は「や・そ」である。怪しいよね。

八切氏はこの契丹が日本へ渡来し天神さまになったと言っている。つまり梅鉢マークの菅原道真である。
「行きはよいよい、帰りはこわい」・・・のわらべ歌に出て来る天神さんは、一体なんだったんだろう。
天神さまはひょっとしたらキリシタンで、梅鉢マークは五亡星ではないか。

日本へ侵入した契丹人、つまりキリシタンは各地にこっそり教会を作り、こっそり子供の洗礼を行なっていた。そして菅原道真の没落と共にキリシタンは迫害され、各地にこっそり作られた天神さまは姿を消していった・・・・どうかな?
戦国時代にイエズス会が日本へやってきて瞬く間に信者を獲得したというが、言葉の問題をクリアーした上で、なおかつ信者を増やすというのは至難の技である。
つまり、10世紀ごろには日本にもキリスト教徒が入り込み、天神さんとして各地で布教活動し、仏教勢力に弾圧されていたのではないだろうか。
歴史的には抹殺されているが、契丹と日本の交流がなかったとは考えられないのである。