ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成21年版 情報通信白書

2010-02-23 11:57:07 | Weblog
図表3-1-4-1 日米における景気変動と実質情報化投資

ウィトラコメント: 25年間で日本は4回情報化投資が下がっているがアメリカでは1回しか下がっていないとしていますが、これは景気下降局面がアメリカには一回しか来なかったことが来なかったことが主な理由だと思います。多分リーマンショック以降はアメリカでも下がっているでしょう。しかし、アメリカでは情報化を強化して人員削減をするという傾向があるので、下げが少ないという事実はあると思います。

ニュース (2/23)

2010-02-23 11:42:36 | Weblog

■Qualcomm、モバイル・プラットフォームBrewにJava実行環境を統合

米Qualcommと米Oracleは米国時間2010年2月15日、Oracleが買収した米Sun Microsystemsの携帯電話向けJava実行環境「Sun Java Wireless Client」を、Qualcommのモバイル・プラットフォーム「Brew Mobile Platform(Brew MP)」に最適化したと発表した。QualcommはSun Java Wireless ClientをBrew MPに組み込んで提供する。Oracleによるカスタム・ツールや構成ツールも利用可能にする。

 ウィトラコメント: Qualcommは従来はJavaと対立する概念としてBrewを出していましたが、今回両方をサポートすることでこれを組み込んだ端末の世界は一気に広がることになりそうです。

■「Google Earth for Android」登場 音声検索に対応

「Google Earth for Android」は、Android 2.1の音声検索機能やスムーズな3D表示能力を生かしており、My Location機能も備える。

 

■イー・モバイルがエリア拡大、東京メトロのすべての駅で利用可能に

イー・モバイルが本日、同社の通信サービスを東京メトロ全線のすべての駅で利用できるようになったことを発表しました。

 

■相互運用可能なアプリ推進構想RCSの進展状況を発表

移動体通信業界団体のGSMA(GSM協会)は、相互運用可能なマルチメディア・アプリケーションを多様に提供する「リッチ・コミュニケーション・スイート(RCS)」構想の進展状況を明らかにした。

 

■インテルとノキアが携帯機器向けOSを統合、サポート体制の整備が今後の課題

米Intel社とフィンランドNokia社は、携帯機器向けオペレーティング・システム(OS)「Moblin」と「Maemo」を統合すると発表した。MoblinもMaemoも、Linuxを基にした携帯機器向けOSだ。

 ウィトラコメント: IntelとNokiaがLinuxで提携するとは面白いですね。時代の流れを感じます。Qtという開発環境が鍵のようです。NokiaはSymbianとLinuxの使い分けが難しくなる感じがします。

■【中国OSS】Android版Firefoxはリリース間近?

先月末にMozillaはFirefox for Nokiaを正式リリースし、すでにノキアN900、N810上で作動している。Windows Mobile向けのバージョンも非常に成熟しているが、現在はAndroid版の開発も本格化している。Fennec(モバイル版Firefox)プロジェクトの一員が明らかにしたところによると、Firefox for Androidの開発は順調で、ユーザー向けにリリースできるまでにそう長くはかからないであろうとのことであった。

 

■【JIC ミニアンケート】主に利用している携帯キャリア、3割が「au(KDDI)」

日常生活に欠かすことのできない携帯電話。電気通信事業者協会(TCA) の発表では、今年1月度の累計契約数は、「ドコモ」5,554万4,200件、「au(KDDI)」3,144万5,800件、「ソフトバンク」2,185万2,200件と、ドコモが2位の au(KDDI)に差をつけトップとなっているが、今回の調査で違いは見られるだろうか。

 

■国際電話の「0051」残します…公共性を重視

KDDIは20日、3月末で廃止を予定していた、「0051」でつながるオペレーターによる国際電話サービスを存続させる方針を固めた。

 ウィトラコメント: 総務大臣の圧力のような記事が出ていますが本当だと問題だと思います。

■NTTドコモ、T-01Aでも「110」に接続できない不具合--L-02Bに続き2件目

NTTドコモは2月18日、東芝製「docomo PRO series T-01A」の販売を一時見合わせると発表した。ソフトウェアの不具合によって、緊急通報用電話番号「110」「118」「119」に接続できないケースがあったためとしている。

 

■電子ごみ、新興国で深刻化 20年には2~18倍と、国連

中国やインド、南アフリカなどの新興国での、コンピューターや携帯電話などの「電子ごみ」の発生量が2020年までに現在の2~18倍に急増、ごみに含まれる有害物質による環境汚染が深刻化するとの調査報告を国連環境計画(UNEP)や国連大などのグループが23日までにまとめた。

 

■携帯電話のマネー機能が途上国で大活躍、庶民の味方に

給与の振り込みに家族への送金――銀行やATMの数が少ない途上国で、携帯電話が「個人銀行」として活躍している。

 ウィトラコメント: ノキア・マネーが有名ですがこの記事はGSMAのもののようです。これは世界に広がる仕組みになりそうです。

■移動・固定統合でNTTの「NGN」と差異化

KDDIの次世代ネットワーク構想の原点は,2005年に発表した「ウルトラ3G」である。2007年には,ウルトラ3G構想を基に,固定・移動・放送を融合した新サービス構想「FMBC」(fixed mobile and broadcasting convergence)を打ち出した。最近では,ウルトラ3GよりもFMBCが表に出てくる機会の方が多い。

 

■日本での発売は? 6.5はどうなる?――「Windows Phone 7」の疑問

Windows phone向けの新しいOSとして注目を集めている「Windows Phone 7 Series」。Microsoftのサービスの統合や、「ハブ」と呼ばれる新たなUIなど、これまでのWindows Mobileとはコンセプトが大きく異なる。Windows Phone 7の補足情報や疑問点などをマイクロソフトの越川氏に聞いた。

 

■「通信事業者と争うつもりはない」――グーグルのシュミットCEOが明言

米国GoogleのCEO、エリック・シュミット(Eric Schmidt)氏は2月16日、スペインのバルセロナで開催中された「Mobile World Congress」の基調講演において、通信事業者と競争する意志はないことを強調した。

 ウィトラコメント: Googleは携帯電話を出したり、光加入者を始めたりしていますが、これは本業の広告の将来方向を見極めるための手段だと思います。

 

■見えぬ「選択と集中」、迫る「タイムリミット」 ウィルコムは再生できるのか (1/2)

2月18日に会社更生法の適用を東京地裁に申請したウィルコム。国内第4位のモバイル通信事業者の今後どうなるのか、そして再建への取り組みは成功するかを考えてみる。